GAME
試合結果
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選手交代
59分
鳥海 芳樹→ 長谷川 元希
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73分
遠藤 保仁→ 鹿沼 直生
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72分
ウィリアン リラ→ 有田 光希
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73分
大津 祐樹→ 金子 翔太
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72分
野澤 英之→ 山田 陸
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84分
ルキアン→ ファビアン ゴンザレス
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81分
野津田 岳人→ 須貝 英大
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90分+2
小川 大貴→ 伊藤 槙人
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警告・退場
23分
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50分
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スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 36
三浦 龍輝 |
DF 23
関口 正大
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DF 3
大井 健太郎
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DF 30
浦上 仁騎 |
DF 5
小川 大貴
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DF 40
メンデス
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DF 38
山本 義道
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DF 17
荒木 翔 |
MF 10
山田 大記
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MF 8
新井 涼平 |
MF 14
松本 昌也 |
MF 6
野澤 英之
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MF 17
鈴木 雄斗
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MF 16
野津田 岳人
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MF 23
山本 康裕
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FW 18
鳥海 芳樹 |
MF 50
遠藤 保仁 |
FW 39
泉澤 仁
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FW 4
大津 祐樹
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FW 10
ウィリアン リラ |
FW 11
ルキアン
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サブメンバー
GK 31
岡西 宏祐
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GK 1
八田 直樹 |
DF 3
小柳 達司 |
DF 6
伊藤 槙人 |
DF 2
須貝 英大 |
MF 2
今野 泰幸
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MF 24
山田 陸 |
MF 8
大森 晃太郎 |
MF 41
長谷川 元希
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MF 28
鹿沼 直生
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FW 25
パウロ バイヤ |
MF 40
金子 翔太 |
FW 11
有田 光希 |
FW 29
ファビアン ゴンザレス
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監督
伊藤 彰 | 鈴木 政一 |
試合総評
明治安田生命J2第24節 『 甲府 2-2 磐田 』
『ホームでの強さを見せた甲府!難敵磐田相手に後半終了間際の同点ゴールでドロー決着!』
東京オリンピックによる中断が明けて最初の試合となったJ2リーグ第24節。甲府はリーグ2位の磐田をホームに迎えての試合となった。
中断期間を挟んでいるものの甲府は現在4連勝中。昇格圏内の磐田とは勝ち点差5ということもあり、中断前そのままの勢いで勝利をもぎ取れば、一気に昇格県内との差が縮まる大事な試合である。
直接対決では直近8試合で勝ちが無い甲府だが、夏季限定の黒のユニホームを身に纏い上位進出を狙う。
試合序盤は甲府がボールをキープする時間が続くも、磐田は先制ゴールでその流れを断ち切る。後半開始直後に一旦は同点に追いつくがすぐさま磐田の大津選手によるスーパーゴールで追いかける展開となってしまう。
磐田の個の力を前に苦戦を強いられる甲府イレブン。このまま試合終了かと思われた矢先にメンデス選手の執念の同点ゴールでお互いに勝ち点1を分け合う結果となった。
5連勝とはならなかったが強敵磐田を相手に気持ちで勝った甲府がホームでの強さを見せた試合となった。今節を振り返る。
オリンピックが終わり熱狂も冷めやらぬ中、中断明けの最初の試合となった第24節。5位の甲府は昇格圏内である2位磐田をホームに迎えての試合となった。
試合開始前のVF甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手、DF:メンデス選手、新井選手、浦上選手、WB:荒木選手、関口選手、ボランチ:野津田選手、野澤英之選手、シャドー:泉澤選手、鳥海選手、トップ:ウィリアン リラ選手。
磐田は中断前の試合は敗戦となっており、2試合連続複数失点と守備に不安を抱えているが、爆発的な攻撃力を持ったチーム。特にJ2得点ランクTOPのルキアン選手には気を付けたい。
そして甲府は4連勝中。今日勝てば9シーズンぶりの5連勝となる。中断を挟んでいるものの、勢いは十分。
現在磐田との勝ち点差はわずか5。それだけにこの試合に勝って昇格県内との差を縮めたいところ。今節は中断による休息と夏季限定の黒と黄色のユニホームを身に纏いフレッシュな気持ちで試合に臨む。
《前半》
磐田ボールでキックオフ。試合開始直後は磐田が甲府ゴール前までボールを運ぶシーンが目立ったが、前半7分に少し距離のあるところから鳥海選手が強烈なミドルシュートを放つと、それに呼応して甲府イレブンがペースを握りだす。
鳥海選手がいい位置でボールをもらいスムーズな攻撃を生み出していたが、最後のクオリティが足らずなかなかシュートまで持っていけない。
攻めあぐねる甲府に対して、逆に磐田の遠藤選手のスルーパスからピンチを迎えるシーンが増える。
そして前半37分、磐田のスローインからペナルティエリア内のルキアン選手が反転するとグラウンダーのクロスに松本選手が押し込み先制点を奪われる。
その後は磐田が完全に流れを掴んでしまい、前半は0-1で折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
暑い中、これだけ多くのファン・サポーターの皆様にご来場いただいて、最後の最後にメンデスのゴールを後押し頂いてとても嬉しく思っています。ただ、勝ち点3をプレゼントしたかったところを勝ち点1になってしまったこと、我々も悔しいですし、ファン・サポーターの皆様も悔しい思いをしてると思います。また次も一緒に戦って勝てるように頑張ります。
内容は、磐田のボールを保持する能力、ルキアン選手の強さ、遠藤選手のゲームコントロールなど個の能力とチーム力は素晴らしかったなと思います。その中、セットプレーで得点を奪われたことと、前半の最初に左サイドをルキアン選手に突破されてクロスを上げられ、そして逆サイドで詰められたこと。我々も逆のウイングバックが入ってくることはケアをしていたのですが、1つ相手が上手だったのかなと思います。前半をリードされたことにより、ハーフタイムには「プレッシャーを掛ける」「1つ1つのプレーの強度を上げる」ことを伝えました。それにより後半に入って選手がギアを上げて同点に追いついたことは良かったと思います。しかしその後のセットプレーでニアをケアしていたがフリックからこぼれ球を決められました。ここは「ニアをやられないこと」「クリアをはっきりすること」「シュートブロックのところで正面に出ていくこと」この3つが出来ずに失点をしてしまったので、選手たちと改善していかないといけないと思います。
アディショナルタイムにセットプレーで追いつけたことは素晴らしかったです。選手たちが頑張ってやったことによって勝ち点1に繋がったと思います。追いかける立ち場なので、満足できる勝ち点1は無いですけど、頑張ってくれた成果だと思います。磐田がリーグの中でも強いチームということはわかっているので、そこに勝ち点1を取れたこと、これは誇りを持って良いことです。次に勝ち点3を取ることでまた上位に食らいついていけると思いますので、しっかり準備していきたいと思います。
Q:相手の能力が高いので、先制点の重みがあったゲームだったと思うのですが、先制点を取られたこと含めて、ゲームの流れはどう見ていますか?
A:先制点を取られ、その後も前半少し押されましたがそこを凌いでハーフタイムに入ったこと、これはすごく良かったと思います。もしかしたらもう1点取られていたら違う試合結果になっていたかもしれないですし、そこを体を張って、特に河田中心に前半は1点に抑えたこと、ここが勝ち点1を拾えたことに繋がったと思います。やはり、先に点を取って追加点という青写真は描いていましたけど、取られた後の最初の入り、そこからパワーを持っていけたこと、これはすごく良かったと思います。その後セットプレーで取られましたけど、セットプレーで取り返したこと、それは今シーズンやってきた中で力が付いてきたのかなと思います。
Q:後半山田選手、有田選手を入れたところで3-5-2、アンカー山田選手というイメージだったと思いますが、そこの狙いとイメージを教えてください。
A:飲水タイムの時に、そのまま英(野澤英)をアンカーにして、仁(泉澤)を少し中に入れてプレーさせたというのもあるのですが、基本的には3センターバックの左右のところにロックを入れながらボランチ脇のところで前向きを作って、外からの攻撃、あとは中央からの攻撃をライン間でやりたいなというところがあったので、それで少し落ち着いてボールを動かせていたのかなと思います。ただ、最後のラインブレイクするところのクオリティ、ラストパスであったりファーストタッチで抜け出すところだったり、ここはやはり個の能力とチーム力を上げていかないといけないと思います。
Q:前半に決定機を作られたところ、リラがファールかなと思ったところがノーファールで一瞬止まってしまったり、1本浮いたパスで周りが見た瞬間にやられたり、このあたりは監督から見ていかがですか?
A:前半は少し重かったというか、3週間明けのコンディションやメンタル、今までの連戦のアラート感などゲームに向けての色々なものが少し欠けていたかなと思います。3週間のトレーニングは一生懸命やっていましたので、そういう気は無かったと思いますが、試合に入ってみて体の重さや一歩踏み出せないところだったりとか、相手の個の能力や強さで少し後手になってしまった。それこそ、遠藤選手がボールを持っているときに時間を止められて空間を使われて、我々は目線をそこに変えられて、そこで相手に起点を作られたり、ルキアン選手はスリーバックの脇にランニングして1回起点を作るなど、そういうところで我々の目線がそこに集中してしまったところは前半すごくあったと思います。だからこそウイングバックのプレッシャーを懸けるところが一歩か二歩遅かったかなと感じていますし、そのことによって後手になってしまったことは否めないかなと思います。
Q:今シーズン初出場した須貝選手に掛けた言葉と期待したプレー、評価を聞かせてください。
A:英大(須貝)に関しては昨年特別指定で2試合出ていて、良いプレーをしていました。今シーズン怪我で離脱をしている中で、夏場までしっかりコンディションを作りながらようやく練習試合を経て、体やプレーが上がってきたと思います。今日はファビアンゴンザレス選手やルキアン選手などの強い速い選手を目の当たりにして、自分の中の物差しで測れたゲームになったと思います。落ち着いて入っていましたし、彼の献身的なプレーを残り15分でやってくれていたので、良かったと思います。
Q:以前から昇格争いの相手に勝ち点3を取れていないが、足りないところや今後強化していきたいところを教えてください。
A:押し込んだ時のクオリティ、特にディフェンスラインの前でのフィニッシャーとして足を振る能力、決定力、これらは個の能力を上げていかないといけないと思いますけど、グループで作り出さなきゃいけないところもあると思います。あとは臆することなく攻撃的に最初から行くということも、チームとして重要になると思います。我々はまだまだ若いチームですので、最初の15分はもっとアグレッシブに行って先制点を取る、こういう作業を残り18試合でやっていきたいと思います。先制点を取ることによって自分たちの勝ちに繋がっていくと思います。今日は試合巧者の磐田に時間を操作されたというか、前半は我々がボールを持っていてもコントロールされているところがありました。後半に入ってそこを破る動きが我々も出来てきたので、前半からそういう動きが出来れば良かったかなと思います。
Q:リーグが再開するにあたって、目標を監督から選手に伝えましたか?
A:(今日の試合前まで)昇格圏まで勝ち点差5にいるチャンスをものにしなければならない。今日のゲームはそういう意味では勝ち点6ゲーム。お互いに勝ち点を失いたくないゲームでした。3週間の中で「あと19試合ある」では無くて、「もう19試合しか無いぞ」と伝え、そこに向けて勝ち点を稼ぐ気持ちの部分を選手と確認しました。ちょっとした隙でやられるところがあるので、そこを無くしていく、90分間アラートに進めて行くことが今後重要だと思います。
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