GAME
試合結果
松本山雅FC
試合終了
3-3
ヴァンフォーレ甲府
8分 鈴木 国友 64分 鈴木 国友 82分 鈴木 国友 |
1 | 前半 | 3 |
16分 長谷川 元希 35分 長谷川 元希 39分 メンデス |
2 | 後半 | 0 |
選手交代
31分
篠原 弘次郎→ 野々村 鷹人
|
68分
鳥海 芳樹→ 有田 光希
|
46分
横山 歩夢→ 阪野 豊史
|
68分
長谷川 元希→ 山田 陸
|
81分
外山 凌→ 表原 玄太
|
78分
野津田 岳人→ 野澤 英之
|
81分
河合 秀人→ 米原 秀亮
|
86分
泉澤 仁→ 金井 貢史
|
86分
中村 亮太朗→ 浦上 仁騎
|
警告・退場
18分
新井 涼平 |
|
90分+1
野澤 英之 |
スターティングメンバー
GK 1
圍 謙太朗 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 33
大野 佑哉 |
DF 23
関口 正大 |
DF 6
篠原 弘次郎 |
DF 8
新井 涼平 |
DF 13
橋内 優也 |
DF 40
メンデス |
DF 27
下川 陽太 |
DF 17
荒木 翔 |
MF 8
河合 秀人 |
MF 4
山本 英臣 |
MF 5
前 貴之 |
MF 15
中村 亮太朗 |
MF 38
佐藤 和弘 |
MF 16
野津田 岳人 |
MF 23
外山 凌 |
FW 41
長谷川 元希 |
FW 32
横山 歩夢 |
FW 18
鳥海 芳樹 |
FW 14
鈴木 国友 |
FW 39
泉澤 仁 |
サブメンバー
GK 16
村山 智彦 |
GK 21
小泉 勇人 |
DF 44
野々村 鷹人 |
DF 30
浦上 仁騎 |
DF 37
宮部 大己 |
MF 27
小林 岩魚 |
MF 17
表原 玄太 |
MF 5
金井 貢史 |
MF 22
米原 秀亮 |
MF 24
山田 陸 |
MF 28
小手川 宏基 |
MF 6
野澤 英之 |
FW 11
阪野 豊史 |
FW 11
有田 光希 |
監督
柴田 峡 | 伊藤 彰 |
試合総評
明治安田生命J2第8節 『 松本 3-3 甲府 』
『長谷川がプロ初ゴールを含む2ゴールも白熱の甲信ダービーは痛み分け』
前節連敗はストップとなったものの直近3試合は勝ちから遠ざかっている甲府は、アウェイで松本と対戦。
松本との過去の対戦ではいい結果を得られていない甲府だが今節の甲信ダービーはどうなるのか。見応えのある試合を期待したい。
甲府はお馴染みのシステムの中、1TOPには大卒ルーキーの鳥海選手が初先発となり、ゼロトップのような起用法となった。
前半開始からお互い見せ場を作る試合となったが、一瞬の隙から松本が先制点。甲府としては苦しい展開となった。
しかし今日の甲府イレブンは落ち着いていた。失点から8分後、得意のCKからこぼれ球に長谷川選手が反応し、見事なプロ初ゴールを飾った。同点に追いついた甲府はそのまま前半はペースを握り続け、35分には長谷川選手が今日2点目となるヘディング弾で逆転、さらに長谷川選手のCKをメンデス選手がゴール。大卒ルーキー長谷川選手が全得点に絡み、前半を3−1で折り返す見事な試合運びを見せた。
後半に入ると松本がペースを上げてくる。甲府DF陣も耐えていたが、途中で力尽きたか、64分、82分と失点し同点に追い付かれてしまう。そのまま試合終了のホイッスルが鳴った。
甲府としては前半で逆転に成功しただけに非常に悔やまれる結果となった。白熱の甲信ダービーを振り返る。
2021シーズンの第8節は甲信ダービー。VF甲府は松本山雅のホーム・サンプロアルウィンに乗り込んだ。
現在VF甲府は、3連勝後に3連続勝利なしと勝ち点3からは遠ざかってリーグ6位。一方対戦相手の松本は現在リーグ20位と下位に甘んじているものの、対甲府戦での成績で見れば過去6勝2分1敗と大きく勝ち越しており、「甲府には勝てる」と意気込んでいる。
試合前の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:岡西選手、DF:メンデス選手、山本選手、新井選手、WB:荒木選手、関口選手、ボランチ:中村選手、野津田選手、シャドー:泉澤選手、長谷川選手、トップ:鳥海選手の布陣で松本を迎え撃つ。
甲府はここ3試合は試合の流れを握っているものの勝きれず、フラストレーションの溜まる結果となっているが、あとは決定力が求められる。今節では大卒ルーキーの関口選手、長谷川選手、鳥海選手が揃ってスタメン起用となった。長谷川選手、鳥海選手には自ら決めに行くアグレッシブさを期待したいし、仕掛けられる関口選手には右サイドから松本の守備を切り崩して決定機に絡んでもらいたい。
隣接県の一騎打ち、さらにミラーゲーム予想で激しい試合展開になると思われるが、VF甲府としてはリーグを引っ張る新潟、琉球に離されないためにも勝ち点3が欲しい。また3試合ぶりの勝利と、ここで松本の鼻っ柱をへし折っておきたいところだ。
《前半》
甲府ボールでキックオフ。
試合が動いたのは開始8分。セットプレーからの流れで左サイドに開いた外山選手からゴール前に精度の高いクロスを入れられ、ゴール右手前に詰めていた鈴木選手にヘディングで合わされてしまった。メンデス選手が寄せていただけにクリアしたかった。
試合開始早々は地に足がついておらず、パスが繋がらない状況だった甲府。だが先制されたことで逆に冷静になったのか、相手へのフォアチェックでボールを保持する場面が増え、パスが繋がるようになってきた。
そして前半16分に右CKから甲府に同点弾が生まれる。ゴール正面へのクロスはGK圍選手にパンチングではじき出されるも、こぼれ球をゴール左手前で奪った長谷川選手が右足を振り抜きゴール右上に決めた。長谷川選手はボールが浮かないように落ち着いて決めたゴールだった。
その後は完全に甲府が試合のペースを握り、チャンスを量産。
前半35分、中村選手がペナルティエリア右手前から逆サイドに入れたクロスを荒木選手がゴール右に折り返し、これに反応して前線に走りこんだ長谷川選手がフリーでヘディング。これも地面にたたきつけるヘディングで、その得点能力の高さを伺わせるものだった。
さらに39分には左CKからゴールニアでメンデス選手がヘディングで合わせて3点目。松本を突き放す。
前線の鳥海選手、泉澤選手、長谷川選手の距離感もよく、その後も相手ゴールに迫る場面が見られたが追加点には至らず。そのままアディショナルタイム3分も攻め続け、前半を1-3と2点リードで折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:伊藤彰監督
足元が悪い中、多くのファン・サポーターが応援に駆け付けてくれたことに感謝します。最後勝ち点1に終わってしまったこと、責任を感じています。ファン・サポーターの皆さんに申し訳なく思います。先制点を取られたけれどセットプレーから点を取れたこと2点差をつけてしっかり後半に入ろうとした。ボールを握れていたが速い攻撃に対してセカンドボールを弾けなかった。クロス対応でパワーが出なかった。選手を代えながらやったがタイミング悪く失点した。最後クロスへのプレッシャーの甘さ、逆サイドの戻りが遅かった。2点差で勝っていることに対する隙、我々はもっと試合巧者にならないといけない。中3日で相模原戦があるので下を向くことなく準備したい。
■質疑応答
■後半松本が3-5-2でアンカーを置いてきたことについてプレスに行き切れなかったところは?
プレッシャーの掛け方、アンカーの選手に対して甘くなったところはあると思う。サイドから出てくるボールへの掴みが後手になったところ、もう少しパワーを持って入らないといけない。
■2ゴール1アシストの長谷川選手への評価は?
前半パーフェクトな戦い方をしてくれたが、後半動きが減った。裏に飛び出す動きが減った。
■ゴールを奪っても勝ち点3を取れない。次に向けて強調することは?
逆転したことは評価するが、失点しないこと。取り切れずに同点に追い付かれたことは反省材料。チームがバラバラになってはいけない。相模原戦は一つになって戦わないといけないと思います。
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