GAME
試合結果
選手交代
46分
忽那 喬司→ 内田 健太
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70分
有田 光希→ 三平 和司
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75分
川村 拓夢→ 小暮 大器
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70分
中村 亮太朗→ 山田 陸
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82分
吉田 眞紀人→ 西田 剛
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87分
泉澤 仁→ 鳥海 芳樹
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82分
近藤 貴司→ 山瀬 功治
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90分+6
野津田 岳人→ 浦上 仁騎
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90分+3
田中 裕人→ 池田 樹雷人
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警告・退場
スターティングメンバー
GK 37
秋元 陽太 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 20
茂木 力也 |
DF 23
関口 正大 |
DF 3
西岡 大志 |
DF 3
小柳 達司 |
DF 2
浦田 延尚 |
DF 40
メンデス |
DF 5
前野 貴徳 |
DF 17
荒木 翔 |
MF 8
川村 拓夢 |
MF 8
新井 涼平 |
MF 9
前田 凌佑 |
MF 6
野澤 英之 |
MF 16
田中 裕人 |
MF 15
中村 亮太朗 |
MF 19
忽那 喬司 |
FW 16
野津田 岳人 |
FW 11
近藤 貴司 |
FW 39
泉澤 仁 |
FW 14
吉田 眞紀人 |
FW 11
有田 光希 |
サブメンバー
GK 1
岡本 昌弘 |
GK 1
河田 晃兵 |
DF 4
池田 樹雷人 |
DF 22
野澤 陸 |
DF 39
内田 健太 |
DF 30
浦上 仁騎 |
MF 6
小暮 大器 |
MF 24
山田 陸 |
MF 33
山瀬 功治 |
FW 18
鳥海 芳樹 |
MF 41
森谷 賢太郎 |
FW 19
宮崎 純真 |
FW 18
西田 剛 |
FW 9
三平 和司 |
監督
和泉 茂徳 | 伊藤 彰 |
試合総評
明治安田生命J2第4節 『 愛媛 0-1 甲府 』
『中村選手今シーズン2点目のゴールを堅守で守り切り、甲府は3連勝!』
J2リーグ第4節で甲府は3連勝をかけてアウェイで愛媛と対戦した。
甲府はお馴染みの3-4-2-1のシステムで3TOPには有田選手、泉澤選手、野澤英選手がスタメンに名を連ねた。
試合前の雨の影響で非常にスリッピーなピッチ状態の中、試合の流れを掴んだのは今シーズン初勝利を狙うホームの愛媛だった。愛媛のテンポの良いパス回しとコンパクトな守備に甲府はチャンスを作れず嫌な流れが続く中、GK岡西選手を中心に甲府守備陣が奮闘。主導権は握られていたものの相手にビッグチャンスはあまり作らせなかった。そして少ない攻撃の中から得意のCKで中村選手の先制点。前半は内容では相手に圧倒されたもののわずかなチャンスをものにした甲府が結果的にリードして折り返した。
前半と打って変わって後半に入ると甲府がゲームを支配する。しかし多くの決定機を迎えるも、愛媛DFにギリギリで防がれ追加点は取れず、試合終盤愛媛のパワープレイをなんとか凌ぎ切った甲府が1点を守り切り3連勝を達成した。
試合巧者ぶりを見せた今節を振り返る。
前節の栃木戦では、今シーズン初となるホーム戦を2-1で勝利し、2勝1分けと順調な開幕スタートを切ったVF甲府。第4節は今季まだ勝利がない愛媛との対戦となり、雨上がりのニンジニアスタジアムに乗り込んだ。
前節は3-1-4-2のフォーメーション、3ボランチ体制で挑み、メンデス選手と野澤英之選手のゴールで先制。後半1点返されるものの要所を締めて勝ち切ったが、今節は戦いなれた3-4-2-1のフォーメーションに戻して愛媛戦に挑む。
試合前の予想フォーメーションはGK:岡西選手。CB:メンデス選手、新井選手、小柳選手。ボランチ:中村選手、野津田選手。WB:荒木選手、関口選手。シャドー:泉澤選手、野澤英之選手。ワントップには有田選手の布陣。
愛媛を古巣とする有田選手の試合前コメントでは「ここまでゴールがないのは、愛媛戦で決めるため」と、愛媛戦での初ゴールににかける思いは強い。
すでに前日の試合で新潟と琉球は4連勝で勝ち点12。まだ序盤とはいえ離されて良いわけではない。目の前の一戦一戦を勝ち切り、3連勝を狙いたい。
《前半》
甲府のキックオフで試合開始。
試合開始直後、気合十分の有田選手がペナルティエリア右からミドルシュートを放つものの、その後、甲府らしさはなかった。
愛媛の積極的なプレッシングで最終ラインが下がり気味に。さらにボールを奪っても中央を絞った愛媛の守備の前にボールが繋がらず、縦パスもブロックされて攻撃の芽が出ない。
なかなかボールを奪いにいけず、焦れずに耐えながら無失点でゲームを進めた。
対する愛媛はパスも繋がり甲府陣内に押し込む展開。何度かゴール前で危ないシーンを作られる。
前半25分、ペナルティエリア左手前から忽那選手がゴール前に入れたパスに、田中選手がフリーの状態で頭で合わせようとするもミートせず。さらに前半30分には忽那選手にドリブルで持ち込まれ、最後はゴール左手前で近藤選手にシュートを放たれるも、GK岡西選手のファインセーブで食い止めた。
ここまで全く攻撃の機会がなかった甲府だったが、前半40分にワンチャンスをものにする。
泉澤選手のドリブル突破から得た左CK。キッカーは荒木選手。ニアに入れたクロスを新井選手が頭で後ろにそらし、これが相手に当たってこぼれ球に。これに反応した関口選手がミドルシュートを放つと、それをゴール手前にいた中村選手が角度を変えてネットに流し込んだ。
試合の流れを掴んでいたのは愛媛だったが、ワンチャンスを決めきったのは甲府だった。
その後も試合は愛媛ペースで進むが、甲府のパスも繋がり始め、少しづつ攻撃の形も見えてきた中で前半終了のホイッスルとなった。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:伊藤彰監督
愛媛まで駆け付けてくれたファン・サポーターの皆さんの後押しに感謝しています。勝ち点3をプレゼントできてよかったです。前半は相手の勢いというか、やろうとすること、守備のプレッシャーが噛み合わなかった。川村拓夢選手に浮いたポジションを取られてそこが気になってボランチ、SHにプレッシャーが行けなかった。そのなかでセットプレーから点を取れたことは素晴らしかった。途中オーガナイズを変えながら落ち着いて入ろうとしていた。HTを含めて相手が最初の15分間来るプレスの背中を取れた。2点目を取れなかったことで最後まで厳しいゲームになった。何回か追加点のチャンスがあったが、決めないといけない。勝ち点3を取れたことはよかった。最後まで選手は粘り強く戦ってくれた。
■質疑応答
■前半苦しい中でもセットプレーから点を取って勝ち切れたことは大きいですね。
こういう苦しい試合でセットプレー1本で1-0で勝つことは素晴らしい。
■セットプレーから点を取れている理由は?
スタッフがしっかり準備してくれていることが一つ。それ以上にCKを取れていることに目を向けないといけない。そこまで行くことができている経緯がある。思い切ったプレーが多く見られるからCKから点を取れているところがあると思う。
■後半チームとして戦い方を整理できたと思います。ハーフタイムはどんな指示を出しましたか?
右サイドハッキリさせる。そこに対する相手の左のプレッシャーが速い。オーガナイズを組んで左の泉澤仁選手と荒木翔選手のところで数的優位を使える。そこからの攻撃は前半と変わっていた。そこを意識して左からのクロスや攻撃が増えた。
■ここまで4試合で勝ち点10ですが、振り返ってどんなことをもいますか?
栃木や大宮などタイプが違うチームにしっかり対応できた。勝ち点は取れているがやりたいサッカーの半分くらいしか出せていない。そこを押し出せるようにトライ&エラーをやりながらやっていきたい。
■無失点の守備について?
前半ラインが下がってしまった点があるが、変化に対応する選手の反応はよかった。
■やりたいサッカーの残り半分とは?
ボールを保持して厳しいところにボールを入れて行くところが足りない。
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