試合速報

2021明治安田生命J2リーグ 第3節

試合開始日時 2021年03月14日(日)  14:03
天候 晴、中風
試合会場 JIT リサイクルインク スタジアム
ピッチ 全面良芝
入場者数 5,146人
気温/湿度 21.5℃/20.0%
主審 大坪 博和 副審 山際 将史
副審 山村 将弘 第4の審判 塚田 健太

27

ヴァンフォーレ甲府

試合終了

2 0 前半 0 1
2 後半 1

21

栃木SC

50分 メンデス
55分 泉澤 仁
得点
68分 森 俊貴
6 シュート 5
7 ゴールキック 9
5 コーナーキック 3
12 直接フリーキック 10
2 間接フリーキック 0
2 オフサイド 0
0 PK 0
位置 番号 選手 SH メンバー 位置 番号 選手 SH
GK 31 岡西 宏祐 0 先発 GK 15 岡 大生 0
DF 23 関口 正大 0 DF 2 吉田 将也 0
DF 3 小柳 達司 0 DF 5 柳 育崇 1
DF 40 メンデス 1 DF 4 髙杉 亮太 0
DF 17 荒木 翔 1 DF 19 大島 康樹 0
MF 8 新井 涼平 0 MF 17 山本 廉 0
MF 15 中村 亮太朗 1 MF 25 佐藤 祥 0
MF 24 山田 陸 0 MF 14 西谷 優希 1
FW 16 野津田 岳人 0 MF 16 菊池 大介 0
FW 39 泉澤 仁 2 FW 29 矢野 貴章 1
FW 9 三平 和司 1 FW 11 ジュニーニョ 0
GK 1 河田 晃兵 0 控え GK 1 川田 修平 0
DF 30 浦上 仁騎 0 DF 22 小野寺 健也 0
DF 13 北谷 史孝 0 DF 26 面矢 行斗 0
MF 6 野澤 英之 0 MF 41 松本 凪生 1
FW 18 鳥海 芳樹 0 MF 10 森 俊貴 1
FW 19 宮崎 純真 0 MF 13 松岡 瑠夢 0
FW 11 有田 光希 0 FW 32 畑 潤基 0
伊藤 彰 監督 田坂 和昭
80分 泉澤 仁 → 宮崎 純真
90分+4 野津田 岳人 → 浦上 仁騎
交代
62分 大島 康樹 → 面矢 行斗
62分 ジュニーニョ → 畑 潤基
62分 菊池 大介 → 森 俊貴
73分 佐藤 祥 → 松本 凪生
86分 髙杉 亮太 → 小野寺 健也
51分 イエローカード メンデス
警告・退場
22分 イエローカード 大島 康樹

監督ハーフタイムコメント

・後半の入り、環境が変化するけど、慌てずリスクをなくしてプレーすること。

・自分でもう少しスペースにボールを運んでいこう。

・シュートの回数を増やすこと。局面のバトルで負けない。
みんなで勝とう!

試合終了後 監督記者会見

 ホーム開幕戦に5,000人を超えるファンサポーターの皆様に後押しをしていただき、勝ち点3を取れたことを嬉しく思っています。本当にありがとうございます。
 ゲームの中では栃木さんのロングボールや早い攻撃、前へのダイレクトプレーに対して、しっかりと対応しようということで、今日のゲームは「セカンドボールを奪ったチームが勝つ」ということを選手に言い聞かせながら準備してきました。その中で前半はセカンドボールを拾いながら攻撃で準備が出来たこと、サイドバックの裏を突くということ、これがすごく出来ていたと思います。相手が我々のオーガナイズに戸惑ったところがあると思うので、その辺が功を奏して前半は良いゲーム展開だったと思います。
 後半に風下となっても押し込める状況と、ロングボールに対してセカンドボールからセットプレーがしっかりと取れたこと、これは本当に素晴らしかったと思います。お互いにセットプレーから1点ずつ取りましたが、流れの中からも1点取った我々が勝利に繋がったと思います。
 準備してきたことを選手たちが素晴らしく最後まで遂行してくれたこと、最後の最後までパワープレーに反応してくれたこと、ここは1週間選手たちに言い続けてきた甲斐があったと思いますし、選手たちもすごく反応してくれて素晴らしいゲームだったと思います。次のアウェイ愛媛戦に向けてしっかりと準備をして、良い状態で戦いに向かいたいと思います。

Q:栃木戦ということで、ここ1週間はバトルの部分とセカンドボールの部分を強調していて、チームの目指す方向とは多少違う戦い方をしたと思います。こういう中でしっかりと勝ちに繋げられたところは監督としてどう受け止めていますか?
A:失点があったのでパーフェクトとは言えませんし、修正しなければならない。狙いを持って得点をしてきた栃木さんは去年から我々も苦戦していますし素晴らしいチームだと思います。我々も準備してきたバトルするところ、セカンドボールを拾うところ、相手を上回る運動量を出すところ、そういうところはある程度出せたかなと思います。最後のセットプレーや仁(泉澤)が点を取って2-0になった後のプレー、ここは反省しなければならないと思います。栃木さん相手だと2得点では危ないのでもう1点取らなければならない。最後まであきらめずに来るチームですから、その辺を我々も改善していかなければならないと思います。

Q:泉澤選手の2点目、早いタイミングで相手のサイドバックの背後を突いて、相手が跳ね返せないところに押し込んでいくという形をチームとしてやってきたと思うのですが、荒木選手がしっかりとセカンドボールを競って拾って繋いでゴールに繋がったというところは、監督はどう思われますか?
A:ある程度想定していた形だったと思います。前半から「相手のサイドのプレッシャーを掻い潜りながらサイドバックの裏を狙う」というのが前半からしっかりと出来ていたと思います。前半しっかりと点を取れていればもっと違うゲームになっていたのかなとも思います。そういう部分ではミドルシュートやゴール前での仁(泉澤)のヘディングシュート、さんぺー(三平)の抜け出しなどはすごく良く出来ていましたが、2-0になったときに受け身になってしまった。あれをやり続けていれば良かったかなと思います。準備してきたことが出来ていたので、その点に関してはすごく選手に満足しています。

Q:今シーズンの戦いは日本人で構成することも多いですが、チームとしてやるべきことを意識して出来ていることが3試合続いてきていると思うのですが、監督の目にはどう映っていますか?
A:本当に3試合とも我々のコンセプトの中でちょっと違ったエッセンスというのがあったと思います。千葉戦に比べて大宮戦の方がボールを繋げる状況が長かったですし、今回はその2試合以上に繋ぐことよりも相手のサイドバックの裏を狙うということが出来ていたと思いますし、守備のところに関しては集中力を保って全体が連動してやっていました。攻撃に関しても良いチャンスをたくさん作れていたので、そういう意味ではプラスアルファでこのクオリティともっと回数を増やすことが大事になってくると思います。

Q:ホーム初戦で勝利をサポーターの前で見せることが出来ましたが、これから先どういう戦いを見せていきたいですか?
A:この3試合で我々は変化に富んだ、いろいろなことに対して反応できる選手たちだと確信しました。様々なチームに対して様々な戦い方があると思いますけど、その中でしっかりとベースを持ちながら、ちょっとした変化を加えつつやっていきたいなと思います。

Q:今日の試合は今までとは違う戦い方、フォーメーションを変えるという戦い方をしてそこで2-1での勝利となりました。ベースがあった上で違う戦い方が出来たということは長いシーズンを見たときにこれは1つの武器・プラスアルファになると思うのですが、監督としてはどういうふうに捉えていますか?
A:仰る通りで、去年から作り上げてきたものに関してプラスアルファ出来たこと、このゲームに関しても対栃木さんということでしっかりと準備してきたことが相手にとっても嫌なことだったと思いますし、そういうところが良かったのかなと思います。分析スタッフ・選手たちの理解力が実った勝利だったと思います。

Q:ホーム開幕戦にたくさんの来場があったことについてどう思いますか?
A:嬉しい限りで我々のプレーを見て喜んでくれたり、楽しんでくれたり、そこを共有出来たりとか。勝利というものでもっともっと共有できるようにしたいですし、そこに尽きると思います。これから先、世の中の状況が変わって15,000人以上が入れるようなときに、皆様に来ていただけるよう、我々は毎日1戦1戦戦っていくしかないかなと思います。

Q:次回のホームゲーム、町田戦に向けて一言お願いします。
A:ホームでは絶対負けられない、しっかりと準備して勝ち点3を取れるように頑張っていきます。

Q:メンデス選手がゴールを決めたことに対しての評価と、ここまでセットプレーでゴールを取れていませんでしたがそのセットプレーで得点を取れたことに対しての評価はいかがでしょうか?
A:メンデスに関しては、ロングボールや空中戦に対する強さ、ここを押し出してもらいたいというのがあります。しかし千葉戦ではメンデスの背後でブワニカ選手にやられたことで彼はすごく悔しい思いをしたと思います。またセットプレーで惜しい場面も今まであったのですが取れていなかったことなど、この栃木戦に向けてすごく準備をしてくれたので今日1点取れたことによって彼もひと回り大きくなって、また次の試合でやってくれると思います。これだけロングボールがある中でメンデスがいるということはすごく心強いですし、バトルするところに関しては信用していますので、そこのところを押し出していってほしいと思います。まだまだビルドアップのところで難しいところもあるとは思いますけど、そこはトレーニングの中でやっていけばよいかなと思います。

Q:修正点もあると思いますけど、具体的に重点を置いて直したいところはどこですか?
A:まずはセカンドボールを奪った後のプレーです。しっかりとリカバリーできる事、早い攻撃に繋げられること、ここはもうちょっとやっていかないといけないと思います。あとはロングボールが多く前に強いチームということで、後ろからのビルドアップは回数は多く無かったと思いますが、相手が前線からプレッシャーに来ても剝がせるように、愛媛はそこからプレッシャーが来ますし崩しもありますので、前線からの守備とビルドアップをもう一回見つめ直して、今までやってきたことを呼び戻すということを1週間したいと思います。



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試合総評

明治安田生命J2第3節 『 甲府 2-1 栃木 』


『複数得点で2年ぶりのホーム開幕戦戦勝利!』
春の訪れを感じる強風の中、甲府はホーム開幕戦を迎えた。

前節の過去5試合負け無しの大宮とは打って変わり、今節は過去5試合勝ち無しと甲府にとって攻略が難しい栃木戦。

今節は球際の強さが鍵となる、セカンドボールをいかに拾えるかが勝敗の分け目になってくると伊藤監督は想定しフォーメーションを3-1-4-2と中を厚めの布陣を敷いての戦いとなった。

前半は風上スタートで、伊藤監督の企み通り甲府がセカンドボールを拾い前半のボール支配率は圧倒的に甲府が優勢だった。しかし攻撃のリズムが今一歩噛み合わず試合は折り返しとなる。

後半、風下になった甲府。立ち上がりは栃木のロングパスによる前線へのボール運びで防戦一方になってしまうものの、なんとか先制点を決めたい。そして後半5分、遂に試合が動いた。

野津田選手のコーナキックからメンデス選手が頭で合わせ古巣相手に先制ゴール。これがホームでの今シーズン初得点となった。さらに5分後、泉澤選手がゴールキーパーの位置をしっかりと確認し、ニアサイドへの技ありゴール。

連続得点を挙げた甲府は3点目を奪りに猛追をかけるが、風下と言うこともあり栃木のロングパスが上手くハマり出し1点を返されてしまう。

守りの時間が続くが、キーパー岡西選手のファインセーブもあり勝ち越しのままホーム開幕戦は幕を閉じた。

開幕戦勝利の今節を振り返っていこう。

◆ ◇ ◆

第3節の対戦相手は栃木。甲府は今シーズンホーム開幕戦となった。

前節見事な試合運びで2-0の完封勝利を収めた甲府。得点した2点は全てセットプレーによるものだった。今節は流れの中で得点が欲しいところ。さらに今節はホーム開幕戦である。とにかく勝利が欲しい。対する栃木は開幕から2連敗。未だノーゴールと振るわない結果となっているが、過去5試合甲府は栃木に勝っておらず、試合展開は予想ができない。

甲府は今回システムを変更。前線には2TOPを採用し少し重心を後ろに置くことによって栃木のストーミングを躱すような意図が見て取れた。2TOPには三平選手と泉澤選手がスタメンに抜擢。この2人がどんなコンビネーションを見せてくれるのか非常に楽しみなシステムである。

試合前の予想フォーメーションは3-1-4-2。GK:岡西選手。CB:小柳選手、新井選手、メンデス選手。WB:関口選手、荒木選手。センターはアンカーに山田選手を置いた中村選手と野津田選手の逆三角形となった。そしてFW:泉澤選手、三平選手。いつもと違う布陣で難敵栃木に挑む。

栃木は未だ勝利無し無得点なものの、前線からの積極的なプレーをしてくるため非常に厄介な対戦相手。甲府にとっても栃木は苦手意識のある相手だが、今日はホーム開幕戦であり、是が非でも勝利が欲しいところ。対栃木の新システムが身を結ぶかが勝利の鍵になるだろう。

前節に引き続き快勝で連勝を繋げたい。

《前半》
栃木ボールでキックオフ。非常に強い風が吹き荒れる中。甲府が風上、栃木が風下となった。

試合序盤から右サイドの関口選手を中心にチャンスを作る甲府。幾度となく相手の裏を取りクロスまで持っていくもののシュートに結びつかない展開が続く。

最初のチャンスは前半11分。得意のCK。キッカー野津田選手のボールをニアで三平選手が綺麗に合わせるが惜しくもキーパー正面。その後も甲府が主導権を握る展開が続くがゴールが遠い。期待の2TOPも良い距離感でプレーしているものの最後の場面でコンビーネーションが合わないシーンが目立った。

尚も攻め続ける甲府は前半26分。抜け出した関口選手の落としを中村選手がクロス。ゴール正面で待っていた泉澤選手がヘディングで合わせるも相手GKのファインセーブに阻まれた。これが前半で1番のチャンスであった。

一方の栃木は甲府DF陣の厚い壁に苦戦していたものの、試合が進むにつれてプレス強度が上がっていく。

前半終盤は膠着した試合展開となり、そのまま時間が過ぎて両者譲らず0−0で前半終了。

甲府はチャンスは多く作ったもののチャンスの質に関してはあまり高いものではなかった。慣れないシステムでもありハーフタイムでどのような修正をしてくるのか後半戦に期待が高まる。


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