GAME
試合結果
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選手交代
46分
橋爪 勇樹→ 荒木 翔
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46分
大野 佑哉→ 浦田 延尚
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46分
中山 陸→ 野澤 英之
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46分
久保田 和音→ 杉本 太郎
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79分
中村 亮太朗→ 太田 修介
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72分
阪野 豊史→ 山本 真希
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87分
中塩 大貴→ 宮崎 純真
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90分+3
高橋 諒→ 田中 隼磨
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警告・退場
45分+2
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32分
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スターティングメンバー
GK 31
岡西 宏祐
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GK 1
圍 謙太朗 |
DF 28
橋爪 勇樹 |
DF 33
大野 佑哉
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DF 3
小柳 達司
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DF 31
橋内 優也
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DF 20
中塩 大貴
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DF 43
常田 克人
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DF 39
内田 健太
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DF 42
高橋 諒
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MF 8
新井 涼平 |
MF 27
鈴木 雄斗
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MF 15
中村 亮太朗
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MF 17
塚川 孝輝
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MF 14
武田 将平
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MF 38
佐藤 和弘
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MF 7
中山 陸 |
MF 41
久保田 和音
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FW 16
松田 力
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FW 11
阪野 豊史
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FW 10
ドゥドゥ
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FW 10
セルジーニョ
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サブメンバー
GK 33
小泉 勇人 |
GK 16
村山 智彦
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DF 5
今津 佑太
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DF 2
浦田 延尚
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MF 21
荒木 翔
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DF 3
田中 隼磨 |
MF 24
山田 陸 |
MF 26
山本 真希 |
MF 6
野澤 英之
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MF 29
村越 凱光 |
FW 19
宮崎 純真 |
MF 8
杉本 太郎
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FW 18
太田 修介 |
MF 20
アルヴァロ ロドリゲス |
監督
伊藤 彰 | 柴田 峡 |
試合総評
明治安田生命J2第40節 『 甲府 0-1 松本 』
『白熱の甲信ダービー。チャンスを決めきれず宿敵松本に完封負け』
シーズン終盤9連戦の7試合目を迎える甲府はホームで相性の悪い宿敵松本との対戦となった。
本格的な冬の到来を感じさせる風が吹き荒れる中、隣接した県同士の対戦ということで多くのサポーターが山梨中銀スタジアムに駆けつけた。
スタメンには先日プロA契約を交わしたMF中山選手や今節で18試合連続出場となったFW松田選手らが名を連ねた。
前半開始早々から松本の積極的なプレスに甲府はミスが目立ち試合のペースを完全に握られてしまう展開となった。そして前半23分相手のショートコーナーから不意を突いたシュートにGK岡西選手が対応しきれず失点。
後半に入り選手交代も含めて攻勢に出る甲府だが前半と違いしっかりブロックを作った松本の守備陣を攻略できず後一歩のところで得点に結びつかなかった。
白熱の甲信ダービーとなった今節を振り返る。
≪前半≫
甲府のキックオフで試合開始。甲府は3-4-2-1のフォーメーションで、ワントップにドゥドゥ選手、3枚のCBの中央に新井選手、右WBには橋爪選手が入る。
試合は序盤からハイプレスと相手への早い寄せで松本が握り、甲府はDFラインが下がってしまったことで松本に押し込まれる場面が多くなる。
試合が動いたのは前半23分。左CKを得た松本。キッカーのセルジーニョ選手はショートコーナーを選択。ニアに居た佐藤選手とパス交換しペナルティエリア左からゴールニアにシュート性のクロスを入れる。これが直接ゴールに飛び、GK岡西選手がキャッチングに行くもボールをファンブル。こぼしたボールにネットを揺らされてしまった。
意表を突く形で先制を許してしまった甲府。その後松本に追いつこうとするものの、適度な距離を保つパス回しとハイプレスで甲府陣内に押し込んでくる松本の勢いを止められない。だが、そんな中でもトップに入ったドゥドゥ選手は果敢にゴールを狙っていた。
甲府の今節の初シュートは前半30分。相手DFのバックパスに反応したドゥドゥ選手がペナルティエリア内の右手前から相手GK圍選手の位置を見てゴール右を狙ってシュートを放つが枠を捉えられず。前半35分にも相手GK圍選手の位置を見て、ドゥドゥ選手がペナルティエリア手前からミドルシュートを放つも、バー直撃と惜しいものの決まらない。
だが前半で打てた甲府のシュートはこの2本のみ。あとは終始、松本に押し込まれる展開が続き、前半終了のホイッスルとなった。
1点ビハインドで前にボールを運べない甲府。この展開をどう立て直すのかが問われる後半に折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
寒い中、多くのファン・サポーターの皆様にお集まりいただきありがとうございます。昇格は無くなりましたけど、皆様の暖かい応援があるから戦えていると思いますので、今日は勝ち点3がお届けできなかったことを非常に申し訳なく思います。ゲーム内容としては、松本さんのプレッシャーの強さと速さに戸惑いがありました。まずはプレッシャーをはがす力をつけなければなりません。これは1つの目標であると思います。相手のオーガナイズの逆を取ることが前半から少しずつ出来ていましたけど、やはりボールを動かす勇気という部分、ポゼッションをするチームとしてはしっかりそこをやっていかなければいけない思います。
ただ、後半に入って少しオーガナイズを変えながら選手たちももう一回勇気を持ってボールを動かすことが出来て、何度かチャンスを作りましたけど、ゴールネットを揺らせなかった。次のゲームに向けて見つめ直しながら、良いところは伸ばし、反省するところは反省をしながら次のゲームに望みたいと思います。
また、ここで言うのはどうかなと思いますけど、レフェリーもチームもお互いに「クオリティの高いゲームが出来る」「満足いく内容でプレーできる」ことが望ましいと思いますので、来季に向けてレフェリングのところを考えていただきたいとも思いますし、我々としても向上していかなければならない部分だと思います、そうは言いましても、松本さんの素晴らしい「ファイトする強さ」というのを身に染みて感じましたし、松本さんから見れば勝利に値するゲームだったと思います。我々も負けずに次のゲームに向けて頑張っていきたいと思います。
Q:相手が前からプレッシャーをかけてきた中で、相手のプレスをはがしていくためにもっと突き詰めなければならないところを具体的に教えていただきますか?
A:プレッシャーを受けるポジショニング、パススピード、クオリティ、ファーストコントロール、ポジショニングを取る速さとかは、絶対上げていかなければならない。今日の前半はそこを目標にし、アンカーを作りながらプレッシャーに来るのを足を止めたりポジショニングを変えたりすることが出来なかったので、そこは残念でした。途中から3バックに変えて「ボールを引き出す」「相手のプレッシャーを引き出しながらも背中を取る」ということが出来ていたので、私が言う前者のところでボールを動かせる力を作っていきたいというところです。
Q:それはチームとして継続してやり込んで、自信をつけていくしかないのですか?
A:すごく出来ているときと、プレッシャーが激しい中で出来なかったとき、個人で1人外すということも必要になってくると思います。ただやはりそうではなくて、チームの誰が出ても「プレッシャーを回避できる立ち位置」であったり「技術力」「戦術的な頭の回転の速さ」「相手のプレッシャーの背中を取る」、これら1つ1つの判断のクオリティを上げていくことを引き続きやっていきたいと思います。
Q:相手が1週間空いている、こちらは中3日というところでの影響は感じていますか?
A:条件が違うことは致し方ないと思いますし、そこを言っていたらきりがないと思います。しかし、コンディションの部分であったりとか、中3日で出場しなければならない選手もいますので、やはり疲労度というのは少し影響があったのかなと思います。ただ、回避するためにターンオーバーを使ってゲームに望んでいるのでそれを言い訳にはできないと思います。
Q:後半相手を押し込むというのが出来ていたのは、前半と後半で何が変わって良くなったと思いますか?
A:厳しいところにボールを入れられるようになってきたこと。アンカーの脇のところにボールが入ってきたというのは押し返せた要素かなと思います。サイドのところでしっかり起点を作れた中で、くさびが入っていたり、そういうところで勇気をもってボールを動かすことは出来ていたで、後半は良かったと思います。しかし、得点が取れなかったこと、PKでもなんでもゴールネットを揺らせなかったので、結果というのを厳しく求めていきたいと思います。
Q:残り2試合、監督としてはどういうふうにやっていきたいと思いますか?
A:次の長崎戦で、位置的・数的優位を作りつつ、どこでプッシュアップするのか、どこで数的優位を作ってディフェンスラインの裏を取っていくのかというのをもう一回突き詰めて、「よりクオリティを高く」「よりアグレッシブに」「より速く」出来るように、残り2試合はそういうところをやっていきたいと思います。
Q:後半オーガナイズを変えて、立ち位置のイメージは3-5-2に近いような形でしたか?
A:3-4-3のボランチの立ち位置を変えたりとか、左のワイドに松田を入れていたので、松田をドゥドゥの近くにしました。右も少し形を変えながら制圧していこうというところはあったので、しっかりとそこでプレッシャーをかけられていました。右の荒木が途中から出てインスイングでカットインからの数的優位を作っていたところも意図するところだったので、そういう意味では選手たちは良くやってくれていたと思います。相手が3-4-3に変えた時もボランチの間に野澤を立たせて相手をロックしながら逆のホールを開かせていくというのも出来ていたので、最後はゴール前でその「壁をぶち破るクオリティ」と「足を振る勇気」と「ゴールを揺らす力と気持ち」というのを培っていかないといけないと思います。
Q:キーパーからビルドアップするときに、例えば最終ラインにボールが渡った瞬間に途中出場した荒木選手が走り込んだりとか、ボールが回ったときに太田選手も裏を取ろうとした動きが見られたのですが、なかなかその2人にボールが渡らなかったなと思いました。2人が途中出場するときに監督はどのような指示を送ったのでしょうか?
A:裏を突くことは指示に入っていましたし、そのタイミングが少しずれていたのかなと思います。ボールの受け手と出してのタイミングがずれていたので、ボール保持者のところで顔を前向きに出来た時の裏のランニングに対してのフィード、例えばそれが長かったのかとかそこは選手の判断だと思います。しかし、それをやろうというところはチームのベーシックとしてありますので、ランニングしないでボールが出てこなかったらそれは良くないことであって、ランニングしてるけどボールが出てこなかったというのはお互いのタイミング、あとはボール保持者がどうやってそこに勇気を持って正確にボールを出せるかというのが1つの問題ですので、そういうところを反省して振り返っていくべきところだと思います。
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