GAME
試合結果
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選手交代
65分
河野 孝汰→ 小松 蓮
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46分
橋爪 勇樹→ 内田 健太
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78分
池上 丈二→ 村田 和哉
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57分
ラファエル→ 金園 英学
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78分
清永 丈瑠→ 田中 パウロ淳一
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58分
山本 英臣→ 今津 佑太
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84分
高井 和馬→ 田中 陸
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70分
宮崎 純真→ 中山 陸
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70分
山田 陸→ 中村 亮太朗
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警告・退場
32分
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80分
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スターティングメンバー
GK 17
吉満 大介
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GK 31
岡西 宏祐
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DF 26
川井 歩 |
DF 28
橋爪 勇樹 |
DF 28
眞鍋 旭輝 |
DF 3
小柳 達司
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DF 3
ヘナン |
DF 20
中塩 大貴 |
MF 19
森 晃太
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DF 21
荒木 翔
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MF 6
高 宇洋
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MF 4
山本 英臣
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MF 10
池上 丈二
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MF 24
山田 陸 |
MF 20
清永 丈瑠 |
MF 14
武田 将平
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MF 11
高井 和馬
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FW 16
松田 力
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FW 38
河野 孝汰 |
FW 19
宮崎 純真 |
FW 9
イウリ
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FW 9
ラファエル |
サブメンバー
GK 33
山田 元気
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GK 33
小泉 勇人 |
DF 4
サンドロ
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DF 40
メンデス
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MF 5
佐藤 健太郎 |
DF 5
今津 佑太
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MF 29
田中 陸
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MF 39
内田 健太
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FW 8
村田 和哉 |
MF 15
中村 亮太朗
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FW 7
田中 パウロ淳一
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FW 7
中山 陸 |
FW 18
小松 蓮
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FW 17
金園 英学
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監督
霜田 正浩 | 伊藤 彰 |
試合総評
明治安田生命J2第38節 『 山口 0-2 甲府 』
『攻守共にかみ合った動きで勝ち取った勝ち点3!』
2020年もあっという間に残り1ヶ月をきり、いよいよJ1昇格レースにも熱を帯びてくる頃合いに差し掛かかってきた。
師走に入ってから初めての試合となるJ2リーグ第38節。甲府イレブンは敵地、維新みらいふスタジアムで山口を複数得点&クリーンシートで4試合ぶりの快勝をおさめた。
甲府は、2位に位置する北九州の結果によるが、引き分け以下で数字上の昇格は不可能となる今節。スターティングメンバーは前節より5人入れ替えのターンオーバーでDF中塩選手やMF宮崎選手の先発により、若手選手のアグレッシブな躍動が見られることを期待される一戦となった。
指揮官の期待に答えるべく、そしてこの過密スケジュールを戦い抜いてきたことから自信もついてきたことであろう、前半からMF宮崎選手が起点となるスピードとボールコントロールを活かした攻撃的なサッカーが展開され多くのチャンスが作られた。
前半はその多くのチャンスがあった中無失点に終わったものの、後半はMF武田選手と、MF中山の複数得点を守り切り勝ち点3を奪い取った。
若手選手の成長機会としても実りある一戦となった今節を振り返ってみよう。
9連戦の4戦目となる第38節。VF甲府は中2日で山口の維新みらいふスタジアムに乗り込んだ。
VF甲府は現在勝点58で5位。ここ3戦はドローで勝点が積み上げられず、J1昇格圏との勝点差は15と開き、少ないながらも望みをつなぐには「勝つ」しかない崖っぷちの状況。対する山口はリーグ22位と最下位に沈んでいるが、それだけに割り切って試合をしてくることも予想される。甲府としてはアラートを高めて相手の攻撃を防ぎ、先制して勝ち切る展開に持ち込みたい。
甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:岡西選手。CB:中塩選手、山本選手、小柳選手。ボランチ:武田選手、山田選手。WB:荒木選手、橋爪選手。シャドー:松田選手、宮崎選手。ワントップにはラファエル選手の布陣で山口戦に挑む。
注目は、今季初出場となる橋爪選手。怪我による長期離脱から復帰し、右WBポジションに入る。公式戦は1年以上ぶりになるが「5人の交代枠があるので前半で出し切る」と本人。ここまで出場できなかった悔しさを前面に出して、ハードワークで山口陣内に切り込んでもらいたい。
決定機は作るものの最後の部分が決めきれない甲府。前節ではクロスが入るもののニアにいなかったり、ゴール前のこぼれ球に詰め切れないといったちぐはぐな面が見えた。今節ではチームとしての連帯感や一体感といったものを発揮して勝利を掴んでもらいたい。
今節を含め残り6節。泣いても笑ってもVF甲府の勝ち点のMAXは76。引き分けさえも許されない状況で試合が始まる。
≪前半≫
山口のキックオフで試合開始。試合開始直後から甲府がパワーを持って入り、右WBに入った橋爪選手の働きも素晴らしく、序盤から甲府が決定機を生み出す。
前半1分。スローインからの流れで相手DFのクリアボールを高い位置で奪った武田選手からペナルティエリア右手前にパスが出る。これをクリアしようとした相手がトラップミスし、ボールを奪った橋爪選手がゴール右手前から右足を振り抜く。だがわずかにゴール左に外れる。
さらに直後の前半2分。自陣内でパスを受けた宮崎選手がドリブルで一気にペナルティエリアほぼ正面に侵入し、フリーで右足を振り抜くも枠を捉えられず。
試合開始直後で、相手も浮足立っている場面で決めきれなかった甲府。その後、山口のハイプレスも効き始め、お互いに得点チャンスを作る展開となった。
前半14分の山口。甲府選手のクリアボールが山口の選手に当たり、ペナルティエリア正面に流れる。これに反応した森選手にシュートを打たれるも枠に飛ばず。さらに前半16分、山田選手が味方に出したパスを森選手にカットされ、ゴール右正面からシュートを打たれてしまう。だがGK岡西選手が反応しクリア。危ないシーンが続く。
甲府は前半19分、右サイドの宮崎選手からサイドチェンジのパスを受けた橋爪選手が、相手DFとGKの間に精度の高い浮き球を供給。これに反応した松田選手がゴール右手前でボレーシュートを放つものの、GK吉満選手の左手にブロックされてしまい決めきれない。
その直後、甲府は前半最大のピンチを招く。ペナルティエリア右から森選手がゴールファーに入れたクロス。これを小柳選手がクリアミスし、背後に走りこんでいた河野選手にフリーでヘディングされてしまう。だがシュートコースに入っていたGK岡西選手がビッグセーブ。一つの守備のミスで失点につながりかねない危ないシーンだった。
飲水タイムが明けてからは、甲府はポジションチェンジを敢行。右WBに宮崎選手、橋爪選手が左シャドーポジションに。その後は両者拮抗した試合展開となり、ゴール前に詰め寄る回数が減る。
試合終了間際の前半45分+1分。甲府は右CKを得る。キッカーは荒木選手。ゴール正面へのクロスをラファエル選手がヘッドで後ろに流し、これに走りこんだのは武田選手。だがボールはゴール左に外れ、直後に前半終了のホイッスルとなった。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:伊藤彰監督
遠い中、駆け付けてくれたファン・サポーターに勝ち点3を目の前で見せることができて嬉しい。前半からゲームコントロールして入った。サイドバックの裏のスペースを突いていったが、クロスや最後合わせるところ決め切れなかった。前半も2~3本チャンスがあった。選手は落ち着いて戦ってくれた。橋爪は久々のゲーム。半分でもパワーを使ってくれればいいと思っていた。体力的にきつそうなところがあったし、最初チャンスがあって、起点となって次に繋がるプレーになった。
後半はもうひとつプランがあったが、変える必要がないと考えて後半に入った。そこでしっかり決められたことはよかった。中山もいいタイミングで飛び出してゴールを決めてくれた。連戦で足に張りが出ている選手が出てきたが、交代できたことで大事に至らず。2-0で締めることができてよかった。残り5試合、勝ち点15を目指していかないといけない。
■質疑応答
■先制点を振り返って下さい。
プレーアウトのところ充実してきた。後ろからしっかり入れて前に繋がった点だった。
■直近の2節はチャンスを作れても勝ち切れなかったですが、今節勝ち切った要因は?
前半2本チャンスがあった。そこは取らないといけない。ゲームを落ち着かせてネット揺らすことが大事。交代で入った中村もよくチェイシングしてくれた。中山も守備で貢献してくれた。2点目を取れたことでチームは楽になった。大仕事をしてくれた、
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