GAME
試合結果
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選手交代
64分
中山 陸→ 宮崎 純真
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65分
加藤 大樹→ 末吉 塁
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64分
ハーフナー マイク→ ラファエル
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65分
小松 駿太→ 本田 拓也
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77分
中村 亮太朗→ 山本 英臣
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76分
南 秀仁→ 前川 大河
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86分
荒木 翔→ メンデス
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76分
ヴィニシウス アラウージョ→ 大槻 周平
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84分
渡邊 凌磨→ 中村 充孝
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警告・退場
90分+2
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スターティングメンバー
GK 31
岡西 宏祐
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GK 42
藤嶋 栄介 |
DF 3
小柳 達司
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DF 6
山田 拓巳
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DF 5
今津 佑太
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DF 23
熊本 雄太 |
DF 20
中塩 大貴 |
DF 5
野田 裕喜
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DF 39
内田 健太
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MF 20
加藤 大樹
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MF 21
荒木 翔
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MF 7
岡崎 建哉
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MF 15
中村 亮太朗
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MF 8
小松 駿太
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MF 14
武田 将平
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MF 19
松本 怜大
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FW 16
松田 力
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FW 40
渡邊 凌磨
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FW 7
中山 陸 |
FW 9
ヴィニシウス アラウージョ
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FW 44
ハーフナー マイク |
FW 18
南 秀仁 |
サブメンバー
GK 33
小泉 勇人 |
GK 30
佐藤 昭大
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DF 40
メンデス
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DF 31
半田 陸 |
DF 4
山本 英臣
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MF 10
中村 充孝
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MF 28
橋爪 勇樹 |
MF 14
本田 拓也 |
MF 32
入間川 景太 |
MF 25
末吉 塁
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FW 19
宮崎 純真 |
MF 50
前川 大河
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FW 9
ラファエル |
FW 13
大槻 周平
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監督
伊藤 彰 | 石丸 清隆 |
試合総評
明治安田生命J2第37節 『 甲府 0-0 山形 』
『終了間際の怒涛の攻撃も実らず。3試合連続のドロー。』
シーズン終盤の中、怪我人続出によりチームとしての総力が求められる甲府は前節よりスタメン5名を入れ替え、ホームで7位山形と対戦した。
トップにはFWハーフナー選手が17試合ぶりの先発となった。今シーズン未だノーゴールのFWハーフナー選手だが本来の力を発揮し怪我人多数の逆境を乗り越えられるか、真価が問われる試合となる。
前半からハイプレスで攻勢に出る甲府。特に右サイドMF荒木選手の積極的な攻撃参加、FW松田選手攻守に渡る活躍が目を引いた。しかし負けが許されない山形も早い攻撃で両者譲らない展開が続いた。
試合終盤DFメンデス選手を前線に置きパワープレーで怒涛の攻撃を見せる甲府。数多くのチャンスを作るも最後のクオリティが足りなかった。両者譲らずスコアレスドローとなった今節を振り返る。
9連戦の3戦目となる第37節。VF甲府はホーム・中銀スタジアムに山形を迎える。
VF甲府は現在勝点57で5位。ここ2戦は先制するも同点に持ち込まれ悔しいドローが続き、残り試合が少なくなるも昇格圏内チームとの勝ち点差が縮まっておらず勝ち続けるしかない状況だ。
甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:岡西選手。CB:中塩選手、今津選手、小柳選手。ボランチ:武田選手、中村選手。WB:内田選手、荒木選手。シャドー:中山選手、松田選手。ワントップはハーフナー・マイク選手。サブには今季初となる入間川選手も登録された。
今節もケガで戦線を離脱している選手が多いVF甲府だが、シーズンを通して行ってきたターンオーバーで経験を積んだ中塩選手、荒木選手、中村選手、武田選手、中山選手といった若手の試合勘・パワーとワントップに入ったマイク選手の高さを活かした攻撃に注目したい。
ここまで今シーズン13試合に出場するもまだノーゴールのマイク選手だが、時にチームプレー、時にアグレッシブに自らシュートを放つ姿が見たい。
また、守備面ではCBに入った今津選手に注目。山形の攻撃に対してどう立ち向かうかが問われる。
今節を含め残り7節。VF甲府の勝ち点はMAXで78。上位陣の勝敗も気になるが、上位陣が78に到達するまで、最後まであきらめないVF甲府の戦いが始まる。
≪前半≫
山形のキックオフで試合開始。試合は序盤から甲府がハイプレスで相手陣内に押し込み、甲府にいい流れができる。
特に右WBの荒木選手はアグレッシブにゴールに迫り、序盤から積極的にシュートを放った。
前半2分には左CKのこぼれ球に反応し、ペナルティエリア右手前から左足を振り抜くもわずかにゴール上に外れる。
前半10分には相手DFのパスミスから内田選手が高い位置でボールを奪い、ゴール左手前からシュート。これはGK藤嶋選手にブロックされるが、そのこぼれ球に反応した荒木選手がゴール右からシュートを放つ。だがこれもGK藤嶋選手がクリア。さらに直後の前半12分にも高い位置でボールを奪い、ペナルティエリア右から荒木選手がシュートを放つもGK藤嶋選手の好セーブで枠外にはじき出されてしまった。
守備ではCB今津選手が3.5列目に上がり、攻撃的な守備を展開。DFラインコントロールとハイプレスで山形にゴール前まで詰め寄らせない展開が続く。また、シャドー、ボランチの4人も積極的に甲府に得点が生まれそうな流れだった。
だが山形のアラートを高めた守備とGK藤嶋選手の好セーブにも阻まれて1点が遠い甲府。
給水タイム明けから、甲府は山形のハイプレスに苦しみ、押し込まれる場面が増えた。時にボールを奪って、ボランチとシャドーで前線に攻める場面もあったが、トップを務めるマイク選手の足元にボールが入らない。また長身を活かせるロングボールでの攻撃も見られず沈黙。
山形に決定的ピンチこそ作られはしないものの、いい流れの中で得点を決めきれずに前半をスコアレスで折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
勝ち点3が必要な中、これだけファン・サポーターの方々が来ていただいて勝てなかったことは本当に残念に思いますし、申し訳なく思っております。残り試合が少ない中で昇格ラインに到達するためには毎試合勝ち点3を積み上げていかなくてはいけないという中でのゲームでした。前半の入り方や、やろうとしていることが良くて、飲水タイムまでの時間で得点を奪えなかったこと、ここが今日の残念なところではありますし、勝ち切れなかった要因だと思います。ゴールネットを揺らす最後のクオリティやパワーなどをもう少しゴール前で出していかないといけないと思っています。前半の途中からボールを握られる、押し込まれる時間帯はありましたけど、後半からもう一回押し返そうという中で、選手たちは最後の最後まで走り抜いてくれました。サイドからの攻撃、ゴール前のクロスに対しての入り方などでチャンスを作ってくれていましたが、最後の最後でゴールネットを揺らせなかったこと、そこに尽きると思います。厳しい状況ではありますが、可能性が有る限り一つになって昇格を目指して戦っていきたいと思います。
Q:お話の中にもありましたが、前半の立ち上がりで決め切れていれば余裕を持ってゲームを運べ、勝ち点3を取れたゲームだったのではないかなと思います。前節の京都戦も勝つことのできるゲームでしたし、監督の中では勝ち切れていないことについてどう思いますか?
A:ゲームの流れや作り、そういうところで勝ち点3を取れないとは思いません。しかし最後のクロスの質、ゴール前での落ち着き、ゴールネットを揺らすための足の振りや勇気、強引でもゴールネットを揺らすための動き、ここが浮き彫りになっていると思いますし、ストライカーが得点を取れていないので、勝ち切れていないゲームが続いていると思います。ストライカーで出た選手たちは結果を出すため、すごく献身的にやっていますが、落ち着いて最後のクオリティを出すというところが一番足りないところだと思います。決定率を上げるためのゴール前の落ち着きがチームとしても個人としても必要だと思います。
Q:今日の結果で福岡との勝ち点差が15に広がり、次節勝利しないと福岡の結果次第では昇格の可能性がなくなるという状況ですが、そこに向けた今の思いを聞かせてください。
A:昇格の可能性が数字上ある限り、昇格を目指していかなくてはいけません。残念ですけど、36試合やってきた中でこの順位にいるということも現実なので、真摯に受け止めたいと思います。チャンスがまだあるのでプロフェッショナルとしてしっかりと諦めずに1試合1試合戦っていくことが大事だと思います。
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