GAME
試合結果
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選手交代
30分
ドゥドゥ→ 金園 英学
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56分
大森 晃太郎→ ルリーニャ
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69分
荒木 翔→ 山本 英臣
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56分
中野 誠也→ 三木 直土
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78分
松田 力→ 太田 修介
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68分
山田 大記→ 上原 力也
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78分
野澤 英之→ ラファエル
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警告・退場
90分+4
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72分
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スターティングメンバー
GK 31
岡西 宏祐
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GK 1
八田 直樹 |
DF 21
荒木 翔
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DF 3
大井 健太郎
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DF 3
小柳 達司
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DF 24
小川 大貴
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DF 5
今津 佑太
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DF 38
山本 義道
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DF 39
内田 健太
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MF 8
大森 晃太郎
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MF 8
新井 涼平
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MF 10
山田 大記
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MF 6
野澤 英之
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MF 14
松本 昌也
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MF 14
武田 将平
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MF 15
伊藤 洋輝
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FW 16
松田 力
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MF 23
山本 康裕
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FW 11
泉澤 仁
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MF 50
遠藤 保仁 |
FW 10
ドゥドゥ
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FW 16
中野 誠也 |
サブメンバー
GK 33
小泉 勇人 |
GK 21
杉本 大地 |
DF 20
中塩 大貴 |
DF 5
櫻内 渚
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MF 4
山本 英臣 |
DF 33
藤田 義明
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MF 27
小林 岩魚 |
MF 7
上原 力也 |
FW 18
太田 修介 |
FW 19
三木 直土
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FW 17
金園 英学
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FW 20
ルリーニャ
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FW 9
ラファエル |
FW 27
吉長 真優 |
監督
伊藤 彰 | 鈴木 政一 |
試合総評
明治安田生命J2第35節 『 甲府 1-1 磐田 』
『執念のゴールで先制も守りきれず・・・。1-1で痛み分け。』
前節が中止となり中9日での試合となった甲府は元日本代表MF遠藤擁する磐田と対戦した。
試合開始序盤は磐田ペースで試合が進むが、しっかりブロックを作った守備で大きなピンチはなかった。逆に最終ラインでのパスミスを見逃さずショートカウンターでシュートまで持ち込むなど甲府の試合巧者ぶりが窺えた。
そんな中前半途中にエースFWドゥドゥが負傷により交代するというアクシデントに見舞われた甲府だったが、後半開始早々FW松田の執念のシュートが相手DFに当たりながらもゴールに吸い込まれ先制に成功。しかし磐田も負けられない状況で、すぐに同点に追いつかれてしまい、そのまま両者追加点を奪うことができず、1-1の引き分けで試合終了となった。
負けられない両者の意地のぶつかり合いとなった今節を振り返る。
第34節の愛媛戦が当日中止・延期となり、中9日を空けて行われる第35節。VF甲府はホーム・中銀スタジアムに磐田を迎えた。
VF甲府は、愛媛戦のスキップで他チームより1試合少ない状況ではあるものの勝点55・リーグ5位につけ、現在3連勝中と「勝つこと」だけに集中できており、ぎりぎりながらもJ1昇格の望みをつないでいる状況。対する磐田は3戦連続ドロー中で勝点47・リーグ9位の位置に甘んじているが、遠藤保仁選手の加入でチームとしての方向性、まとまりが上がってきており、両チームがっぷり組んだ激しい試合が予想される。
甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:岡西選手。CB:今津選手、新井選手、小柳選手。ボランチ:武田選手、野澤選手。WB:内田選手、荒木選手。シャドー:泉澤選手、松田選手。ワントップにはドゥドゥ選手の布陣で磐田に挑む。
過去の対戦成績では甲府が2勝7分10敗と磐田に大きく水をあけられているが、今の甲府は過去の成績にとらわれず勝つしかない状況。最後まであきらめない甲府の「J1昇格への望みをかけた9連戦」が始まる。
≪前半≫
磐田ボールでキックオフ。直後からハイプレスをかけてきたのは磐田。ボールホルダーへの早い寄せと、適度な距離感でパスをつないで甲府陣内に押し込んできた。それに対し甲府はミドルプレスで対応。守備時には5-4-1のフォーメーションで対応し、磐田に決定機を作らせなかった。
先に決定機を迎えたのは前半14分の甲府。相手DFへのプレスから高い位置でボールを奪った泉澤選手がペナルティエリア左からシュートを放つ。だがこれは前に出てシュートコースを切ったGK八田選手にブロックされる。しかしさらにこぼれ球を収めた泉澤選手。左サイドで相手を惹きつけ、ペナルティエリア内の左前に入った武田選手にパス。そのボールを武田選手がシュートするもののゴール右に外れてしまった。
飲水タイムが明けて前半30分。ドゥドゥ選手が足を押さえピッチを離脱。一旦はピッチに戻るものの続行不可のサインを出して、急遽金園選手と交代になる。金園選手の投入でポストプレーも利くようにはなったが、試合は依然磐田ペース。
だが前半35分には、またも泉澤選手が相手GK八田選手が出した味方へのパスをカットしチャンスを作る。ドリブルでペナルティエリア正面に持ち込み自ら右足を振り抜くものの、GK八田選手の正面。
磐田の決定機は前半40分。右サイドの伊藤選手から甲府DFライン裏にダイアゴナルのパスが入り、これにタイミングよく飛び出した大森選手がゴール正面でスライディングしながらボールに合わせられネットを揺らされてしまう。だがわずかに大森選手の飛び出しが早くオフサイド判定。ぎりぎりのところで甲府DF陣が相手の決定機を潰す。
ハイプレスとパス回しで磐田に試合の流れを掴まれた前半だったが、甲府はアラートを高めて対応。前半を0-0のスコアレスで折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
ファン・サポーターの皆様がこれだけ多く来ていただいた中で、勝ち点3が取れなかったことを申し訳なく思います。またチームとして昇格争いのギリギリのラインで戦っている状況で勝ち点2を落としたこと非常に痛く思います。
試合内容としてはジュビロさんのボール保持率が高くなっていたと思いますので、守備をしてボールを奪ってからのカウンターというのは狙っていました。相手の中央の守備が固いので、ボランチの脇を狙いつつ、前半はそこで起点を作りつつ攻撃が出来ていたことは良かったと思います。先制点の後のビッグチャンスで2点目が奪えていればこのゲームは変わっていたと思いますが、逆にその流れの中で右サイドから押し込まれてファール・セットプレー、そこから崩されたことが痛かったと思います。お互いに試合終盤で得点を奪いに行き、オープンなゲームになりましたけど、どちらかというと我々が守ってカウンターというのが多く、その中で何度かチャンスもありましたが、引き分けは妥当な結果だったと思います。お互いに決めるべきところを決めていれば、どちらに勝ち点3が転んでもおかしくないゲームだったと思います。ジュビロさんは今年J2で戦っていますけど、選手たちのクオリティが高く、チームとしても個としても強いチームなので、我々としても隙がないようなゲームをしたかったです。しかし得点を取られたところは悔やまれますし、もう1点取れる能力を身に着けないと上には行けないと思います。残り8戦はそういうところを前面に押し出していかなければならないかなと思います。
Q:先制後の失点するまでの5分間の戦い方は、2点目を取れるチャンスもありましたが、「守り切る・凌ぎ切る」ということも大事だったと思います。監督としてはいかがでしょうか?
A:やはり凌ぎ切らなければならないところだったと思います。右サイドのところで崩されていることが多かったので、得点を取った後の5分間を大事にしなければならなかったと思います。またジュビロさんの左サイドからの攻撃がすごく脅威であったので、そこでやられたのは力負けしたなと思います。失点はカウンターのシーンで武田将平がシュートしてキャッチされてからの展開だったので、シュートではなく右サイドの松田力に展開して決め切れていればまた違ったかなとも思います。
Q:勝ち点3を取っていかなければならない中で、そういう1つの判断・1つのプレーが試合の結果・昇格争いを左右する、そういう部分をどう選手に求めていきたいと思いますか?
A:心身ともにラストスパートに入ってくると思いますので、メンタル的にもしっかりとゲームに入っていかないといけないと思いますし、そこのクオリティも年間通してしっかりやっていかないといけないと思います。終わったことですので、勝ち点1で終わったことは残念ですけど、次のゲームに向けて良いコンディションとメンタルを持っていかないとズルズルいってしまうと思います。せっかく負けなしで来ているので、次のアウェイのゲームでしっかりと勝ちを取ってくるコンディションとメンタルを持って戦っていかないといけないと思います。
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