試合結果

11.11 (水) 19:03

2020明治安田生命J2リーグ 第33節

HOME 山梨中銀スタジアム

ヴァンフォーレ甲府

試合終了

2-0

水戸ホーリーホック

21分 ドゥドゥ
65分 泉澤 仁
1 前半 0
1 後半 0
ヴァンフォーレ甲府 水戸ホーリーホック

選手交代

63分
小林 岩魚→ 荒木 翔
46分
河野 諒祐→ 前嶋 洋太
63分
太田 修介→ 金園 英学
60分
松崎 快→ 山田 康太
79分
ドゥドゥ→ 野澤 英之
60分
木村 祐志→ 奥田 晃也
79分
泉澤 仁→ 松田 力
78分
瀧澤 修平→ アレフ ピットブル
78分
中山 仁斗→ 深堀 隼平

警告・退場

48分

イエローカード 中山 仁斗

ヴァンフォーレ甲府 水戸ホーリーホック

スターティングメンバー

GK 31

岡西 宏祐 イエローカード

GK 50

松井 謙弥

DF 27

小林 岩魚

DF 13

岸田 翔平

DF 5

今津 佑太 イエローカード イエローカード

DF 4

ンドカ ボニフェイス イエローカード

DF 40

メンデス

DF 22

瀧澤 修平

DF 39

内田 健太 イエローカード イエローカード

DF 17

河野 諒祐 イエローカード

MF 4

山本 英臣

MF 27

松崎 快 イエローカード

MF 24

山田 陸

MF 6

平野 佑一 イエローカード イエローカード

MF 14

武田 将平 イエローカード イエローカード イエローカード

MF 5

木村 祐志 イエローカード

FW 18

太田 修介

MF 23

外山 凌 イエローカード イエローカード イエローカード

FW 11

泉澤 仁 イエローカード

FW 9

中山 仁斗 イエローカード イエローカード イエローカード

FW 10

ドゥドゥ イエローカード イエローカード イエローカード

FW 10

山口 一真 イエローカード イエローカード イエローカード

サブメンバー

GK 33

小泉 勇人

GK 21

牲川 歩見

DF 3

小柳 達司 イエローカード イエローカード

DF 3

前嶋 洋太

MF 21

荒木 翔 イエローカード

DF 24

細川 淳矢 イエローカード

MF 6

野澤 英之 イエローカード

MF 7

山田 康太 イエローカード

FW 16

松田 力 イエローカード イエローカード イエローカード

FW 15

奥田 晃也 イエローカード

FW 17

金園 英学 イエローカード イエローカード

FW 18

深堀 隼平

FW 9

ラファエル

FW 48

アレフ ピットブル イエローカード イエローカード

監督

伊藤 彰 秋葉 忠宏

スタッツ

ヴァンフォーレ甲府 水戸ホーリーホック
10 シュート 10
10 GK 8
4 CK 5
7 直接FK 14
4 間接FK 0
4 オフサイド 0
0 PK 0

試合総評

明治安田生命J2第33節 『 甲府 2-0 水戸 』


『J2得点数1位の水戸相手に完封勝利!怒涛の3連勝!』
4試合負けなし2連勝中の甲府はホームでJ2得点数1位の水戸と対戦した。

J2リーグ第33節が行われた11月11日。奇しくも試合を決定付けたのは背番号11泉澤選手だった。前半21分ワンタッチで相手をかわし、見事に先制点の起点となり、後半20分には高い位置で自らボールを奪うとドリブルで持ち込み落ちついてゴール左隅へ流し込んだ。今節のシュートは全て枠内と好調をアピールした。

そんな攻撃陣を支えたのは攻撃力のある水戸を無失点に抑えたDF陣である。特に左DFのメンデス選手は相手の攻撃を完全にシャットアウト。経験のあるDF山本選手がしっかりDFラインを統率し、相手に得点を許さなかった。

見事3連勝を達成した今節を振り返る。

◆ ◇ ◆

第33節はホーム・山梨中銀スタジアムで迎える水戸戦。

J1昇格を狙うVF甲府は2連勝中で勝点を52と伸ばしリーグ5位。対する水戸は勝点42でリーグ12位と中位に甘んじているが、リーグトップの56点の得点力を誇る。

甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:岡西選手。CB:メンデス選手、山本選手、今津選手。ボランチ:武田選手、山本選手。WB:内田選手、小林選手。シャドー:泉澤選手、太田選手。ワントップにはドゥドゥ選手。前節の大宮戦から6人をターンオーバーして挑む。

攻撃がはまると爆発力のある水戸。ツートップの中山選手、山口選手はともに13得点を挙げリーグ3位のストライカーだ。今節はCBに入った山本選手からのロングフィードやラインコントロール、またメンデス選手の高さを活かした守備などで水戸を自由にさせず、攻撃面ではボランチの二人も参加しての分厚い攻撃で先制し勝利を掴みたいところだ。

今節を含めて残り10節。J1昇格ラインを走る福岡とは勝点10と若干縮めたものの、VF甲府は勝ち続けることだけがJ1昇格への望みをつなぐ状況に変わりはなく、今節も気持ちを見せて勝ち点3を掴みに行く試合が始まる。

≪前半≫
甲府ボールでキックオフ。甲府がハイプレス気味、水戸がそれを受けてミドルプレス気味で始まった序盤。水戸が試合のペースを掴みながら特に左サイドの外山選手を起点として甲府のゴール前にボールを集めてくる。だが甲府の守備陣は落ち着いて対応。水戸に決定機を作らせない。

試合が動いたのは前半21分。センターライン付近でボールを収めた泉澤選手がドリブルでペナルティエリア手前に持ち込み、左のオープンスペースにボールを流すと、後ろから走りこんだ内田選手がワンタッチでゴール正面に精度の高いクロスを供給。これに走りこんだドゥドゥ選手がドンピシャのタイミングでヘディングシュートを放ち、ゴール右にシュートを突き刺して甲府が先制した。

高い集中力と精度の高いクロス、さらに決めきるパワー。高い次元でそれぞれの選手が持つ能力が融合した見事な先制点だった。

その後飲水タイムが取られ、直後からハイプレスに来た水戸に押し込まれる甲府。だがここでも要所要所で甲府守備陣が水戸の攻撃をシャットアウトし決定機を作らせない。左CBに入ったメンデス選手は相手選手の壁になり突破を許さず、またCB山本選手のラインコントロールや山田選手のハードワークで相手にペースを握らせず、徐々に試合を落ち着かせ、甲府ペースに持ち込む。

前半38分には水戸のペナルティエリア手前で泉澤選手、山田選手と繋いで、最後は太田選手がゴール正面からシュートを放つもののバー直撃、続く前半42分には、泉澤選手が供給した滞空時間の長いクロスにゴール正面でドゥドゥ選手がフリーでヘディングシュートを放つものの相手GK松井選手の正面など、追加点が期待されたが決めきれず、前半を甲府が1点リードして後半に折り返した。


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試合終了後 監督記者会見

 平日のナイターで寒い中にも関わらず、ファン・サポーターの方々に中銀スタジアムに来ていただき、そして応援していただいてありがとうございます。勝利をプレゼント出来たことは良かったと思います。
 前半から水戸さんの攻撃力を警戒していた中で、「前線からの守備」と「ゴール前でしっかりと体を張ること」、「なるべく中に入らせない守備」ということを意識してやっていました。その中で2トップ+松崎選手と木村選手のところにボールを入れられたこと、ここをもう少しケアしなければならなかったと思います。前半左サイドの崩しからドゥドゥが得点を決めたことは素晴らしかったと思います。後半に入って前線からのプレッシャーに行きたいというところもあったのですが、相手に外される場面が多かったです。
 守備のところのイニシアチブがしっかり取れてきたこと、2点目を取れたことによって、我々も失点を0に抑えたいという気持ちが出てきたと思います。給水後に前線からプレッシャーに行こうという中で、実際にプレッシャーをかけて、後半には泉澤がボールを奪ってから得点を奪えたので素晴らしかったと思います。我々は1戦1戦しっかり勝ち点3を取っていかなければならないので、次の愛媛戦に向けてしっかりやっていきたいと思います。

Q:2試合連続でゴールを奪ったドゥドゥ選手について、監督の評価はいかがでしょうか?
A:連戦の中、今日は交代するまでアグレッシブに戦ってくれたと思います。大宮戦に引き続き得点を取ってくれたこと、クロスに対しての入り方、落ち着いてプレーできているところは素晴らしいと思います。守備の部分であったり、アタックの浮いているポジショニングであったりとか、整理がされてきていると思います。チームにとってみれば、ドゥドゥが得点を取っていることは勇気づけられることだと思いますし、勝利へ導いてくれている1つの要因だと思います。この調子をしっかりと継続しつつ、怪我をしないようにコンディションをしっかり整えて、今後の試合で自分のパフォーマンスを落とさないようにしてほしいと思います。

Q:今シーズン2度目の3連勝で、昇格に向けて負けられない戦いが続きます。今日は相手に押し込まれる場面もありましたが決定機は作らせなかったと思います。そのあたりのチームの成熟度は監督の目から見ていかがでしょうか?
A:「勝っている」ということで、守備の集中力は90分間保てていたなと思います。こぼれ球であったりとか、足を振らせないところだったりとか、その辺りの守備の強さは良かったと思います。欲を言えばそこからのカウンターの脅威をもう1~2回与えられても良いかなと思いました。また、奪ったボールをロストしていることが多かったので、そこの「ロストをしないこと」、「しっかりと押し込んでから自分たちが試合をコントロールすること」、そこからの「切り替え」はもう少し精度を上げていかないといけないと思います。ただ、クリーンシートで終わったことは良かったですし、失点して2-1で終わるのと2-0で終わるのでは全然違いますので、そういう意味では次の試合に向けて、守備のモチベーション、そして勝ち点3を取りに行くための良い試合になったと思います。

Q:残り10試合が今日からスタートしましたが、チームとして大事にしていきたいことはどういう部分でしょうか?
A:90分間しっかりとメンタルを保って、「崩れないこと」、これがすごく大事になってくると思います。強い気持ちを持って1試合1試合戦っていくこと。上の数字を見てもしょうがないので、「目の前の相手にしっかりと勝利すること」、どんな状況でも「勝ち点3を取りに行くこと」、ここはしっかりとやっていきたいと思います。

Q:泉澤選手が前節PKを外しましたけど、今日も含め攻撃の貢献度は高いです。これはドゥドゥ選手もですけど、連戦の中でパワーを出してくれる選手が結果を出してくれていることはいかがでしょうか?
A:連戦で疲れている中、泉澤もドゥドゥも個の能力とチームのやろうとしてること、両方を実行してくれていますし、今の攻撃陣を引っ張ってくれている選手たちだと思います。誰が出ても、チームとしてやるべきことははっきりと出来ていますが、ドゥドゥの2試合連続のゴールは本当に勇気づけられるゴールでした。泉澤に関しては前節PKを外しましたけど良いパフォーマンスを出してくれていると思います。泉澤に関してもドゥドゥに関してもまだまだ出来る選手だと思っていますので、残り9試合でさらに良いパフォーマンスを期待しています。


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試合データ

試合開始日時 2020年11月11日(水) 19:03
試合会場 山梨中銀スタジアム
主審 岡 宏道
副審 森川 浩次
副審 桜井 大介
第4の審判員 篠藤 巧
入場者数 2,443人
天候 晴、弱風
ピッチ状態 全面両芝
気温/湿度 11.6℃/49.0%