GAME
試合結果
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選手交代
59分
青木 亮太→ 小野 雅史
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78分
ドゥドゥ→ 金園 英学
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67分
黒川 淳史→ 高山 和真
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78分
中塩 大貴→ 山本 英臣
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87分
菊地 俊介→ 富山 貴光
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86分
荒木 翔→ ラファエル
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90分+7
泉澤 仁→ 太田 修介
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警告・退場
64分
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65分
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スターティングメンバー
GK 1
笠原 昂史 |
GK 31
岡西 宏祐
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DF 43
山田 将之 |
DF 3
小柳 達司
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DF 50
畑尾 大翔 |
DF 8
新井 涼平
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DF 24
西村 慧祐 |
DF 20
中塩 大貴 |
DF 42
山越 康平
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DF 39
内田 健太
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MF 26
小島 幹敏
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MF 6
野澤 英之
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MF 7
三門 雄大 |
MF 14
武田 将平
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MF 45
青木 亮太 |
MF 21
荒木 翔
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MF 9
菊地 俊介 |
FW 16
松田 力
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MF 10
黒川 淳史 |
FW 11
泉澤 仁
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MF 22
翁長 聖
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FW 10
ドゥドゥ
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サブメンバー
GK 40
フィリップ クリャイッチ |
GK 33
小泉 勇人 |
DF 4
ヴィターリス マクシメンコ
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DF 4
山本 英臣 |
DF 25
高山 和真 |
DF 40
メンデス |
MF 29
川田 拳登 |
MF 7
中山 陸 |
MF 41
小野 雅史
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FW 18
太田 修介 |
FW 17
ネルミン ハスキッチ
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FW 17
金園 英学
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FW 28
富山 貴光
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FW 9
ラファエル |
監督
高木 琢也 | 伊藤 彰 |
試合総評
明治安田生命J2第32節 『 大宮 1-2 甲府 』
『手に汗握る、劇的展開! 大宮のゴールをこじ開け2連勝!』
第32節、対大宮戦。前節、中山選手の今季初ゴールの1点を死守し勝利をおさめた甲府は中3日のインターバルを明けて敵地へ乗り込んだ。
大宮といえば、伊藤監督が2017年まで指揮をとっていたり甲府にも関わりのある選手も多くいたりと、試合前後で互いを称え合うシーンが多く見られ、チームにとって色んな意味を持ち合わせる楽しみな一戦となった。
コロナ渦でどうなることかと心配された今シーズンもあっという間に終盤に差し掛かり、選手の疲労も見えはじめてくる頃であるだろう。今節もこれまでシーズンを全員で戦い抜いてきたように、若い選手も含めた総力戦で望むことが予想された。
前半から両者ともに積極的にボールを奪いにいく激しいサッカーが展開された。前半34分にFWドゥドゥ選手の鋭い切り込みからのヘッドで先制、後半13分に同点に追いつかれるも、試合終了間際にDF内田選手の決勝ゴール。前節に続き、劇的なゲーム展開で2連勝をおさめた。
両チーム合わせてシュートが24本というまさに「激戦」を早速振り返ってみよう。
第32節は5連戦第5ステージの3試合目。VF甲府は対戦相手となる大宮アルディージャのホーム・NACK5スタジアム大宮に乗り込んだ。
現在VF甲府は勝点49でリーグ6位。対する大宮は勝点39でリーグ15位となっているが、大宮には伊藤監督や渋谷コーチが大宮アカデミーの指導者時代に関わった選手も多く、それだけに相手もこちらの戦術を知った中で迎える試合となり、一瞬たりとも気を抜けない試合の予感。
甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:岡西選手。CB:中塩選手、新井選手、小柳選手。ボランチ:武田選手、野澤選手。WB:内田選手、荒木選手。シャドー:泉澤選手、松田選手。ワントップにはドゥドゥ選手が入り、前節の琉球戦から7人のターンオーバーで挑む。
大宮の予想フォーメーションも甲府と同じ3-4-2-1でミラーゲームの予想。お互いのポジションがぶつかる中で、どこかでギャップを作って相手を崩す必要があるが、今節は右WBでの起用となった荒木選手の動きに注目したい。
今節を含めて残り11節。上位陣が調子を落とす気配は見えないが、VF甲府は目の前の一戦一戦に気持ちを見せて勝ち続けるのみ。チーム一丸となって勝利だけを目指す試合が始まる。
≪前半≫
大宮ボールでキックオフ。予想通り、序盤から選手同士のポジションがぶつかる激しい試合展開になり、両チームとも前線から積極的にプレスをかけ相手陣内に切り込む。
最初のチャンスは甲府の前半7分。右WBに入った荒木選手がドリブルで切り込み、ペナルティエリア正面にいたドゥドゥ選手に精度の高いパスを供給。ドゥドゥ選手が相手に倒されゴール正面でセットプレーを得る。セットしたボールに走りこんだ荒木選手はスルーし、内田選手がグラウンダーのシュート。相手DFの壁の下を通したシュートだったがGK笠原選手にキャッチされてしまう。
両チームとも相手DFライン裏への縦パスやロングフィードなどで相手ゴール前に詰め寄るが、アラートを高めた守備を切り崩せず、拮抗した試合展開。
甲府のピンチは前半26分。大宮の右CKでゴールファーへのクロスを山田選手にヘディングされ、ボールがGK岡西選手の前に。相手選手も詰めていたが寄せきれず、ボールはゴール右に流れ、甲府は危ないシーンを切り抜けた。
飲水タイム前まではDFライン裏を狙ってくる大宮への対応で若干DFラインを下げられた甲府だったが、飲水タイム明けからDFラインを高くし大宮陣内に押し込む場面が多くなる。
そして前半34分に甲府が先制。左CKからの流れで、キッカー内田選手のクロスは相手にクリアされるものの、ボールを拾って二次攻撃。ペナルティエリア左手前で野澤選手が供給したゴール正面へのクロスに、相手DFを振り切って斜め後ろから走りこんできたドゥドゥ選手がヘディングで合わせ、ゴール左上にボールを押し込んだ。
流れを掴んだ甲府はさらに前半41分にも惜しいシーンを作る。中塩選手から相手DFライン裏への精度の高い縦パスが入り、ペナルティエリア左で泉澤選手がクロスを供給。ニアで松田選手がゴール正面に折り返し、これに反応したドゥドゥ選手がゴール正面からバイシクルシュートを放った。放たれたシュートはゴール右下隅を捉えておりGK笠原選手も届かず。だがカバーに戻っていた翁長選手に寸前のところでクリアされてしまった。
ドゥドゥ選手の得点感覚や身体能力も高いが、カバーに戻った翁長選手をここは称えたい。
1点をリードした甲府だが、全く試合の予想がつかない白熱した好ゲーム。アディショナルタイム1分が終わり後半に折り返した。
試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:伊藤彰監督
大宮までファン・サポーターの皆さんが500人近く駆け付けてくださり嬉しい。NACK5で勝利を届けることができて嬉しい。ゲームはボールを握りながら5バックの裏を狙うプランがあった。プレッシャーを受けたところがあるが、前半セットプレーのこぼれ球のところをドゥドゥが点を取ってくれた。素晴らしかった。
大宮が後半変えてきたところがあった、そこを押さえきれなくて同点に追い付かれた。大宮に退場者が出たことで押し込めた。選手は最後まで2次、3次攻撃ができていて素晴らしかった。ただ、リスクマネージメントができていなかったところは相手のシュートがポストに当たった。我々には大宮戦に賭ける想いがあって昇格を目指してどうしても落としてはいけない試合。ここからしっかり連勝できる用にコンディションを整えて次の試合に備えたい。
■質疑応答
■途中出場の金園選手のアシストで点を奪えましたがチームの成長はどんなところに感じますか?
山本英臣が入って、ゾノが入って、ラファが入って落ち着きができた。相手が一人少なかったこともあるが、落ち着いて入れたことも一つの要因。
■2位と勝ち点10ポイントになったことについて?
ここから残り10試合上位を猛追するためには次のゲームが大事になる。
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