GAME
試合結果
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選手交代
70分
小林 岩魚→ 今津 佑太
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62分
鳥養 祐矢→ 沼田 圭悟
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70分
中山 陸→ ドゥドゥ
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62分
池田 廉→ 上原 慎也
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83分
ラファエル→ 金園 英学
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77分
上里 一将→ 小泉 佳穂
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83分
太田 修介→ 松田 力
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77分
市丸 瑞希→ 風間 宏希
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88分
上原 牧人→ 田中 恵太
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警告・退場
74分
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スターティングメンバー
GK 31
岡西 宏祐
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GK 1
ダニー カルバハル |
DF 3
小柳 達司
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DF 2
鳥養 祐矢
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DF 4
山本 英臣 |
DF 9
李 栄直
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DF 20
中塩 大貴 |
DF 24
鈴木 大誠
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DF 21
荒木 翔
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DF 38
上原 牧人 |
MF 6
野澤 英之
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MF 20
上里 一将
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MF 24
山田 陸 |
MF 29
市丸 瑞希
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MF 7
中山 陸 |
MF 8
風間 宏矢
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FW 27
小林 岩魚 |
MF 13
河合 秀人
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FW 18
太田 修介 |
MF 23
池田 廉
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FW 9
ラファエル |
FW 16
阿部 拓馬
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サブメンバー
GK 33
小泉 勇人 |
GK 26
田口 潤人 |
DF 5
今津 佑太
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DF 14
沼田 圭悟
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MF 14
武田 将平
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MF 6
風間 宏希
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MF 16
松田 力
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MF 11
田中 恵太
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FW 11
泉澤 仁
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MF 28
小泉 佳穂
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FW 10
ドゥドゥ
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FW 21
上原 慎也
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FW 17
金園 英学
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監督
伊藤 彰 | 樋口 靖洋 |
試合総評
明治安田生命J2第31節 『 甲府 1-0 琉球 』
『19歳MF中山選手のリーグ初ゴールが決勝弾!連勝中の琉球を撃破!』
前節スコアレスドローに終わった甲府は、2連勝と勢いに乗る琉球をホームに迎えての対戦となった。
試合序盤からハイプレスで攻勢に出る甲府。14試合ぶりの出場となるMF小林岩魚選手と好調FW太田選手の育成世代からのホットラインで果敢にゴールに迫る。しかし、ゴールが遠い甲府。
不穏な空気が漂う中、それを一掃したのは高卒2年目19歳MF中山選手だった。
左サイドでボールを受けたMF中山選手のカットインから思い切り良く振り抜いたシュートは相手DFに当たりそのままゴールネットに突き刺さった。MF中山選手はこれがリーグ初ゴール。
1点リードの甲府はその後もハイプレスで試合を支配していくものの、試合終盤になり琉球の猛攻を受けた甲府だったが、ベテランDF山本選手を中心に集中力を切らさず見事クリーンシートを達成。連勝中の琉球を撃破した。
若きヒーロー誕生の今節を振り返る。
前節の栃木戦から中2日で挑む第31節、ホームで迎える琉球戦。
栃木戦では必勝態勢で挑むものの1点が遠く、無念のドロー。その結果リーグ2位の福岡との得点差は13と開き、残りの試合数を考えると、最後までJ1昇格を狙う甲府としては、大きな連勝が欲しいところ。2連勝中と勢いを挙げる琉球ではあるが、対戦成績は3戦3勝と甲府にとって相性のいい相手。とは言え過去の成績に慢心することなく、ハードワーク&ハイプレスで相手を抑え込んで、勝利を掴みたい。
甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:岡西選手。CB:中塩選手、山本選手、小柳選手。ボランチ:山田選手、野澤選手。WB:荒木選手、小林選手。シャドー:中山選手、太田選手。ワントップにはラファエル選手を起用。栃木戦から山田選手と小柳選手以外の9人をターンオーバーして挑む。
今節では怪我から復帰した小林岩魚選手が右WBに入る模様。運動量が求められるポジションではあるが、サイドからの突破やラファエル選手、中山選手、太田選手といった前線との絡みに期待したい。また、全体的に若い選手が多い今節のスタメン。失敗を恐れず、勇気をもってアグレッシブに戦ってほしい。
J1昇格を目指すには勝ち続けるしかないVF甲府の挑戦が始まる。
≪前半≫
甲府ボールでキックオフ。
試合序盤から甲府がハイプレスをかけて、ゾーンディフェンスを敷く琉球陣内に押し込み決定機を演出する。
前半4分、荒木選手が相手を剥がし、ペナルティエリア左手前のラファエル選手にパスを供給。受けたラファエル選手はフリーで右足を振り抜くもゴール右に外れてしまう。直後の前半5分、前半7分にも相手DF裏へのパスに反応した太田選手がGKカルバハル選手と1対1になるシーンがあったが、カルバハル選手の好セーブに阻まれてしまい、ゴールネットを揺らせない。
それでも積極的に琉球陣内に押し込む甲府。前半9分には、ペナルティエリア手前で池田選手にボールを持たれ、後ろから走りこんだ河合選手にこぼれ球をシュートされる場面もあったが、最後の部分で中塩選手がタッチしてシュートコースをずらすなど、ゴールを守る。
飲水タイム前までは甲府ペースで進んでいた試合だったが、飲水タイム明けから琉球が徐々にハイプレスをし始め、それとともに甲府陣内に押し込む場面が多くなったが、甲府はアラートを高め琉球に決定機を作らせなかった。
攻撃面では右WBに入った小林選手が積極的に前に出る場面が見られ、クロスを供給したり自らもシュートに持ち込み、琉球に傾きかけた流れを引き戻す。
前半41分には、小林選手がペナルティエリア右からゴール左手前に精度の高いクロスを供給。ラファエル選手が反応するものの、GKカルバハル選手がかろうじてパンチングではじき、そのこぼれ球に荒木選手が反応してシュートを打つ場面を演出するなど、今後の活躍が期待される。
その後も甲府が押し気味に試合を進めるものの、スコアレスで前半終了のホイッスル。どちらが先に先制するのか、勝負の行方は後半戦に持ち込まれた。
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試合終了後 監督記者会見
まずはホームで琉球さんに1-0で勝ち点3を取れたこと、すごく嬉しく思います。また寒い中、ファン、サポーターの皆様に数多く来ていただいて一緒に喜び合えたことも良かったと思います。
試合内容としては前半から琉球さんのボールポゼッションとコンビネーションというところで、我々は中を締めながらボランチの脇をやられないように試合に入りました。その中でしっかり中を締めながら守備が出来たと思います。攻撃のところもイニシアチブを取ってボールを動かせていましたが、最後のチャンスのところだけ足りなかったと思いました。前半はそういう印象でした。
後半に入る前に「クロスのところをもう少し早めに上げて良いのではないか」という話をチーム全体として共有しながら、あとは「カットインからのシュート」などを含めて「もう少し積極的にペナルティエリアの中へ入って行こう」という話をしました。その中で後半、中山陸がフリーになりながらカットインからのシュートで積極性を出して、彼にとってリーグ戦初ゴールを記録し、1つ結果を残せたことは良かったと思います。
最後相手にボールを持たれて危ない場面もありましたけど、山本英臣を中心に体を張って守ってくれました。価値ある勝ち点3だったと思いますし、良いゲームだったと思います。琉球さんもすごく力のあるチームだと思っていますし、ボールを持たれた場面もありましたので、最後勝ち切ることが出来て良かったと思います。
Q:中山陸選手に関して、「壁を乗り越えて欲しい」と話されていましたが、今回の活躍を今後どう活かして欲しいと思いますか?
A:1か月ぶりの試合になったということで、その1か月をしっかりとトレーニングをやってきて、積み上げてきたことがこの試合に出たと思います。積極性が足りないと思っていたので、今日は前半から積極性を出しており、後半そういう積極性で得点が取れたこと、本当に素晴らしかったと思います。この先が大事になってくるので、次の試合、またその次の試合で出場するときにどれだけ良いパフォーマンスを出せるか、それを継続できるかがすごく大事になってくると思います。単発で終わったり、5試合だけ良い試合をやって後はダメだったという事にならないように、しっかりと年間を通して良いパフォーマンスが出せるように積み上げが大事だと思います。それが今シーズン中山陸は出来ているので、これからもっと「チームを勝たせるプレー」をしてもらいたいと思います。
Q:今日の試合に関しては、若い選手が多い中で1-0で勝ち切ることができ、今後の11試合に繋がるものだったと思いますが、いかがでしょうか?
A:クリーンシートで終われたこと、これは素晴らしいことだったと思います。今日は中2日でコンディションの部分で本当にきつい選手も中にはいたと思いますが、その中で結果を残してくれたことは素晴らしかったと思います。これはターニングポイントで、失点を0で抑えられたこと、しっかりゴールネットを揺らせたことはすごく大事なことでした。ただ欲を言えばセットプレーでもう1点、流れの中からもう1点、2-0、3-0という試合が出来ないと上に行くにはもの足りないと思います。より一層ゴールへの執着心と守備の硬さを継続してやっていかないといけないと思います。
Q:久々に出場した小林岩魚選手の評価はいかがでしょうか?
A:怪我明けでまだまだ不安な材料はあったと思いますが、思い切ってやってくれたと思いますし、前半はカットインからのシュートでチャンスも作っていました。そういう意味では及第点かなと思います。まだまだコンディション面では90分の出場は難しいと思っていましたが、70分間プレー出来たことは次に繋がると思います。
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