GAME
試合結果
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選手交代
46分
藤田 優人→ 小柳 達司
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46分
吉尾 海夏→ 中島 裕希
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76分
武田 将平→ 中村 亮太朗
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46分
ジョン チュングン→ 岡田 優希
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85分
松田 力→ 金園 英学
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46分
高江 麗央→ ステファン
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85分
ドゥドゥ→ 太田 修介
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70分
安藤 瑞季→ 土居 柊太
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90分
野澤 英之→ 新井 涼平
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90分
水本 裕貴→ 井上 裕大
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警告・退場
55分
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45分+4
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スターティングメンバー
GK 31
岡西 宏祐
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GK 1
秋元 陽太 |
DF 2
藤田 優人
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DF 22
小田 逸稀 |
DF 5
今津 佑太
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DF 23
酒井 隆介
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DF 20
中塩 大貴 |
DF 4
水本 裕貴
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DF 21
荒木 翔
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DF 2
奥山 政幸
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MF 4
山本 英臣 |
MF 18
高江 麗央
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MF 6
野澤 英之
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MF 25
佐野 海舟
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MF 14
武田 将平
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MF 14
吉尾 海夏
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FW 16
松田 力
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MF 10
平戸 太貴
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FW 11
泉澤 仁
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MF 8
ジョン チュングン |
FW 10
ドゥドゥ
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FW 16
安藤 瑞季 |
サブメンバー
GK 33
小泉 勇人 |
GK 42
福井 光輝 |
DF 3
小柳 達司
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DF 44
ノリエガ エリック |
DF 8
新井 涼平
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MF 15
井上 裕大 |
MF 7
中山 陸 |
MF 19
土居 柊太
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MF 15
中村 亮太朗
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FW 9
ステファン
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FW 18
太田 修介 |
FW 13
岡田 優希
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FW 17
金園 英学
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FW 30
中島 裕希 |
監督
伊藤 彰 | ランコ ポポヴィッチ |
試合総評
明治安田生命J2第29節 『 甲府 2-1 町田 』
『晴れわたった秋空にふさわしい複数得点での快勝!!』
気持ち良い秋晴れの空の中行われた第29節。甲府は15位に位置する町田をホーム山梨中銀スタで迎え撃つ。
今節から中銀スタジアムではアウェイサポーターも観戦が可能になったこともあり、町田サポーターを迎える中銀スタジアムには試合前から温かい雰囲気が漂っていた。
突如、「日常」を奪われた半年前からこれまでの時間の流れを想うと、数多く集まったサポーターが作ってくれたピッチの雰囲気に感慨深い想いが湧いてくる。
甲府は前節、20位群馬に対して痛い敗戦を喫してしまったことは記憶に新しい。
それによってJ1昇格への道が途絶えたわけではないが、徳島戦をクリーンシートで勝ち飾ったあとの状況から比べると厳しい状況に変わりはなく、今節でも前節以上の勝ちへのプレッシャーが甲府イレブンにはかかっていたはずだ。
そんな今節を中3日で迎えた甲府は、この3日間のインターバルにて戦術の確認はもちろん、気持ち的な面の調整も行ってきたはずだ。
「”昇格の可能性が厳しくなったから、、”という言葉使いたくない」と話すDF山本選手の言葉にあるように、甲府はしっかり気持ちを切り替えて今節に望んできた。
前節の試合後のチームの雰囲気を思うと決して良い雰囲気ではなかったことはいうまでもないが、そんな悪い流れを試合開始早々に断ち切ったのは、Mr.ハードワークことFW松田選手だった。
前半9分、FW泉澤選手からDF藤田選手へのクロス、そしてその折り返しにFW松田選手がダイレクトボレーで反応し鮮やかなゴールを演出してくれた。
後半にはFWドゥドゥ選手御膳立てによるDF荒木選手の初ゴールが生まれたりと、今後につなげる意味では大きな収穫も得ることができた今節を早速振り返ってみよう。
秋晴れの清々しい天気に恵まれたホーム・中銀スタジアムで行われた第29節FC町田ゼルビア戦。中3日程度の過密スケジュールで10月10日から始まった5連戦も今節の第29節で一旦のピリオドを迎える。
現在勝点42でリーグ7位のVF甲府は、この4連戦の中で北九州、徳島といった上位陣には2連勝するものの前節の群馬戦に敗戦を喫し、今一つ上位進出の流れが掴めない中で迎える町田戦。対する町田は勝点36でリーグ15位。ここ4連戦の成績を見れば、両チームとも勝点6を積み上げている点は同じだが、町田が負けなしで来ているだけに今節も厳しい試合が予想される。
甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:岡西選手。CB:中塩選手、山本選手、今津選手。ボランチ:武田選手、野澤選手。WB:荒木選手、藤田選手。シャドー:泉澤選手、松田選手。ワントップにドゥドゥ選手。前節から7人を入れ替えて挑む。
VF甲府にとっては、上位進出、J1参入への望みをつなぐうえでも勝つしかない一戦。心に秘める強い思いを前面に押し出して、アグレッシブに試合終了のホイッスルまで走り続けられるかが問われる試合が始まる。
≪前半≫
町田ボールでキックオフ。積極的にハイプレスをかける甲府vsミドルゾーンでボールを受ける町田という試合展開で、前半から甲府がペースを握る。
DFラインの3人やボランチの二人から前線への縦パス・サイドチェンジのパスが通り、町田ゴールに詰め寄る甲府。
試合が動いたのは前半9分。ペナルティエリア左から泉澤選手が供給したクロスを逆サイドで藤田選手がヘディングでゴール正面に折り返し、これを松田選手がボレーシュート。相手GK秋元選手が触るもののシュートの勢いを止めることはできずゴールネットを揺らした。精度の高いパスが繋がった見事な攻撃だった。
飲水タイム後は町田もハイプレスをかけてきたが、甲府守備陣は落ち着いて対応し町田に決定機を作らせない。その結果は前半の町田のシュート数を0に抑えたことでも分かる。
前半を1-0と1点リードして後半戦に折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
勝ち点3を取れたこと、ファンサポーターの皆さんと喜び合えたこと、嬉しく思いますし良かったと思います。
前半から自分たちがイニシアチブを取りながら、先制点を取りに行こうというアグレッシブな姿勢を選手たちが見せてくれました。
実際に前半に得点が取れて、また後半にも追加点を奪えた状況の中で、少し相手にボールを持たれた場面はありましたけど、ゲームをしっかりコントロールしつつ、ゲームを締められたことは良かったと思います。最後失点をしてしまいましたが、それが無ければパーフェクトなゲームだったと思いますし、欲を言えばもう少し高い位置でボールを握りながら3点目を取りに行かなければならないかなと思います。全体的に攻守ともにすごくバランスが良いゲームになったと思いますし、町田さんのコンビネーションや裏への抜け出しも、選手たちは慌てることなく最後までしっかり対応し戦えたかなと思います。ただやはり、危ない場面も作られており、前線のプレスが甘くなるとそこを突かれて深いところまで入れられた状況もあったので、その辺のバランスや行けない時にしっかり中を締めながらプレッシャーを掛けられるように、その辺を見直していけたらと思います。
Q:群馬戦に敗れて中3日での試合、チームとしてこれ以上負けられない試合であり、試合前にどのように選手たちを送り出して、選手たちはそれにどのように応えてくれましたか?
A:3日間の中ですけど、映像を見せたりする中で相手に対しての我々のアラート感というところ、ここがすべてだったなと思います。我々としてはどこが相手でもギリギリの中で昇格を
争うところに来ていると思います。昇格を狙うためにはどんなゲームも上位と戦っている雰囲気だったり、1つ踏み込んだ守備であったりとかが前節足りなかったので、そういう意味では
今節そういうところをしっかり締めて選手たちが戦ってくれたこと、体現してくれたことは良かったと思います。まずはそこが大事でしたし、前線でのプレッシャーの掛かり具合という
ところが、群馬戦の時に掛けられない場面が多かったので、今回の前線の守備は良くなってきたと思いますので、そこが勝因だったのかなと思います。
Q:ゴールが2つとも、サイドからファーへというところ、チームとしてやろうとしている攻撃の形で出来ているのでしょうか?
A:2得点とも素晴らしい得点だったと思いますし、我々がやろうとしているところ、攻撃に厚みを持たすことやサイドからの攻撃、さらにいま中央のところでの攻撃を取り組んでいる最中
ですので、これらのバランスが出来てくると、もっとイニシアチブが取れると思います。またセットプレーで何回か得点を取れるチャンスがあり、もうあと1~2点プラスアルファで取れると思うので、ここをスタッフたちとも作り上げていきたいなと思います。
Q:連敗せずに勝利をして悪い流れを断ち切れたと思うのですが、いかがでしょうか?
A:すごく大事なことだと思います。残り3分の1になってチームとしてもそうですし、中銀スタジアムもそうですし、チームを応援するファンサポーターの皆さんもたくさん来ていただいていますし、本当にここから山梨県とヴァンフォーレ甲府が1つになって戦っていくしかないですし、今日は1つになって戦えたことは良かったと思います。2-1というスコアでしたけど途中までは落ち着いて試合を指揮することが出来ましたし、今日はすごく良いゲームだったと思います。
Q:後半入ってからギアをあげて攻勢を強めつつも守備ではしっかり守りつつ追加点を奪えたことは成長していると思いますが、いかがでしょうか?
A:今日は「落ち着く」というところを1つのテーマとしてやっていました。どんなことがあろうと、1-0で勝っていようが0-1で負けていようがしっかり落ち着いて我々のサッカーをやる。
これを90分間続けてそれをしっかり勝ちに繋げること。焦って自分たちのプレーを見失わないように、そういうところでファールになったりとかイエローカードでゲームを崩さないよう
に自分たちがしっかりとプレーすること。そこにしっかりとメンタルの部分と、統率取ってプレーするということは今回のゲーム前にも伝えたことなので、それを体現できたこと、良い
形で得点を取れたこと、最後しっかり締められたことは良かったと思います。
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