GAME
試合結果

ヴァンフォーレ甲府
試合終了
3-2

ギラヴァンツ北九州
26分 宮崎 純真 36分 太田 修介 88分 武田 将平 |
2 | 前半 | 1 |
32分 高橋 大悟 52分 ディサロ 燦シルヴァーノ |
1 | 後半 | 1 |
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選手交代
46分
ラファエル→ ドゥドゥ
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64分
新垣 貴之→ 椿 直起
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68分
太田 修介→ 松田 力
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82分
岡村 和哉→ 河野 貴志
|
68分
内田 健太→ 荒木 翔
|
82分
國分 伸太郎→ 永野 雄大
|
82分
泉澤 仁→ ジュニオール バホス
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87分
ディサロ 燦シルヴァーノ→ 町野 修斗
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87分
山田 陸→ 山本 英臣
|
87分
藤原 奏哉→ 斧澤 隼輝
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警告・退場
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スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 31
永井 堅梧
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DF 3
小柳 達司
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DF 3
福森 健太
|
DF 8
新井 涼平
|
DF 6
岡村 和哉
|
DF 5
今津 佑太
|
DF 16
村松 航太 |
DF 39
内田 健太
|
DF 22
藤原 奏哉
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MF 19
宮崎 純真 |
MF 4
川上 竜 |
MF 24
山田 陸 |
MF 10
高橋 大悟 |
MF 14
武田 将平
|
MF 14
新垣 貴之 |
FW 18
太田 修介 |
MF 25
國分 伸太郎
|
FW 11
泉澤 仁
|
FW 9
ディサロ 燦シルヴァーノ |
FW 9
ラファエル |
FW 28
鈴木 国友
|
サブメンバー
GK 33
小泉 勇人 |
GK 1
高橋 拓也 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 15
野口 航
|
MF 21
荒木 翔
|
DF 20
河野 貴志 |
MF 6
野澤 英之
|
MF 19
永野 雄大 |
MF 16
松田 力
|
MF 26
斧澤 隼輝 |
FW 10
ドゥドゥ |
MF 39
椿 直起
|
FW 29
ジュニオール バホス
|
FW 18
町野 修斗
|
監督
伊藤 彰 | 小林 伸二 |
試合総評
明治安田生命J2第26節 『 甲府 3-2 北九州 』
『8試合ぶりの大きな大きな勝ち点3!バホス選手の復帰を祝う劇的V!』
7戦連続勝ち無しの甲府。悲願の白星!
先制点を取れば負け無しの甲府。今節は宮崎選手の先制点で甲府の流れができたのではないだろうか。
北九州のディサロ選手を使ったハイプレスサッカーに苦しめられ、1点決めては1点返されるという一進一退の攻防が続いていた。
ここで流れを変えるべしというタイミングで投入されたのが、14試合ぶりに出場となるバホス選手。伊藤監督の采配が見事にハマり、バホス選手のクロスに武田選手が頭で合わせて勝利を決める殊勲のゴール!!
ここまでチャンスを生かしきれず、悔しい思いをしてきた甲府だが、今節は前節までと打って変わり、少ないチャンスをしっかりとモノにすることができた。
ボール支配率は北九州の方が高かったものの、この勝利は宮崎選手、太田選手等、若手選手の走り負けない気持ちが身を結んだ闘いであっただろう。
8試合ぶりの劇的勝利を飾った今節を振り返っていく。
VF甲府の第26節は、ホーム・中銀スタジアムで迎える北九州戦。
現在VF甲府は勝ち点36でリーグ7位。だが5連続ドロー後の2連敗と勝利から遠ざかっている状況で、対する北九州も勝点46でリーグ3位につけているものの、直近5試合では2分3敗と勝利から遠ざかっており、どちらのチームにとっても上位を目指すためには負けられない一戦。
甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手。CB:今津選手、新井選手、小柳選手。ボランチ:武田選手、山田選手。WB:内田選手、宮崎選手。シャドー:泉澤選手、太田選手。ワントップにラファエル選手。
サブには松田選手、ドゥドゥ選手、バホス選手も控え、チーム一丸で勝利をもぎ取りに行く構えだ。
チャンスは作れているがゴールを決めきれない状況を打開するには、プレー自体の精度が要求される。またDFライン裏への対応にはチーム全体としてのバランスが要求される。過密日程ではあるがホーム戦が続いたこの期間中に、その部分の修正がされているかは見どころ。
勝ち試合から遠ざかっている両チームにとって、勝ち点3は喉から手が出るほど欲しい状況。試合終了のホイッスルが鳴った時、果たしてどちらが勝利を手にしているのか。結果が求められる一戦が始まる。
≪前半≫
北九州ボールでキックオフ。ハイプレスで相手にプレッシャーをかけ、ボールを握ればテンポよくパスを繋ぎ甲府陣内に押し込んでくる北九州に対し、甲府は守ってカウンターを仕掛ける展開となり、ペースを握ったのは北九州。
だが先制したのは甲府だった。
飲水タイム明けの前半27分。今津選手からの縦パスを受けた泉澤選手が、ラファエル選手とのワンツーでペナルティエリア左にドリブルで抜け出し、ゴール正面にふわりとしたクロスを供給。これに相手DFの後ろから走りこんだ宮崎選手がゴールエリア正面でヘディングシュート。相手GK永井選手も反応できずゴールネットを揺らした。
しかしわずか5分後の前半32分。ボールを握って甲府陣内に押し込む北九州に波状攻撃を受け同点とされてしまう。ペナルティエリア内で敵味方が密集する中、ゴールエリア右手前から高橋大吾選手に左足を振り抜かれてしまう。一度はブロックするが、こぼれ球をさらに高橋選手にシュートされてしまった。
先制したもののすぐさま同点に追いつかれてしまい、試合の流れはまたもや北九州に。ボールを握り、人数をかけて甲府陣内に押し込む北九州に対し、甲府はアラートを高め相手の攻撃をしのぐ場面が多くなった。
しかし前半36分に甲府のショートカウンターが発動。パスの受け手にプレスをかけた武田選手。そこからボールがこぼれ、泉澤選手が収めるとセンターライン付近からペナルティエリア手前までドリブルで持ち込み、相手DF3人を惹きつけ、ぽっかりと空いた右スペース。そこに走りこむ太田選手を確認し、泉澤選手はラストパスを入れた。受けた太田選手はゴールエリア右手前からシュート。GK永井選手も寄せてくるが、右わき腹を抜けるシュートでゴール左隅に流し込んだ。
ここまでチャンスを決めきれなかった太田選手。その苦しさを吐き出すように、ゴールが決まった後にグラウンドを何度も叩く姿は印象的だった。
同点に追いつかれたものの、再び引き離した甲府。前半を2-1と1点リードで折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
ホームで久々の勝ち点3を奪えたこと、ファンサポーターの皆様と喜び合えたこと、非常に嬉しく思います。
ただ長い間お待たせして申し訳無く思います。選手たちは闘志むき出しに戦ってくれましたので、今後も同じように一緒に戦っていきたいと思います。
試合内容としては、最初に我々が得点を奪えたことで、その後受け身に立ってしまったところがあります。もう少しボールを動かしながらゲームをコントロールしたかったです。試合の入りのところでしっかりリスクマネジメントをし、裏への突破と(泉澤)仁の縦への突破のところ、ここで得点を取れたので良かったと思います。失点して2度追いつかれたところ、ここで相手にパワーを持たれてしまったなと。欲を言えば、先制点の後、我々が先に得点を奪えるゲームをしていかないといけないと思いますし、失点を減らしていかないとこれから先、連勝するのは難しくなると思います。ただやはり上位相手に勝ち点3を奪えたこと、次の徳島戦もありますし、そういう中でも勢いに乗って勝ち点3を取りに行きたいと思います。
Q:8試合ぶりの勝利、今まで悪くない試合が続いた中でやっと勝利できたことについていかがでしょうか?
A:最後のところのパワーを選手たちが出してくれた、戦術云々というよりも最後のゴール前の守り、自陣のゴール前と相手のゴール前でしっかりパワーを出していこうという入りが出来ました。北九州さんがカウンターに弱いというところがあるので、そこのカウンターで得点を奪えたことは良かったと思います。今まで得点できなかった中で3得点できたことは良かったと思いますが、失点して追いつかれたというところ、相手を波に乗らせてしまったというところ、先に我々が2点3点取らなければならないというところがあるので、これは次までに改善していきたいと思います。
Q:この1試合で一喜一憂は無いと思いますが、今まで内容が良い中で勝てなかった試合が続き、今日勝ち点3を取れた意味は次に向けて大きいと思うのですが、いかがでしょうか?
A:すごく大きいと思います。やはり、内容が悪かったゲームで勝つよりも、内容が良い中で勝つ方が良いと思いますし、逆に内容が良くて負けているということは改善しなければなりません。「勝ち切る」ということは我々が昇格を目指すにあたって必要だと思いますし、このような変則的なリーグの中で、ターンオーバーしながら色々な選手を試しながらやってきているので、その中でも言い訳せずに勝ちを奪っていきたいですし、全体的にすごく成長してきている選手もいます。チームとしてやることがはっきりしてきたのですが、「勝つ」という部分が足りなかった部分なので、上位の北九州さん相手に勝てたことは選手たちも自信になりますし、「ほっとした」という言葉に尽きると思いますし、これからやはり「勝つ」という部分を突き詰めていきたいと思います。
Q:先制点を奪ったのが宮崎選手であったり、ターンオーバーしながら使ってきた若手の選手が結果を出したことについて手ごたえはありますか?
A:(宮崎)純真については慣れないポジションの中で、パフォーマンスはすごく良いと思います。本来であれば前線の選手でサイドハーフであったりとかトップであったりとか。そういう中でウィングバックをやりながら自分の特徴を伸ばしてくれています。これは本当に今日のゴールで報われたなと思いますし、これからも彼には期待していきたいと思いますし、(太田)修介に関しても、今シーズンすごく調子が良く、懸ける想いがある中で、2点目を決めたところ、チームとしても勢いがついたので、この2人には感謝しています。
Q:途中からドゥドゥ選手とジュニオールバホス選手も出場してパワーを与えてくれたと思いますし、怪我人も少しずつ戻りながらここから勝利をきっかけに上に行ける雰囲気を感じていますか?
A:この7戦でドゥドゥ、バホス、金園などのストライカーの選手が怪我をしたりコンディション不良があったりで得点が奪えなかったので大きかったと言えます。ただその中で代わって出ている選手たち、(太田)修介であったりラファエルであったり(松田)力であったりがすごく献身的にやってくれているので、自信を持って彼らを送り出せています。ただ、バホスとドゥドゥが戻ってきたことによりチームの競争もより厳しくなると思いますし、彼らだけじゃなく今日出ていた選手たちもすごく良いパフォーマンスをしていると思います。勝ち切るために最後の最後のクオリティや気持ちの部分、パワーの部分をこれからどんどん出していかないといけないと思います。
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