試合結果

10.10 (土) 15:03

2020明治安田生命J2リーグ 第25節

HOME 山梨中銀スタジアム

ヴァンフォーレ甲府

試合終了

0-2

アビスパ福岡

0 前半 0 59分 フアンマ デルガド
71分 石津 大介
0 後半 2
ヴァンフォーレ甲府 アビスパ福岡

選手交代

57分
中村 亮太朗→ 野澤 英之
64分
フアンマ デルガド→ 山岸 祐也
63分
太田 修介→ 宮崎 純真
74分
エミル サロモンソン→ 湯澤 聖人
77分
泉澤 仁→ ラファエル
74分
増山 朝陽→ 福満 隆貴
77分
山本 英臣→ 山田 陸
84分
遠野 大弥→ 田邉 草民
84分
石津 大介→ 木戸 皓貴

警告・退場

36分

イエローカード 中村 亮太朗

29分

イエローカード フアンマ デルガド

ヴァンフォーレ甲府 アビスパ福岡

スターティングメンバー

GK 31

岡西 宏祐 イエローカード

GK 31

村上 昌謙

DF 2

藤田 優人 イエローカード イエローカード

DF 3

エミル サロモンソン イエローカード

DF 8

新井 涼平 イエローカード イエローカード イエローカード

DF 22

輪湖 直樹 イエローカード イエローカード

DF 4

山本 英臣

DF 33

ドウグラス グローリ イエローカード

DF 20

中塩 大貴

DF 50

上島 拓巳 イエローカード イエローカード

DF 39

内田 健太 イエローカード

MF 6

前 寛之 イエローカード

MF 15

中村 亮太朗 イエローカード

MF 14

増山 朝陽 イエローカード

MF 14

武田 将平 イエローカード

MF 16

石津 大介

MF 11

泉澤 仁 イエローカード

MF 40

松本 泰志

FW 16

松田 力 イエローカード イエローカード イエローカード

FW 9

フアンマ デルガド イエローカード

FW 18

太田 修介

FW 26

遠野 大弥 イエローカード イエローカード

サブメンバー

GK 33

小泉 勇人

GK 23

杉山 力裕

DF 5

今津 佑太 イエローカード

DF 2

湯澤 聖人 イエローカード イエローカード

MF 21

荒木 翔 イエローカード

DF 20

三國 ケネディエブス

MF 24

山田 陸

MF 17

福満 隆貴 イエローカード

MF 6

野澤 英之 イエローカード

MF 19

田邉 草民 イエローカード イエローカード

FW 19

宮崎 純真

FW 11

山岸 祐也

FW 9

ラファエル

FW 13

木戸 皓貴 イエローカード

監督

伊藤 彰 長谷部 茂利

スタッツ

ヴァンフォーレ甲府 アビスパ福岡
9 シュート 10
4 GK 8
7 CK 4
13 直接FK 17
2 間接FK 2
2 オフサイド 2
0 PK 0

試合総評

明治安田生命J2第25節 『 甲府 0-2 福岡 』


『2位福岡に敗れ悔しい2連敗。勝負所での明暗がはっきりした今節』
台風14号が近づき、強い雨が降るなか行われた第25節福岡戦。前節で負けを喫した甲府は7位となり今節に臨む。

今節からスタジアム収容人数が50%に緩和され、これまでより多くのサポーターの前で試合ができる環境が整ってきたことも甲府イレブンにとってはモチベーションの面で大きなメリットが与えられるであろう。

前節まで、負けもあったものの内容は悪くないゲームも多かった。だからこそ結果がついてこない試合は前節を最後に脱却し、今節こそ目の前での勝利をサポーターにプレゼントしたいところだ。

そんな中5日で臨む甲府は、この期間にゴールを奪うための確認を行ってきた。
ここ6試合勝ちなしの鬱憤を晴らすべく、いいイメージを持ちながら福岡を迎え撃つべく今節に臨んだが、伊達に9連勝をしているチームではなく、後半にその牙を剥かれ、悔しい2連敗を喫してしまった。

福岡のプレースタイルの印象としてはやはりその守備と敵の隙をついたカウンターにある。

その守備を崩したい甲府にとって、やはりMF泉澤選手のドリブルでの仕掛けや息の合った正確なパス回しを高いクオリティを持って試合展開をしなければ、なかなかゴールネットを揺らすことはできないと予想される。

前半こそ甲府優勢の時間があったものの、後半に福岡FWフアンマ選手の勝負強い得点を皮切りに2失点を喫してしまった。早速、今節を振り返っていきたい。

◆ ◇ ◆

台風14号が日本をかすめる中で行われることとなった第25節。VF甲府は、雨が降るホーム・山梨中銀スタジアムに現在9連勝と破竹の勢いで上位に進出した福岡を迎える。

5連戦第4ラウンドの初戦。VF甲府は前の第3ラウンドでは5試合で4分1敗と勝ち点を積み上げられず、ずるずると後退し現在リーグ7位。チャンスは作れているものの"最後の詰め"を決めきれず、もやもやする試合が続いた。

その第24節から中5日の休みを挟んでの今節。相手は連勝中の福岡だが、相手がどこであろうと甲府は勝ち切るために今考えられるベストメンバーで挑む。

甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:岡西選手。CB:中塩選手、新井選手、山本選手。ボランチ:武田選手、中村選手。WB:内田選手、藤田選手。シャドー:泉澤選手、松田選手。ワントップに太田選手。

スタメンは全員日本人プレーヤーとなったが、CBには新井選手と山本選手が入る。この2人がどのように試合をコントロールしていくのかは一つの見どころになる。また前線の3人にボランチ、WBが加勢し、分厚い攻撃で福岡の壁を切り崩したい。

スリッピーなグラウンドコンディションを考えた試合運びになると思われるが、全員の力を結集しアグレッシブに、そしてハイプレスとハードワーク、さらにフィニッシュの精度を高めて勝点3を掴み、この5連戦を上位進出の足掛かりにしたい。

≪前半≫
甲府ボールでキックオフ。試合は両チームとも守備に重心を置いた展開となったが、相手ゴールに詰め寄るシーンは甲府が福岡を上回った。

甲府はワントップに松田選手、右シャドーに太田選手が入ってフォーメーションは3-4-2-1。スリッピーなグラウンドコンディションを考え、序盤は山本選手からのロングボールで相手の裏を取ったり、前線にボランチの中村選手、武田選手が入る場面も見られた。

前半17分。ペナルティエリアほぼ正面で甲府のセットプレー。キッカーは山本選手。狙いすましたシュートは手前の壁を通り越し、ゴールするかと思われたがバーを直撃。惜しいシュートだった。

さらに前半22分。甲府は右CKを獲得。藤田選手が供給したクロスに、ゴール正面で中塩選手が反応してヘディングシュートを放つ。しかし枠をとらえたボールは相手GK村上選手に止められてしまう。

福岡は前半27分に決定機を作る。ペナルティエリア左からのパスを受けた石津選手がゴール左手前でシュートフェイントを入れつつシュートを放つ。甲府DF陣がシュートコースに入ったことでコースが絞られ、シュートはGK岡西選手の正面だったが、危ないシーンだった。

甲府は前半35分にもゴールチャンスを作る。右CKからの流れで、クリアされたボールを山本選手がペナルティエリア右手前からゴールファーに供給。これに武田選手が合わせるもわずかに枠を捉えられない。ゴール右手前に太田選手もいたが詰められない。

ゴールにより多く詰めた甲府だったが、あと少しの部分で先制できず。前半を0-0のスコアレスで折り返した。


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試合終了後 監督記者会見

 この雨の中のホームゲームで勝てなかったこと申し訳なく思っています。前半から我々がやろうとしているサッカーと福岡さんのパワーの凌ぎあいだったと思いますが、その中でお互いにチャンスがありながらも決め切れない前半でした。我々はロングボールのセカンドボールを拾えているときは良い状態でしたけど、セカンドボールを拾えなかった時、そこから押し返す時間帯が難しかったと思います。体のぶつかり合いや個人のパワー、球際の厳しさというところ、例えばファールで倒れた時の攻守の切り替え、そこを激しく行こう、そういうプレーを増やしていかないと最後の最後に福岡さんのスピードとパワーにやられるぞという中で、1人少なくなったところ、流れを持っていかれた状態でフアンマ選手にやられました。あの失点が一番痛かったと思いますし、あの時間をしっかり凌いだ後にチャンスを作っていきたかったです。2点目を取られた時間帯も、悪い時間帯にやられましたし、我々の最後のパワープレーやクロスからのシュートをキーパーのファインセーブで防がれたところもありました。最後の最後のゴールネットを揺らすところ、個人のクオリティをチームとして上げていかなければならない思います。悔しい敗戦ですけど次に向けてもう負けられない、勝ち続けていくしかないと思いますので、パワーを持って次のゲームに行きたいと思います。

Q:1点目の部分ですが、中村選手が怪我でいなくなった後、野澤選手が入って相手のコーナーキックが続きました。ピッチの中でもしっかりやらないといけない時間帯、耐えなければならない時間帯だったと思うのですが、クロスへの寄せや対応は監督から見ていかがでしょうか?
A:あの時間帯は流れが悪い時間帯で、10人になって5-4のブロックを作りながら、しっかり凌ぐ時間帯であったと思います。そこからセカンドボールを拾えなかったこと、例えばクロスが何回も上がっていましたし、コーナーキックも何回もありましたけど、そのセカンドボールをことごとく相手に拾われていたところ、ここが波状攻撃を受けた原因でしたし、しっかり弾き返せなかったということも原因であります。何回も連続してそういうことがあると、少しずつバランスが崩れてしまうことがあり、それでもやはりしっかりと弾き返さなければいけないところだったと思います。1点目のところの波状攻撃を受けた場面、そこはやはり痛かったと思います。

Q:2点目の部分、奪われてからのカウンターでペナルティエリアに入られてから、なかなかボールにアタックする守備が出来ていなかったと思うのですが、どう考えますか?
A:その通りで受け身になってしまったところと、体力的な部分であったりとか相手のスピードといった部分で、体をぶつけられれなかったところ、我々がアタックしようとした中、オーガナイズを変えて点を取りに行こうとした中でやられたので、ある意味チャレンジした中で点を取られてしまったところ、そこはなんとか弾き返したかったですし、ここに尽きると思います。

Q:2位との勝ち点差が13になりましたけど、この数字についてはどう受け止めていますか?
A:13という数字が目の前にあることは確かなので、もうやっていくしかないと思いますし、1試合ずつ勝ち点3を積み上げていくしかないと思います。諦めたつもりはありませんし、まだ17試合あって勝ち点差13、これは(昇格を狙うのに)可能な数字だと思いますので、悲観するものではなくて、前を向いて進んでいくしかないと思います。

Q:今シーズン2度目の連敗をして、監督の中でチームとして戦い方を含めて、何かを変える必要があると考えていますか?
A:それはありません。

Q:福岡戦から厳戒態勢となり入場者の上限が緩和されました。本日は雨ということで入場者は少なかったですが、多くの方々が来場できるようになったことはチームにとってプラスになるでしょうか?
A:チームにとってプラスになりますし、逆に我々が良いサッカー、勝つサッカーをしないとファンサポーターの方々も来ていただけないと思いますので、まずは結果を出していきたいと思います。

Q:次の北九州戦ではどのような雰囲気のスタジアムで試合をしたいと思っていますか?
A:厳しい状況になってきていますので、ファンサポーターの方々の後押しはすごく力になります。ぜひスタジアムに来て応援していただきたいと思いますし、責任を持って勝ち点3をプレゼントできるように努力していきたいと思います。



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試合データ

試合開始日時 2020年10月10日(土) 15:03
試合会場 山梨中銀スタジアム
主審 荒木 友輔
副審 関谷 宣貴
副審 塚田 健太
第4の審判員 坂本 晋悟
入場者数 1,528人
天候 雨、弱風
ピッチ状態 全面良芝
気温/湿度 17.8℃/90.0%