試合結果

10.4 (日) 14:03

2020明治安田生命J2リーグ 第24節

AWAY 石川県西部緑地公園陸上競技場

ツエーゲン金沢

試合終了

2-1

ヴァンフォーレ甲府

37分 島津 頼盛
74分 ルカオ
1 前半 0 50分 小柳 達司
1 後半 1
ツエーゲン金沢 ヴァンフォーレ甲府

選手交代

60分
杉浦 恭平→ 山根 永遠
46分
太田 修介→ ドゥドゥ
60分
島津 頼盛→ 金子 昌広
69分
荒木 翔→ 泉澤 仁
60分
加藤 陸次樹→ ルカオ
69分
ラファエル→ 松田 力
64分
窪田 稜→ 高安 孝幸
81分
中山 陸→ 山本 英臣
90分+2
長谷川 巧→ ホドルフォ
81分
中村 亮太朗→ メンデス

警告・退場

86分

イエローカード ルカオ

ツエーゲン金沢 ヴァンフォーレ甲府

スターティングメンバー

GK 23

白井 裕人 イエローカード

GK 31

岡西 宏祐 イエローカード

DF 24

長谷川 巧 イエローカード イエローカード イエローカード

DF 38

須貝 英大

DF 4

石尾 崚雅

DF 3

小柳 達司 イエローカード イエローカード

DF 27

廣井 友信 イエローカード イエローカード

DF 5

今津 佑太 イエローカード

DF 15

渡邊 泰基 イエローカード

DF 21

荒木 翔 イエローカード

MF 18

窪田 稜

MF 8

新井 涼平 イエローカード イエローカード イエローカード

MF 8

藤村 慶太 イエローカード イエローカード イエローカード

MF 15

中村 亮太朗 イエローカード

MF 16

本塚 聖也 イエローカード イエローカード

MF 24

山田 陸

MF 19

島津 頼盛 イエローカード

FW 18

太田 修介

FW 11

杉浦 恭平

FW 7

中山 陸

FW 17

加藤 陸次樹

FW 9

ラファエル

サブメンバー

GK 21

石井 綾

GK 33

小泉 勇人

DF 3

作田 裕次

DF 40

メンデス

DF 25

高安 孝幸

DF 4

山本 英臣

DF 29

ホドルフォ イエローカード

MF 14

武田 将平 イエローカード

MF 14

金子 昌広

FW 16

松田 力 イエローカード イエローカード イエローカード

FW 7

山根 永遠

FW 11

泉澤 仁 イエローカード

FW 9

ルカオ イエローカード

FW 10

ドゥドゥ

監督

柳下 正明 伊藤 彰

スタッツ

ツエーゲン金沢 ヴァンフォーレ甲府
8 シュート 12
6 GK 7
8 CK 5
8 直接FK 7
0 間接FK 3
0 オフサイド 3
0 PK 0

試合総評

明治安田生命J2第24節 『 金沢 2-1 甲府 』


『数多くのチャンス決めきれず、約1ヶ月ぶりの黒星』
5試合連続引き分けの甲府は、今節こそ勝利を誓いアウェイでツェーゲン金沢と対戦。

試合全体を通してボールを支配するも、相手に一瞬の隙を突かれ1-2で8/30の栃木戦以来の黒星となった。甲府はこれで今シーズン4敗目。 

前半に失点を許し0-1で迎えた後半開始早々、DF小柳選手が古巣相手に豪快なミドルシュートで恩返し弾。一時同点に追いつくも相手エースFWルカオ選手に逆転ゴールを許した。

直近5試合で2得点と攻撃陣が振るわない甲府だが、今節もシュート12本に対して得点が1と決定力不足が改めて露呈されてしまった。

これからの決定力改善が昇格の鍵を握る。今節を振り返る。

◆ ◇ ◆

アウェイサポートの入場解禁となった10月初戦の第24節。VF甲府は対戦相手ツエーゲン金沢のホーム石川県西部緑地公園陸上競技場に乗り込んだ。

VF甲府は現在勝点36でリーグ5位。ここまで8試合連続で負け試合はないものの直近5試合はドローが続き、勝ち切れない試合が続いている。

対する金沢は現在リーグ11位だが、前節の松本戦に1-0で勝利し上り調子の中で迎えるホーム戦となる。

甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:岡西選手。CB:今津選手、新井選手、小柳選手。ボランチ:中村選手、山田選手。WB:荒木選手、須貝選手。シャドー:中山選手、太田選手。ワントップにラファエル選手。

ハイプレスとハードワークで得点チャンスは作れているものの”あと1本”が遠い甲府。しっかり相手に勝ち切って6試合ぶりの勝ち点3を掴む戦いが始まる。

≪前半≫
甲府ボールで試合開始。序盤は静かな立ち上がりだったが、徐々に甲府がボールを握り、金沢のゴール前に詰め寄る。

前半19分。ペナルティエリア右手前から太田選手が供給したクロスに荒木選手がゴール左からシュート。枠を捉えていたがGK白井選手にクリアされ左CKを獲得。

その左CK。荒木選手が供給したクロスがこぼれ、このボールに反応した中山選手がシュートを放つも、石尾選手の足に当たり、再度左CKを獲得。

再度の左CK。ゴール正面へのクロスに今津選手がヘディング。これがゴール前でこぼれ球になる。敵味方密集する中で押し込むもGK白井選手の好セーブに阻まれゴールが奪えない。

その後もボールを握り、金沢陣内に押し込む甲府。だが、最後の部分でパスの精度やシュートの精度が悪く、チャンスをものにできない。

逆に前半37分。ここまで全くシュートを打たせなかった金沢にワンプレーを決められてしまう。

甲府がカウンターを仕掛けたのだが、逆にカウンター返しを食らい、加藤選手がゴール手前に入れた縦パスに反応した島津選手とGK岡西選手は1対1に。岡西選手も飛び出すものの島津選手に躱されゴールに流し込まれてしまった。

チャンスは作るものの決めきれない甲府とワンチャンスを決めきった金沢。前半を1点ビハインドで折り返した。


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試合終了後 監督記者会見

ヴァンフォーレ甲府:伊藤彰監督
 遠いところまでファン・サポーターの皆さんが来て、応援をしてくれたのに勝ち切れずに残念で、申し訳ないです。前半から、マンツーマンとセカンドボールを拾えるロングボールと、しっかりした個人のところ、チームとしてやって来る金沢に対して我々も戦うというところでやってきましたが、CKからのカウンターで失点した場面はリスクマネージメントやセキュリティ、守備のところがちょっと薄かったと思います。

 後半、同点になってから我々が攻撃をしているところでのスローインからやられた所も同じような状況。相手の個の力もあるが、我々が攻撃をしているところの守備のマネージメントがちょっと薄い状況があった。前線から加藤選手や杉浦選手、ルカオ選手が入って起点を作られたことが敗因。上が勝ち点を落としているところで勝って上に繋げていきたいところですが、残念ながら勝てなかった。次から勝ち切る、勝ち点3を取れるゲームをしたい。


質疑応答
前半を含めて、後半に追い付いたところも含めて、チャンスを作れていましたがネットを揺らせなかった。ネットを揺らすために質と回数を増やすしかないというところでしょうか?
我々がネット揺らせていないのは回数を増やしていかないといけない。ちょっとアバウトでもゴール前に入れていかないといけない。綺麗に崩そうとしているところがある。フットボールをしようと選手はアグレッシブにやってくれている。そこから一つ壁を乗り越える、点を取るために個人でひとつタイミングを外すとか、クロスをピンポイントで合わせるとか、パワーを持って入るところ、ここはちょっと足りないのかなぁというのは正直な感想です。足を振るところ、シュートに行く意欲を含めてトレーニングをしないといけないし、意識も変えないといけない。


リスクマネージメントの話が出たが、攻撃していても取れない、押し込んでいるところ、チームが前傾姿勢になっていたからというところはありますか?
2失点ともそうですね。CKから入ってカウンターに入ったところでパワーを持って出ていって、やり切れず、最後、掻っ攫われた。リカウンターを喰らった。リカウンターを喰らうと崩れるところ。ある意味そこでやられた。チームの若さというか、若い選手が出ていたので、“イケる”というのの逆を取られた。2点目も後半いい状態のときに、これから逆転するというときに、攻撃をしていた(泉澤)仁からチェンジサイドをして右サイドからクロスが当たってと…いうところだったと思うんですけど、そこで相手ボールになって、スローインでそのまま縦を突破された。改善できるところでもあり、意識が低かったところがあると思います。ゲームを重ねていくために、しっかりしたセキュリティをかけないといけない。


第3ラウンドが4分1敗という結果になったことについて?
これはまったくもって私の責任だと思うし、勝ち切れなかったことはチームとして反省すべき点。2020年は全体のチームにこういうゲームが多いというのはあるし、我々も一つ連勝すれば順位は上がる。勝って波に乗ることが必要になると思う。前の連戦ではしっかり勝点をとれたこと、これは自信を持っていいと思う。引き分けが多かったことは反省して、もっとアグレッシブに戦わないといけない。ネットを揺らさないと勝てない。次の5連戦に向けてリスクをかけてでも点を取りに行くところをチームとしてやっていきたい。


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試合データ

試合開始日時 2020年10月04日(日) 14:03
試合会場 石川県西部緑地公園陸上競技場
主審 三上 正一郎
副審 馬場 規
副審 竹長 泰彦
第4の審判員 大塚 晴弘
入場者数 2,745人
天候 曇、中風
ピッチ状態 全面良芝
気温/湿度 25.9℃/0.0%