GAME
試合結果
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選手交代
60分
宮崎 純真→ ドゥドゥ
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46分
松橋 優安→ 山下 諒也
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60分
野澤 英之→ 中村 亮太朗
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65分
井出 遥也→ 佐藤 優平
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85分
泉澤 仁→ ラファエル
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81分
山本 理仁→ 藤田 譲瑠チマ
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81分
井上 潮音→ 大久保 嘉人
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90分+4
小池 純輝→ 新井 瑞希
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警告・退場
44分
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83分
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スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 31
マテウス |
DF 2
藤田 優人
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DF 2
若狭 大志 |
DF 3
小柳 達司
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DF 6
高橋 祥平
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DF 5
今津 佑太 |
DF 5
平 智広 |
DF 39
内田 健太
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MF 21
山本 理仁
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MF 4
山本 英臣 |
MF 14
森田 晃樹
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MF 6
野澤 英之
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MF 11
井出 遥也 |
MF 14
武田 将平
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MF 20
井上 潮音 |
FW 19
宮崎 純真 |
MF 16
福村 貴幸 |
FW 11
泉澤 仁
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FW 33
松橋 優安
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FW 16
松田 力
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FW 19
小池 純輝
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サブメンバー
GK 33
小泉 勇人 |
GK 1
柴崎 貴広 |
DF 8
新井 涼平
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DF 3
近藤 直也
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MF 24
山田 陸 |
MF 36
藤田 譲瑠チマ
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MF 15
中村 亮太朗
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MF 18
新井 瑞希
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MF 7
中山 陸 |
MF 9
佐藤 優平
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FW 10
ドゥドゥ |
FW 13
大久保 嘉人
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FW 9
ラファエル |
FW 48
山下 諒也
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監督
伊藤 彰 | 永井 秀樹 |
試合総評
明治安田生命J2第23節 『 甲府 0-0 東京V 』
『守護神河田の復帰!クリーンシート達成も攻撃実らずスコアレスドロー』
今シーズン2回目の東京Vとの対戦となった第23節。
4試合連続ドローの流れを断ち切りたい甲府は前節からスタメン10人を入れ替えた。中でも注目は第2節ぶりに怪我から復帰したGK河田選手。前回の対戦で2-4と大敗を喫している甲府はどうにかして雪辱を果たしたいところだ。
前半、東京Vがボールを保持する時間が続いたが、甲府DF陣は非常にコンパクトに対応し、松田選手、泉澤選手、宮崎選手の機動力に優れた3TOPによる速攻で幾度となくチャンスを作った。
しかし、ゴールが遠い甲府。
後半開始早々、東京Vが勢いを増してくるが、怪我から復帰したGK河田選手を中心に甲府DF陣は集中を切らさなかった。
押され気味の甲府だったが、後半から出場したFWドゥドゥ選手を中心に巻き返していく。何度も相手ゴールに迫った甲府だったが、遂にはゴールネットを揺らすことができなかった。
5試合連続ドローに終わった今節を振り返ってみよう。
第23節はホームで迎える東京V戦。
VF甲府は現在勝ち点35でリーグ5位。5連戦第3ステージの3試合はドローゲームが続いており、積み上げた勝ち点は3。ハイプレス&ハードワークで失点が減り、負けこそしないものの相手を上回る”あと1点”が遠い状況が続いている。
対する東京Vは勝点31でリーグ8位。ここまでの3連戦は1勝1分1負で勝ち点4を積み上げてきた。前節の北九州戦を1-0で勝利し、チームの状態が上向いているのを感じる。
勝ち点4差の戦いとなるが、両チームとも目指すのはリーグトップである。まだまだ始まったばかりの後半戦で勢いに乗り、前を行くチームに離されないためにもどちらにとっても負けられない大切な試合となる。
甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手。CB:今津選手、山本選手、小柳選手。ボランチ:武田選手、野澤選手。WB:内田選手、藤田選手。シャドー:泉澤選手、宮崎選手。ワントップに松田選手と、今節も全員日本人プレーヤーで揃え東京Vに挑む。
今節では、怪我から復帰し今シーズン初戦となるGK河田選手が出場。伊藤監督は難しい決断だったと語っているが、ここまでチームの躍進に尽力してきた岡西選手を休ませ、今後の過密日展を勝ち抜くうえでもGK河田選手の起用は必ずVF甲府の今後の躍進につながるはずだ。またワントップを務める松田選手の走力とハードワークにも注目である。
思い起こせば、7月20日に行われたアウェイでの第5節東京V戦。今節のようにVF甲府は全員日本人プレーヤーで挑むものの相手に4失点を喫し悔しい敗戦となった。だが、その悔しさが今のVF甲府を支える大胆なターンオーヴァー&若手の成長を育み、今のスタイルを確立するきっかけにもなっている。
さあ、アウェイ戦での悔しさ、そして感謝を行動で返す時が来た。ハイプレスとハードワークで相手を凌駕し、4試合ぶりの勝ち点3をこの手に掴む戦いが始まる。
≪前半≫
甲府ボールでキックオフ。両チームともピッチ上でポゼッションを奪いに行く激しい展開となった。
積極的にハイプレスをかけてくる東京Vに対し、甲府はミドルプレスを敢行。相手3枚が前にいることで空いたスペースを山本選手、ボランチの武田、野澤選手がうまく繋ぎ、甲府が東京V内に押し込む時間が多くなった。また自陣から前線へのロングフィードで左サイドの泉澤選手がフリーで受ける場面も多く、東京Vゴールに迫るシーンも何度となく見られた。
前半19分の甲府の攻撃。ペナルティエリア左から泉澤選手が供給した精度の高い逆サイドへのクロスに、松田選手がヘディングを合わせるもGKマテウス選手に阻まれる。
さらに前半22分。山本選手からのダイアゴナルのパスを左サイドで受けた泉澤選手。ペナルティエリア左から逆サイドにクロスを供給し、これに宮崎選手が走り込み右足でダイレクトに合わせるも、カバーに入った相手DFの足に当たりゴールならず。
それで得られた右CK。藤田選手がゴールファーに入れたクロスに今津選手が叩きつけるようなヘディング。さらにゴールに近い位置に泉澤選手がおり、バウンドしたボールにヘディングで合わせようとするもわずかに届かず。松田選手も詰めるがGKマテウス選手が反応し、最後は相手に掻き出されてしまった。
立て続けにゴールに迫るものの、最後のところでGKマテウス選手が立ちはだかる。
ハードワークで相手からボールを奪い、パスやロングフィードで東京Vに揺さぶりをかける甲府だったが、前半38分に危ないシーンを作ってしまった。
前半38分。ボールを握って甲府陣内に攻め込む東京V。甲府は5-4-1の守備フォーメーションを敷くが、井出選手にちょっとした隙間に横パスを入れられ、受けた井上選手にペナルティエリアの左隅からシュートを放たれてしまう。しかし今節が今シーズン初出場のGK河田選手が右手1本でボールに触り、シュートはバーを直撃。怪我での療養明けと言えど、まったく衰えないセンスで甲府のゴールを守った。
前半43分にも甲府はチャンスを作る。センターサークルをちょっと東京V内に入ったポイントでセットプレー。キッカーは山本選手。ペナルティエリア右に供給したクロスを小柳選手がヘディングでゴール前に折り返し、それに宮崎選手がヘディングを試みるもわずかに合わず。
甲府は決定機を作り東京Vゴールに迫ったが、ホイッスルが鳴り前半終了。勝敗は後半に持ち越された。
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試合終了後 監督記者会見
引き分けが多く勝ち切れない中、中銀スタジアムに来て応援していただいたにも関わらず、勝てずに申し訳なく思っています。これからは勝ちゲームをお見せできるようにしたいと思います。
内容としては、ボールを保持できるヴェルディさんに対して、守備のところでハードにプレッシャーをかけられたところ、マークを外されても戻りながら我々のオーガナイズを組み、そこから押し出せるような守備が出来てましたので、そういう意味で守備の面は良かったかなと思います。ただ最後の最後にヴェルディさんの技術とグループでの戦術でマークを外されてシュートを打たれた場面は何回かありました。そこは押さえられるようにやっていかないといけないですし、「出所をしっかり押さえて前からプレッシャーをかけること」を継続してやっていきたいと思います。
攻撃のところも前半からビッグチャンスが何回かあった中で、残念ですけど「ゴールネットを揺らせなかった」、これに尽きるかなと思います。ヴェルディさん相手にもしっかりとボールを握れてましたし、崩しの部分やラストのクロスの精度、これらの部分も私自身は今日は良かったと思います。しかし最後の最後でヘディングをキーパーに当ててしまうとか、ボレーがキーパーの正面に行ってしまうなどの、「最後の質」の部分、ヴェルディさんは最後の質が上手かったので、我々としてもそういうところを見習いながら次のゲームに繋げていきたいと思います。引き分けが多いですけど、勝ちに繋げるために選手たちにも下を向かずに1試合ずつ全力で戦うことを伝えつつ、次の金沢戦に向けてやっていきたいと思います。
Q:以前も「最後のクオリティの部分は経験なのかな」とお話しされていました。現状、得点が取れそうで取れないもどかしさがあるとは思いますが、もう1つ踏み込むとしたらどういったことが挙げられますか?
A:細部の部分だとは思うのですが、例えばボールをコントロールして右に打つふりをして左に打つとか、目線を変えてノールックでパスを出すとか、スルーして相手の背後へ行くだとか、個人で目の前の相手を外してから打ったりとか、そういったスキルの部分を身に着けていかないといけないと思います。もしかしたら選手全員持っているかもしれません。しかし今出せる状況ではないというのがあるかもしれません。そういった状況で変化に富んだシュートを打つとかなどをやっていかないといけないと思います。相手を外してからシュートを打つとか、キーパーを倒してから冷静になって決めるとか、ペナルティエリアの中の時間の使い方、今我々はペナルティエリアの中で時間が無いというイメージを持ってプレーをしている可能性もあります。ペナルティエリアの中で時間がしっかりあると冷静に判断しながら、「ゴールネットを揺らしていく」ということを、もう一回やっていかないといけないです。ただそうは言ってもゴールネットを揺らす結果を1回出せれば、冷静さだったりとか余裕だったりとかは出てくると思いますので、どうにかゴールネットをこじ開けることによってまた1つレベルアップするのかなと、前線の選手たちにもう一回芽生えさせることをやっていかないといけないと思います。
Q:今日久々に出場した河田選手がシュートストップだけでなく、ビルドアップも良い縦パスを何本か通して、3か月ぶりの出場とは思えないプレーだったと思うのですが、監督から見ていかがでしょうか?
A:河田に関しては去年からプレーを見ているので、しっかり出来ることはわかっていました。怪我とコンディションという部分で苦しいシーズンを送っていますが、久々のゲームの中で90分冷静にビルドアップやシュートストップの部分、本当にミスが少なかったと思います。シーズンの前半戦はしっかりと岡西がゴールマウスを守ってくれていましたが、今後は2人でしっかり切磋琢磨して、チームのゴールに鍵をかけて欲しいと思っています。
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