GAME
試合結果
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選手交代
62分
上原 力也→ ムサエフ
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76分
太田 修介→ ドゥドゥ
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62分
小川 航基→ 藤川 虎太朗
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76分
野澤 英之→ 山田 陸
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75分
ルリーニャ→ 大森 晃太郎
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90分+1
松田 力→ 宮崎 純真
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81分
ルキアン→ 中野 誠也
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81分
大武 峻→ 松本 昌也
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警告・退場
71分
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スターティングメンバー
GK 21
杉本 大地 |
GK 31
岡西 宏祐
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DF 3
大井 健太郎 |
DF 2
藤田 優人
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DF 24
小川 大貴 |
DF 5
今津 佑太 |
DF 38
山本 義道
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DF 20
中塩 大貴 |
DF 44
大武 峻 |
DF 39
内田 健太
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MF 7
上原 力也 |
MF 4
山本 英臣 |
MF 10
山田 大記
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MF 6
野澤 英之
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MF 15
伊藤 洋輝
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MF 14
武田 将平
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FW 9
小川 航基
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FW 16
松田 力
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FW 11
ルキアン
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FW 11
泉澤 仁
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FW 20
ルリーニャ |
FW 18
太田 修介 |
サブメンバー
GK 1
八田 直樹 |
GK 33
小泉 勇人 |
MF 8
大森 晃太郎
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DF 3
小柳 達司
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MF 14
松本 昌也 |
MF 24
山田 陸 |
MF 18
ムサエフ
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MF 15
中村 亮太朗
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MF 23
山本 康裕
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FW 19
宮崎 純真 |
MF 26
藤川 虎太朗 |
FW 10
ドゥドゥ |
FW 16
中野 誠也 |
FW 44
ハーフナー マイク |
監督
フェルナンド フベロ | 伊藤 彰 |
試合総評
明治安田生命J2第21節 『 磐田 1-1 甲府 』
『ギリギリの攻防を続けた両チーム。あと一歩のところでゴールが生まれず悔しい3試合連続ドロー』
今シーズンの折り返しとなった第21節磐田戦。秋口の涼しさを感じさせる敵地、ヤマハスタジアムに乗り込んだ甲府がJ1昇格に向けて大きな意味を持つ今節を満身創痍で戦ったが、あと一歩のところでゴールが生まれず悔しい3試合連続ドローとなった。
スコアレスドローが2試合続いただけにゴールへの意欲がよく現れていた。
キックオフ早々からアグレッシブさを見せたのが前節に200試合出場を決めたFW松田選手。
前半、甲府が先制を許すも、まもなく同点ヘッドを決めた松田選手の一連の流れには目を見張るものがあった。前節でアニバーサリーゴールを決められなかったものの、今シーズンのハードワークぶりを見れば今節のゴールは必然だったかもしれない。
そして、今節を好ゲームに持ち込んだ影の立役者、好セーブを連発したGK岡西選手の活躍ぶりも忘れてはいけない。磐田の20本ものシュートを最小失点に防いだことが、今シーズンの甲府に負けが少ないことの象徴であることを証明したかのようであった。
同時にDF陣の連携や、攻守の起点となった司令塔MF山本選手の視野の広いプレーには脱帽である。そして安定したボールコントロール見せるMF泉澤選手の、磐田を翻弄させる動きは今節でも変わらず、左サイドから惜しい場面を何度も演出していた。
攻守ともに良いプレーが光っていただけあって、今節のドローには格別な悔しさが残った。
「ゴールの歓喜と勝利の喜びを今節こそ」と強く願ったが、勝負の世界はやはり甘くない。攻守交代の激しい一戦となった今節を早速振り返っていく。
J2リーグ42試合の折り返しとなる第21節は、5連戦の第3ステージ2戦目。VF甲府は対戦相手の磐田のホーム・ヤマハスタジアムに乗り込んだ。
ここ2試合スコアレスドローが続いているものの5試合連続無失点中の甲府は勝点33でリーグ5位。対する磐田は勝点29でリーグ8位につけているが、前節の栃木戦では手痛い逆転負けを許し、ここ3試合は勝ち星が取れていない。とは言え、ルキアン選手といったワンチャンスを決めてくる勝負強い選手もおり、手ごわい相手には間違いなく、甲府は細心のケアをしながら戦うこととなる。
今節のスタメンはオール日本人で固められた。第18節の長崎戦に2-0で勝利した編成が思い浮かぶが、サブには怪我から復帰したドゥドゥ選手も入り、後半からの出場、得点にも期待がかかる。
甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:岡西選手。CB:中塩選手、山本選手、今津選手。ボランチ:武田選手、野澤選手。WB:内田選手、藤田選手。シャドー:泉澤選手、松田選手。ワントップに太田選手という布陣で磐田戦に挑む。
ハードワーク&ハイプレスで勝ち点を積み上げている甲府だが、前を行く3チームに離されないためにも勝ち点3が欲しいところ。CBに入った山本選手のロングフィードやラインコントロール、さらにはボランチが参加しての分厚い攻撃、WBが相手陣内を深くえぐってからのクロスなど、積極的に攻撃し、ゴールをもぎ取ってほしい。
スコアレスの試合では守備の意識が高くなりすぎて、個人としてもチャレンジできていなかったと武田選手。前節でも得点チャンスは作れていたがあと一歩のところで決めきれなかったと悔しがった太田選手。そんな選手の思いをチームとして共有し、アグレッシブに行けるかが試される。
≪前半≫
甲府ボールでキックオフ。両チームとも3-4-2-1のミラーゲームで激しい攻守展開になったが、ハイプレスとハードワークで試合のペースを握ったのは磐田だった。ルキアン選手、ルリーニャ選手、小川航基選手といった3人のFWに甲府のゴールは脅かされる。
前半4分の磐田。自陣センターライン際から大武選手がペナルティエリア左手前のルキアン選手にロングパスが入り、これをルキアン選手がヘディングでゴール前に折り返す。これに収めた小川航基選手がワンタッチでペナルティエリア中央に進入し左足を振り抜くが、GK岡西選手がクリア。
前半17分にはハイプレスでボールを奪われカウンターに。小川航基選手がペナルティエリア右手前からゴール正面にパスを出し、これに走りこんだルリーニャ選手がシュートするも、タイミングよく飛び出したGK岡西選手が好セーブ。
ここまで岡西選手がゴールマウスを死守する場面が続いたが、前半18分に甲府は前半最大の得点チャンスを迎える。
山本選手が入れた縦パスを泉澤選手がペナルティエリア手前で右にはたき、松田選手がペナルティエリア右からドリブルで切り込み、ゴールエリア右まで寄せてファーサイドに詰めていた泉澤選手、武田選手にグラウンダーのパスを供給。だが二人ともシュートできず、さらに後ろから走りこんだ内田選手がシュートするもボールが浮いてしまい枠に飛ばない。
その後はまたも磐田にペースを握られ、甲府は前半37分に先制を許してしまう。ペナルティエリア左手前でのセットプレーでキッカーはルリーニャ選手。ファーサイドへのクロスを大武選手に折り返され、ゴール正面で大井選手にヘディングを決められてしまった。
前半終了間際の44分には、山本選手がペナルティエリア右手前から放ったシュートなど惜しいものはあったが枠を捉えられず、相手GK杉本選手を脅かすシーンは作り出せなかった。
前半を1点ビハインドで折り返した甲府。後半の立て直しに期待がかかる。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:伊藤彰監督
勝ち点3が必要なゲームで1を分け合って残念なゲーム。これから厳しい戦いが続いていくと思います。後半に入って、しっかり我々が狙う形でゴールが入った。最後、勝ち切る能力、2点目を取ることができなくて残念。これから勝ち切るところをやっていきたい。
■質疑応答
■今日でリーグ戦の前半戦を終えて勝ち点34ポイントの6位の折り返しとなりました。この点について?
取りこぼしが多かった。引き分けが多くて、もう3試合くらい勝ち点2を積み上げることができていればもっと上位を狙えた。シーズンの最初の入りはチームとしてまだ固まっていなかった中で悪いなりにも勝ち点を拾えた。これは選手の頑張り。最後ゲームの内容がよくなったのは守備がよくなったから。選手は成長した。後半戦に繋がる。負けないで後半戦に入れることはよかった。
■ここから後半戦で勝ち切るために大事になるが、チームが成長しながら結果を残す上で大事になることは?
今季は半分以上選手が入れ替わった。最後の最後までゲームを組み立てられること。最後の思い切った飛び出し、チャレンジすることが得点に繋がる。最後のクオリティ、思い切りのよさ、これを後半戦見せていかないといけない。チャレンジすることが得点に繋がる。我々がやろうとすることに選手は反応している。最後勝ち切る、足を振り切ることをやれるような状況を作れるようにしたい。
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