GAME
試合結果
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選手交代
61分
中山 陸→ ドゥドゥ
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46分
田中 裕人→ 山瀬 功治
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77分
ラファエル→ 金園 英学
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46分
渡邊 一仁→ 横谷 繁
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77分
小林 岩魚→ 野澤 英之
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46分
西岡 大志→ 川村 拓夢
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87分
太田 修介→ 藤田 優人
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54分
小暮 大器→ 有田 光希
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71分
西岡 大輝→ 山崎 浩介
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警告・退場
76分
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スターティングメンバー
GK 31
岡西 宏祐
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GK 1
岡本 昌弘
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DF 3
小柳 達司
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DF 20
茂木 力也
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DF 4
山本 英臣 |
DF 4
西岡 大輝
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DF 20
中塩 大貴 |
DF 5
前野 貴徳
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DF 21
荒木 翔
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MF 3
西岡 大志
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MF 27
小林 岩魚 |
MF 34
渡邊 一仁
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MF 24
山田 陸 |
MF 16
田中 裕人 |
MF 15
中村 亮太朗 |
MF 17
小暮 大器 |
MF 7
中山 陸 |
FW 11
森谷 賢太郎 |
FW 18
太田 修介 |
FW 15
丹羽 詩温 |
FW 9
ラファエル |
FW 8
長沼 洋一
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サブメンバー
GK 33
小泉 勇人 |
GK 21
加藤 大智 |
DF 5
今津 佑太 |
DF 2
山崎 浩介 |
DF 2
藤田 優人 |
DF 24
池田 樹雷人
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MF 14
武田 将平 |
MF 7
横谷 繁 |
MF 6
野澤 英之 |
MF 29
川村 拓夢 |
FW 10
ドゥドゥ |
MF 33
山瀬 功治 |
FW 17
金園 英学 |
FW 9
有田 光希 |
監督
伊藤 彰 | 川井 健太 |
試合総評
明治安田生命J2第13節 『 甲府 3-2 愛媛 』
『中村選手がプロ初GOAL!! 金園弾&ドゥドゥ弾も畳みかけ甲府は4位に浮上』
「中2日の厳しいスケジュールで…」という文言を読むことにも既に慣れてきてしまっているイレギュラーな状況になっているが、そんな中でも甲府は21位愛媛に3−2で勝ち越した。この結果、J2リーグ13節時点で甲府は4位に浮上した。中村選手はヘディングで気持ちの良いプロ初ゴールをゲット。昨今のゲームに見られる後半に追いつかれる流れで一時暗雲が立ち込めたが、中村選手、そしてプロリーグ初出場を果たした小林選手のアニバーサリーゲームに勝ち点3を飾り付けたのは、金園選手とドゥドゥ選手のベテラン勢だった。
またしても大幅にターンオーバーしたスタメンで臨んだ愛媛戦は、勝ちきる姿勢を絶やさず、ラファエル選手の1トップでスタートし、見事に勝ち越した。FWの中でもラファエル選手は特に献身的なディフェンスもするので、なかなか充分な戦力と言えないDF陣をバックアップする上でも、甲府にとって彼の存在感が試合ごとに増して来ている。
前節の徳島戦に続きホーム中銀スタジアムで行われた第13節。5連戦の4戦目の相手は、現在リーグ21位と沈んでいる愛媛。
12節終了時点で甲府は勝点19で7位タイ。前節の徳島戦では、前半に内田選手のヘディングで先制するものの後半にPKを与えてしまい悔しいドロー戦となってしまったが直近5戦は無敗で1勝4分と調子は悪くない。
対する愛媛は直近5試合では勝ち試合がなく、2分3敗と調子を落としてるので甲府としては是非とも勝利して勝ち点を積み上げたい。
甲府は試合ごとにメンバーを入れ替えるターンオーヴァーで、今回は前々節の琉球戦を戦ったメンバーが中心となるが、今節はケガから復帰した小林岩魚選手や高卒プロ2年目の中山選手の活躍に期待がかかる。
甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。前線の琉球戦から9名をターンオーヴァー。GK=岡西選手。CB=中塩選手、山本選手、小柳選手。ボランチ=中村選手、山田選手。WB=荒木選手、小林選手。シャドー=中山選手、太田選手。トップにはラファエル選手の布陣。
J2リーグは相変わらずの混戦模様で、1試合の結果で大きく上位進出もすれば一気に中位に落ちる事も予想される。甲府は得点は取れているが勝ち切れていない流れが続いているので、まずは先制&勝ち切って上位進出の弾みにしたい。
≪前半≫
甲府ボールでキックオフ。
両チームともフォーメーションは3-4-2-1のミラーゲームとなり、ピッチ中央でのポゼッション争いが激しい試合となった。
甲府はワントップにラファエル選手を配し、ロングフィードやWBの荒木選手、小林選手からの崩しでゴールチャンスを狙うものの愛媛の守備にも阻まれフィニッシュまで持ち込めない。途中愛媛にボールを握られる時間もあったが、5-4-1に可変した甲府のフォーメーションの前に愛媛も沈黙。お互い押し込む場面は作るものの、シュートで終われない展開が続いた。
しかし前半33分、甲府が速攻を仕掛ける。ピッチ中央で相手のパスを太田選手がカットしドリブルで持ち上がると、右に開いた小柳選手にパス。ペナルティエリア右から小柳選手がゴール正面に出した横パスに後方から中村選手が走り込みシュート。だがこれは相手DFにあたり、左サイドに流れる。だがさらにこれを荒木選手がゴールエリア正面にふわっとしたクロスを供給。これに体をひねってヘディングを決めたのは中村選手だった。ボールはゴール左に決まり甲府が先制!
その後先制された愛媛に甲府は押し込まれるものの、アラートを強めた守備で相手に決定機を作らせない。
逆に攻守のリズムが出てきた甲府は、前半43分にも得点チャンスを作る。荒木選手が敵陣中央から前線の右に出したパスにラファエル選手が追いつき、ペナルティエリア右に走りこむ太田選手に合わせてパスを供給。これを太田選手がノートラップで右足を振り抜くものの、わずかに枠を捉えられない。惜しいシュートだった。
その後アディショナルタイム2分も守り切り、前半終了のホイッスル。甲府は1点のアドバンテージを得て後半に挑んだ。
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試合終了後 監督記者会見
平日にもかかわらず、たくさんのファンサポーターの方にご来場いただいて、この勝ち点3を取れたことをすごく嬉しく思いますし、応援してくださって感謝しています。
前半相手にボールを持たれることを想定しながらも、自分たちもしっかりボールを握ろうという中で、お互いにボールを握りつつも、自分たちがカウンターに行ったり崩しに入ったりして、亮太朗が良い飛び出しから点を取ったこと、これはカウンターが狙いであったので、ボランチが飛び出して点を取れたことは良かったと思います。
後半に入るときに相手が3人交代するということで、今までの傾向から相手が攻撃的になるということを伝えて、選手たちを送り出しました。
ちょっとしたミスなどで少しチームが下を向きかけたところ、金園とドゥドゥがしっかりと自分たちの流れを引き寄せてくれたかなと思っています。
この勝利はすごく大きい勝利で、前節悔しい引き分けをした後の勝利でしたので、これを機にすごく良いコンディションで山形戦に向けてやっていきたいと思います。
Q:ボランチの中村選手と山田選手が試合を重ねるごとに良くなっていると思うのですが、監督の評価はいかがでしょうか?
A:今日が引き締まったゲームになったのは2人のおかげですし、彼らはゲームの中で成長しているのは感じています。「自分たちがイニシアチブを取る」ことや「もっと優位に進めるメンタリティ」は成長してさらに出てくると思います。
Q:今回若い選手が多い中で逆転できたことは大きな成長だと思うのですが、監督から見ていかがでしょうか?
A:試合内容は別として、「勝つ」ということがすごく大事です。まだ経験の少ない若い選手たちが成長していると感じていますし、その中で「勝ち切る」ということが成長度を高めるのに必要なことだと思うので、勝ち切ったことは若い選手たちには良かったと思います。
Q:途中から出てきた金園選手、ドゥドゥ選手が点を取って、途中出場の選手が役割を果して、若手とベテランの競争がありつつチームとして良い方向に向かっているのかなと思うのですが、いかがでしょうか?
A:ゾノ(金園選手)とドゥドゥが1点ずつ取ったことは格が違うなと思いますし、僕自身も彼らを信用しています、すごく助かっています。今日は若手の中山陸などがスタメンで出ましたけど、ゲームにしっかりと入ってくれましたし、評価はすごく良いです。これだけできればもっとチャンスはあるなと思いますし、交代したことに関して、ネガティブに捉えないでポジティブに捉えてほしいし、こういう日程の中なので、選手交代はすごく大事になってくると思います。交代したからと言って下を向かずに次のチャンスに向けて、コンディションやクオリティをあげてく作業をしてもらいたいと思います。僕自身も、中山陸に関しては次回も勝負したいなと思いますし、メンタルやモチベーションを落とさずにいてほしいと思います。
Q:小林選手が復帰してからのプレーでしたが、いかがでしょうか?
A:怪我明けでいきなり公式戦に出る、それもリーグ戦初出場ということで、緊張感などいろいろあったと思います。修介(太田選手)やタツ(小柳選手)、山田含めポジションの近い選手たちと、コミュニケーションやコンビネーションがうまくいっていましたし、トレーニングでも良いボールを蹴っていました。トレーニングマッチが出来ない中で、このような勝負(選手起用)をしないといけない。岩魚(小林選手)に関しては良いゲームだったと思いますし、右サイドの突破も良かったと思います。
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