GAME
試合結果
選手交代
63分
泉澤 仁→ 松田 力
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46分
イッペイ シノヅカ→ 嶋田 慎太郎
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63分
ジュニオール バホス→ ハーフナー マイク
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63分
小野 雅史→ 大山 啓輔
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77分
ドゥドゥ→ 山本 英臣
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63分
近藤 貴司→ 奥抜 侃志
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70分
嶋田 慎太郎→ 富山 貴光
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82分
三門 雄大→ 高田 颯也
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警告・退場
45分
ジュニオール バホス |
スターティングメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 40
フィリップ クリャイッチ |
DF 2
藤田 優人 |
DF 13
渡部 大輔 |
DF 3
小柳 達司 |
DF 24
西村 慧祐 |
DF 5
今津 佑太 |
DF 3
河本 裕之 |
DF 39
内田 健太 |
DF 42
山越 康平 |
MF 6
野澤 英之 |
MF 41
小野 雅史 |
MF 8
新井 涼平 |
MF 7
三門 雄大 |
MF 14
武田 将平 |
MF 18
イッペイ シノヅカ |
MF 11
泉澤 仁 |
MF 14
近藤 貴司 |
FW 10
ドゥドゥ |
MF 22
翁長 聖 |
FW 29
ジュニオール バホス |
FW 27
戸島 章 |
サブメンバー
GK 33
小泉 勇人 |
GK 46
松本 健太 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 4
ヴィターリス マクシメンコ |
MF 15
中村 亮太朗 |
MF 15
大山 啓輔 |
MF 16
松田 力 |
MF 39
嶋田 慎太郎 |
FW 18
太田 修介 |
MF 11
奥抜 侃志 |
FW 19
宮崎 純真 |
FW 37
高田 颯也 |
FW 44
ハーフナー マイク |
FW 28
富山 貴光 |
監督
伊藤 彰 | 高木 琢也 |
試合総評
明治安田生命J2第6節 『 甲府 1-0 大宮 』
『今季2勝目!大宮の猛攻の隙間を刺したドゥドゥの閃光。1-0で耐え切る強さを魅せた甲府』
J2リーグ第6節大宮アルディージャ戦はドゥドゥ選手の一弾が仕留めた1-0の結果。前節東京ヴェルディ戦の大敗から間を開けず、完封勝利という結果で幕を閉じた。FWドゥドゥ選手の攻めに止まらない献身的なディフェンスとボランチ陣の堅守が甲府の勝利を紐付けたゲームとなった。
特筆すべき点としては、今季加入ながら飽くなき「甲府武士道」の称号が既に相応しい藤田選手をはじめとした徹底した攻守のバランスワークにより、大宮の11本のシュートチャンスも防ぎ切ることに成功した。甲府は今節をもって9位に浮上した。
雨の予報も出ていたが、きれいに晴れ渡った甲府・中銀スタジアム。3連戦最終戦となる大宮アルディージャを迎えて行われる第6節。
前節の東京V戦で敗戦を喫した17位・甲府と、こちらも前節の栃木戦で敗戦を喫した2位・大宮で勝点差は6。ここで甲府が勝利すれば差は一気に3に縮まり、長いリーグ戦とは言え上位進出の足掛かりになる。
甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK=岡西選手。CB=小柳選手、新井選手、今津選手。ボランチ=野澤選手、武田選手。SH=藤田選手、内田選手。シャドー=ドゥドゥ選手、泉澤選手。トップはバホス選手。守備時には5-4-1や4-3-3なども考えられるが、どんな状況であれ目指すのは勝点3のみである。
両チームとも連敗はできない状況ではあるが、前節では影を潜めた「AGGRESSIVE」な面を押し出し、詰めかけたファン・サポーターの「心の声援」も受けて、それでも甲府が勝点3を掴む戦いが始まった。
<前半>
大宮ボールでキックオフ。
お互い3-4-2-1のミラーゲームとなった今節。試合は両チームともボールを持っている相手を深追いせず、自陣に入ってきたらアラートを強めて守備を重視する展開となり、一進一退の攻防戦となった。
前半7分の甲府。ドゥドゥ選手から前を走るバホス選手にパスが通り、ペナルティエリア内の右からシュートを放つも相手GKフィリップ選手の正面。
前半10分の大宮。左CKでキッカーはシノヅカ選手。ニアに飛び込んだ西村選手にヘディングで合わせられるも飛んだ場所がGK岡西選手の足元。これに岡西選手が反応しゴールを守る。今節の甲府にとって、これが一番危ない場面だった。
その後は大宮にボールを持たれる時間が長くなったが、アラートを高めた甲府の守備を突き崩せず、前半をスコアレスで折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
まずは山梨中銀スタジアムへ足を運んでくださったファン・サポーターの皆様へ「勝ち」をプレゼント出来て本当に嬉しく思いますし、後押ししてくださって本当にありがとうございます。前節不甲斐無い負けをした選手たちと話をして、まずはしっかり守備から入る、あとは攻撃のオーガナイズを変えながらしっかりと戦って行くというところは、今週の短い時間の中でやってきた成果であり、1-0というスコアで終われたことは選手たちをすごく褒めたいと思いますし、最後まで本当に良く戦ってくれたと思います。
もう少し最初からプレッシャーをかけて、しかし自分たちの裏のスペースを空けると大宮さんは個の能力や組織で崩してくるので、まずはそこのスペースを空けないために前半しっかりと守備から入って、我々は大宮さんの裏を狙うというイメージで入りました。
後半に入ってセットプレーでなんとか1点取ろうと今週しっかりとやってきたので、その成果として得点を奪えたことはスタッフと選手たちがしっかりとやってくれ、この得点に繋がったと思います。
後半我々が勝っているということで大宮さんに押し込まれる場面がありましたし、逆に我々も過度に出て行かなかったということで押し込まれたと思います。まずは勝ち点3を取るというところで選手たちもしっかりとゴールに鍵をかけて、自分たちの守備から攻撃への切り替えもできたと思います。そういう意味では自分たちが準備してきたことが最後の最後まで出来て良かったと思います。
Q:トレーニングでは5-4-1の「組織を作る」、「立ち位置に戻る」ということを意識をしてやってきたと思いますが、監督の評価、手ごたえはいかがでしょうか?
A:前節、サイドハーフの裏を取られて押し込まれた場面があったので、サイドハーフの戻る場所であったり、切り替えてプレッシャーへ行くのか、それとも早くオーガナイズを組むのか、そこの選択は選手たちが良くやってくれたと思います。特に今週はサイドハーフの(泉澤)仁とドゥドゥへは、ミーティングの中で「戻って来て欲しいところ」や「早く立ち位置を取ること」を意識してもらい、トレーニングさせました。その通りしっかり戻ってきてくれたことで、引き締まったゲームになったので素晴らしかったと思います。
Q:「ボランチが相手のボランチに対して前に出ていく場面」や「ボランチがバックパスした時に対して二度追いやプレスをかける場面」などを監督から見ていかがでしょうか?
A:ここ数試合それを取り入れながらやっているので、今日の試合ではしっかり面を作ってボランチが出ていけたかなと思います。(武田)将平と野澤(英之)のところはハードワークして90分戦い続けてくれました。守備の締めという意味では2人は貢献度は高いと思います。
Q:今シーズン初の完封で勝てたことに対して、生まれる影響や自信など監督から見ていかがでしょうか?
A:まだまだ改善しなければならないところ、「ボールを握る」ところや「シュート数が少ない」ところはもっともっと積極的に行かなくてはいけないですし、パワーをかけるところはかけなくてはなりません。まずは守備のところのオーガナイズから0で抑えられたことで選手たちに自信がついたと思いますし、これを機に、しっかりと「守備をすること」、プラスアルファで「ボールを握ること」や「積極的にシュートを打ちに行くこと」を増やさなければならないと思います。まずは1-0で勝てたことは第一歩を踏み出せたと思います。
Q:後半無失点の中で山本選手を投入しましたが、ここでの狙いとどのようなことを山本選手へ声を掛けましたか?
A:劣勢であったので、「セカンドボールを拾う」、「ボランチの守備」、「壁になってもらいたい」というところを伝えました。その中でボールを引き出して、(ハーフナー)マイクへボールを入れて時間を作るプレーを意識してほしいと彼に託しました。最後ディフェンスラインが下がってしまって、オミ(山本英臣)が出ていきたいところで出ていけなかった場面も見受けられましたが、オミ自身が引っ張って「前に出てこい」という仕草もしてくれていたので、そういった意味では頼もしかったです。
Q:勝利しましたが、課題を挙げるとしたらどんな点でしょうか?
A:ディフェンスラインの位置が低くなってしまって最後攻め込まれてしまったところは改善しなくてはいけません。ゲームの状況で変わってきますが「勝っていたからディフェンスラインが下がってしまった」と思うので、もう少し「高い位置でオーガナイズを組んでボールを奪い取る守備」が課題になってくると思います。またそこから「シュートまで行く完結する動き」が少なかったので、そこもすごく大事になってきますし、「シュートを打てていない」ことは積極的にチームとして取り組まなければいけません。これらが今後の課題だと思います。
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