GAME
試合結果
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選手交代
59分
ジュニオール バホス→ 松田 力
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46分
金子 昌広→ 窪田 稜
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68分
太田 修介→ 藤田 優人
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46分
西田 恵→ 島津 頼盛
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68分
野澤 英之→ 山本 英臣
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68分
ルカオ→ 杉浦 恭平
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83分
ハーフナー マイク→ 金園 英学
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83分
加藤 陸次樹→ 杉浦 力斗
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83分
ドゥドゥ→ 泉澤 仁
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83分
高安 孝幸→ 杉井 颯
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警告・退場
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スターティングメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 23
白井 裕人 |
DF 3
小柳 達司 |
DF 25
高安 孝幸 |
DF 5
今津 佑太 |
DF 4
石尾 崚雅 |
DF 8
新井 涼平 |
DF 27
廣井 友信 |
DF 39
内田 健太 |
DF 39
下川 陽太 |
MF 18
太田 修介 |
MF 14
金子 昌広 |
MF 6
野澤 英之 |
MF 6
大橋 尚志 |
MF 14
武田 将平 |
MF 8
藤村 慶太
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MF 10
ドゥドゥ |
MF 20
西田 恵 |
FW 29
ジュニオール バホス |
FW 9
ルカオ |
FW 44
ハーフナー マイク |
FW 17
加藤 陸次樹 |
サブメンバー
GK 33
小泉 勇人 |
GK 41
堀田 大暉 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 2
山田 将之 |
DF 2
藤田 優人 |
DF 34
杉井 颯 |
MF 24
山田 陸 |
MF 18
窪田 稜 |
MF 16
松田 力 |
MF 19
島津 頼盛 |
FW 11
泉澤 仁 |
FW 11
杉浦 恭平 |
FW 17
金園 英学 |
FW 33
杉浦 力斗 |
監督
伊藤 彰 | 柳下 正明 |
試合総評
明治安田生命J2第4節 『 甲府 2-1 金沢 』
『ゼロ黒星のまま、今季ホーム初勝利!イレブンの貢献と鮮烈な小柳恩返し弾』
J2リーグ第4節はシーズン初の2−1での勝利となった。
小柳選手の古巣金沢への強烈な恩返し弾と、ジュニオール・バホス選手のパワーシュートが甲府を勝利に導いた。しかし、ポイントとなったのはスタメン出場したハーフナー マイク選手。近年の甲府ではほぼ見られなかったアドバンテージのあるセットプレーや、ポストプレーという武器が備わったのは、彼の存在がとても大きい。2戦連続ゴールとなったバホス選手はいよいよ本格的にエンジンがかかって来たようで、フィジカル・バランス共に大きくレベルアップしたことを感じさせられる。
新型コロナウイルス対策のため少人数制を余儀なくされたホームの観客席。声援などが送れないにしても、1500人のサポーターの姿は甲府戦士たちにとってあまりにも頼もしかった。
ホーム中銀スタジアムに現在8位の金沢を迎えて行われた第4節。また、今節からコロナウイルス対策が緩和され、スタジアムには観戦を待ちわびていたファン・サポーターが見守る中で行われることとなった第4節。
甲府はここまで負けこそ無いものの勝利もなく3試合連続のドロー試合。ここで今節の初勝利をファン・サポーターに届け、中三日で行われる3連戦の初戦を上位進出の足掛かりにしたいところだ。
予想フォーメーションは4-2-3-1。スタメンは前節から3人替えて、前線にはバホス選手とハーフナー マイク選手、ドゥドゥ選手、太田選手。控えには怪我で戦線を離れていた藤田選手の名前もエントリーされた。
前線のハーフナー マイク選手のポストプレーとそこからのFW陣の攻撃力で得点できるか。また前節はDFラインが下がり過ぎて押し込まれてしまった反省を活かせるのかが見どころとなった。
<前半>
甲府ボールでキックオフ。気温29℃、湿度68と蒸し暑いピッチでの試合が始まった。
試合開始当初は、ピッチ中央でのポゼッション争いが多く見られお互い一歩も引かない試合展開だった。甲府は前線のハーフナー マイク選手を起点にした攻撃を、金沢はルカオ選手にボールを集めたが、徐々に甲府が試合の流れを引き寄せ始める。選手間の距離がよく、また高めのDFラインと相手への前線からのプレスが効いていた。またトップに入っている長身のハーフナー マイク選手を活かしたプレーで得点チャンスが生まれた。
試合が動いたのは前半27分。
甲府の右CK。キッカーは内田選手。精度の高いクロスがゴール正面に入り、長身のハーフナー マイク選手がヘディングで合わせる。だがこれは相手GK白井選手の正面ではじかれこぼれ球に。だがそれに反応した小柳選手が右足を振りぬき、ゴールネットを激しく揺らした。今節スタメンで入ったハーフナー マイク選手のストロングポイントが発揮されたシーンだった。
さらに前半35分には甲府に2点目が生まれ、金沢を突き放す。
野澤選手が相手DFのちょっとした守備の隙をついて前線のバホス選手に精度の高いスルーパスを送る。受けたバホス選手は相手DFが寄せてきたがトップスピードのドリブルでペナルティエリア右に侵入。相手DFがスライディングタックルを仕掛けるコンマ数秒前に右足を振りぬいた。GK白井選手も必死にブロックするが、シュートの威力を止めきることができず、ゴールに吸い込まれた。一瞬のスピードとパワーを見せつけたバホス選手のシュートだった。
その後、金沢に押し込まれる時間もあったが、甲府の選手はピッチ上を駆け、守備に対してもアラートを強くし金沢の攻撃を跳ね返していった。
そして前半終了のホイッスル。甲府は2点のアドバンテージをもち後半に突入する。
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試合終了後 監督記者会見
無観客試合から有観客試合となりファンサポーターの方々と共に戦えたことをまずは感謝しております。
今シーズン初勝利出来ました。全員で勝ち取った勝利だと思います。フットボールをできる状況を作っていただいた皆様には本当に「ありがとう」という言葉を伝えたいと思います。
ありがとうございます。
ゲームに関しては、前半セットプレーと我々が用意してきた「縦に早い攻撃」、金沢さんがマンツーマンでしっかりと人に強くというサッカーをしてくる中で、我々は「深く」「早く」「裏へのボール」というところをテーマにして今週やってきました。その中でバホスの得点はその形が出た得点だったと思います。後半に入って少し受け身に入る中で失点をしましたが、ミドルシュートのところは選手たちがもうちょっと正面から体を張って出ていかなくとはいけないところ、10分ぐらい受けてしまう時間が多かったと思います。その辺を2-0というスコアの中で、もっともっとアグレッシブに考えていかなければならないと思っております。
最後オーガナイズを変えながら落ち着いてゲーム運びが出来たので、そこは選手を評価しております。幅と深さを使いながらキープする選手、サイドでしっかりキープできながら時間とゲームを進めたというところは、選手たちはすごく良くやってくれたと思っています。ただやはり3点目が取れるゲームにしていかないといけないですし、0で抑えてもっとイニシアチブを取れるゲームをこれから目指していきたいと思います。
Q:2点目はチームとして連動して取れたいい形での得点だと思うのですが、今日はマイク選手であったり太田選手であったり顔触れが変わる中で、いい形で得点が取れたということへの評価をお聞きしたいです。
A:ひとつはマンツーマンで深く入れたいというところでマイクを起用しました。その中でポストプレーですとか、ボールを引き出すところ、本当に献身的に交代するまでやってくれたなと思います。しいて言えば最後のクロスのところで、もう一度顔を出して得点を取ってくれる、そういうシーンをもっともっと増やせれば、彼にとってみたらもっといいゲームで終われたと思いますし、ただやはり今回用意してきた中で、マイクのところはひとつポイントとなった攻撃でしたので、その辺はすごくよかったと思います。太田に関しても献身的に守備のところはアタックしてくれましたし、バホスの特徴を活かして2点目を取れたのはチームとして素晴らしかったと思います。
Q:前半25分過ぎくらいにバホスとマイクの立ち位置を変えた狙いは?
A:当初1.5列目のところでバホス、そこからランニングを意識していましたが、彼がそこからランニングするタイミングと、頂点からランニングするタイミング、彼自身は頂点からランニングするタイミングの方が得意であったので、まずは得意な形を優先させました。その分マイクはトップ下のところでボールを引き出す役割をしっかりこなしてくれたので、そこを変えたバランスは良かったと思います。
Q:今日は観客が入りましたが、無観客と比べて監督から感じたことは?
A:全然違いますね。良い場面や守った場面は、声が出せないと思いますが拍手で後押ししてくれましたし、最後まで走りきれたのはそういうところの後押しがあったからだと思いますし、雰囲気も無観客とは全く違ったものだったと思います。
Q:この後の中3日での試合日程に関しては?
A:中3日で試合をしなくてはいけないというところは、チームとして総力戦で戦っていかなくてはいけないと思っております。連戦を戦える選手、休ませないといけない選手、その辺りは僕自身しっかりとマネジメントしながらやっていかないといけないと思っております。これから3連戦、明けてまた3連戦、そして5連戦と連戦が続く中でコンディションというのは今シーズンすごく大事になってきますので、パワーを持った選手たちが次のゲームを戦ってくれることを僕は信じています。
Q:コンディション面が大事になってくるということですが、ほかの選手を起用する中で、戦術面のポイントは?
A:チームとしてやってきたところがあるので、ベーシックのところをやりつつ、対東京ヴェルディ、対大宮アルディージャというところを視野に入れてやっていかなければと思います。選手が変わったら戦術が変わるということは全くなくて、やろうとするところはマイクが出ようと、バホスが頂点にいようと、違う人が出ようと、我々がやることは変わらないと思っています。
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