GAME
試合結果
選手交代
67分
田中 佑昌→ 佐藤 洸一
|
59分
村田 航一→ 清水 慎太郎
|
85分
横谷 繁→ 新井 涼平
|
74分
木村 祐志→ 浅野 雄也
|
88分
茂木 駿佑→ ジョー
|
警告・退場
45分+1
内田 健太 |
72分
木村 祐志 |
スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 50
松井 謙弥 |
DF 41
武岡 優斗 |
DF 13
岸田 翔平 |
DF 22
小出 悠太 |
DF 5
伊藤 槙人 |
DF 6
エデル リマ |
DF 24
細川 淳矢 |
MF 50
田中 佑昌 |
DF 7
志知 孝明 |
MF 14
横谷 繁 |
MF 27
茂木 駿佑 |
MF 40
小椋 祥平 |
MF 8
前 寛之 |
MF 39
内田 健太 |
MF 18
白井 永地 |
FW 29
ジュニオール バホス |
MF 10
木村 祐志 |
FW 9
ピーター ウタカ |
MF 32
黒川 淳史 |
FW 10
ドゥドゥ |
FW 11
村田 航一 |
サブメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 21
村上 昌謙 |
DF 3
小柳 達司 |
DF 4
ンドカ ボニフェイス |
MF 8
新井 涼平 |
MF 6
平野 佑一 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
MF 23
外山 凌 |
MF 21
荒木 翔 |
MF 45
浅野 雄也 |
FW 25
森 晃太 |
FW 9
ジョー |
FW 18
佐藤 洸一 |
FW 14
清水 慎太郎 |
監督
伊藤 彰 | 長谷部 茂利 |
試合総評
明治安田生命J2第9節 『 甲府 1-2 水戸 』
『 1−2の逆転を許し、悔しい今季初黒星。 』
開幕以来、無敗を展開していた甲府。
沢山のサポーターに囲まれた熱いホーム戦で勝ち点3を取り、首位に返り咲きたいところだったが、後半ATのPKを許し、悔しい逆転負けを喫した。ウタカ選手、ドゥドゥ選手、ジュニオール・バホス選手の3トップが先発した初の試合となり、勝利が大きく期待されていた今節。セカンドボールの取り込みなど、今季の課題がなかなかクリアできていない部分もあったが、水戸ホーリーホックの方が一枚上手だった。
前半の絶妙なサイドチェンジなどチャンスメイクに徹した田中選手、信頼のおける対人ディフェンスに徹した武岡選手の活躍など、手に汗握るシーンも数多くあったが、初黒星となった。切り替えて次節に向かおう。
8戦無敗同士の戦いとなった第9節。
過去の対戦成績は甲府が15勝7分14敗と1勝リードしているものの、ほぼ互角の好敵手、水戸を迎えてのホーム戦。
どちらのチームが先制するか、甲府はウタカ選手、ドゥドゥ選手、バホス選手の強力なFW陣で、ここまで3失点と水戸の堅守をこじ開けられるかといった見どころの多い試合。
試合は甲府ボールでキックオフ。
試合は開始2分で動いた。甲府の右CK。キッカーは内田選手。左足で放たれた巻き込むクロスは相手にクリアされるも、こぼれ球にペナルティエリア正面に構えていた小椋選手が右足でダイレクトボレー。これが右ゴールポストを叩く。さらにこぼれ球に詰めたウタカ選手から出た浮いたボールに横谷選手が身体で押し込んだ。甲府は開始2分で先制。今季、先制した試合は負けていない甲府にとっては幸先良い得点となった。
だが、まだ88分ある。本当の試合はここからとばかりに甲府は追加点を取りに行く。
甲府はサイドチェンジを使って切り込む。しかし、適度な距離感を持って守備をする水戸のプレスにかかったり、相手陣形の中央部が閉じられパスミスやパスカットが散見され攻撃のリズムが生まれない。
その後、水戸のハイプレスの前にジリジリと甲府のDFラインが後退。ボールを奪ってから攻撃に転じるも、引き気味の状況でスピードを持って前のFW3人に繋ぐ事が出来ず、攻撃態勢ができる頃には既に水戸の堅守が完成し、こじ開ける事も出来ない。
そうなると試合の流れは徐々に水戸に。
そして前半26分に同点に追いつかれる。白井選手が供給した縦パスをペナルティライン正面で受けた村田選手。胸で落としたこぼれ球に甲府DF3人が詰めるが、間隙をぬってボールを奪った黒川選手が最後は落ち着いてGKをかわすループシュートを放ちゴールを決めた。
その後も流れは水戸ペースのまま、前半を同点で折り返す。
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試合終了後 監督記者会見
まずは、ホームで勝てなかったことサポーターに申し訳ないと思っています。素晴らしい後押しがあったんですけれども、勝ち点を積み上げられなかったということは我々も反省していかなければならないと思っています。
前半、バホス、ウタカ、ドゥドゥの3トップで先制点を取りに行こうという話で入りました。その中で最初のコーナーキック、セットプレーで点を取れたということ、勢いをもって入れたということはすごく評価しています。そのあと、早い時間に点を取れたということで我々が受け身になってしまい、前半の主導権を握れなかったというところはすごく反省するところだと思います。しっかりと、ボールを握りながら攻撃的にやらなければならないところですが、受け身に回ってしまったということ、最終的にミスから失点をしてしまったというところはチームとして流れを変えていかないといけないかなと思います。
後半になって、その流れというものをより一層より強くやっていこうというところと裏へのランニングが少なかったので、ディフェンスラインの裏を狙っていこうと前3人にも強く言いまして、そこからチャンスを作っていこうというのはやりました。途中から佐藤洸一が入って、前でボールが収まったところからはお互いに間延びしたゲームになってしまったなというところはありますが、お互いに点を取りに行こうというところがあったのかなと思います。決めきれなかったところが、最終的に勝ち点を失ったところかなと思います。
最後に、一つだけ、誤解がないように言いたいのですけれども、こういうお互いに上位争いのゲームの中で、レフェリーのところですけれども、見解が分かれると思いますが、最後のファールであったり、壁に対して外からプレッシャーをかけてジャンプさせないようしたりというところは、しっかり見ていただきたかったかなというのが正直な感想です。レフェリーの方もいろいろあると思いますが、足にいってファールというのはそれは仕方ない。ただ、レフェリーが判断をしたハンドというジャッジでは、小椋は本当にハンドをしていたのか、壁をつくった時の小椋がジャンプをしたときに清水慎太郎が壁を押したところのファールは見逃さなかったのか、そういうところは悔やむところではありますが、終わったことなので仕方ないと思いますが、その辺はしっかりとしたジャッジをして欲しかったなというのが正直な気持ちです。
そうはいっても我々が先に点をとって逆転されたという事実はしっかり受け止めて次のゲームに向けて修正していきたいと思います。
Q:今日の3トップに対する評価はいかがですか。
A:守備のところの部分で、まだまだプレッシャーをかけられないところがありました。それは、流れというところもあると思いますが、最初に点が取れてしまって、ディフェンスラインが受け身になったというところで前の3人がプレッシャーをかけづらくなったというのは仕方ないと思います。それを差し引いても守備の意識というところ、アタックにいったあとの切替えであるとか、その辺は外国人でも日本人でもハードワークしなければいけない、それは当たり前なことなので、映像をみながら彼らとコミュニケーションを取っていきたいと思っています。
Q:失点のところでミスがあったと言っていましたが、現状でどういったところがもう少し必要だと思われますか。
A:まず、ボール保持者に対してのプレッシャーが足りなかったというところ。クロスをあげられた時に割り切ってクリアしなければならないところ、こぼれ球に対しての反応、そういうところはこちらから見ていても遅かった。相手の黒川選手の方が一瞬早かったというところは、セカンドボールの処理でしたりとか、割り切ってしっかりクリアする、その準備が遅かったということ。その流れを作ってしまった前半のラインが下がったところでしたりとか、その辺を修正しなければならないと思っています。
Q:長いシーズンで上手くいかず黒星もあると思うが、どうやって立て直していけば良いと考えていますか。
A:このチームは守備で勝ってきたチームなので、2失点したら勝てないということはよく分かっています。守備の部分でどれだけ高い位置でプレッシャーをかけられるか、しっかりコレクティブにやらなければならないことですし、守備というところのアグレッシブさはここ何試合か失われてきているところでもあります。それは僕自身も分かっているところで、今まで以上に守備の積極性をもったゲームをしなければならない。最後はそこに攻撃的なところをもう一つプラスアルファしていかなければならないと思います。
Q:佐藤選手を投入した場面で更に攻撃的な選手の枚数を増やしたのは、どういった理由からですか。
A:ホームで引き分けを狙うのも一つかと思いますが、我々は勝ち点3が欲しかった。そういうところでは勝ちに繋げる選手を投入したということだと思います。この先、1対1でやり過ごすというようなゲームも出てくると思います。そういうゲームをするのであれば、戦術的にまた違った選手交代があったかと思います。まだ序盤戦で勝ち点を積み重ねていきたいというところでは、ああいった攻撃的なところからホームで勝ち点3が欲しかったということです。
Q:最近、守備のアグレッシブさが失われ、受け身になってしまっていることについて、理由はどのようなことが考えられるか。
A:一つは、そういう対戦相手、町田さん、金沢さん、岡山さんであるとか、縦に早いパワーをもったチームに対しての対応というところで我々が思っていた守備というもの、基本的には一対一というよりもアバウトな守備をしなければいけないというところ、そこに強さであったりはっきりした守備をしなければいけないというところもあると思います。そういうチームの対策を我々が目指してキャンプからやってきたかというと、それを密にやってきた訳ではなくて、しっかりと自分たちが良いオーガナイズからそこから守備をするということをやってきたので、その辺はもしかしたら対戦相手にとってうちのウィークのところかもしれません。そこを見ながら攻撃をしてくるチームも多々あると思いますが、そういう守備の自分たちが入っていくところを見計らったりだとかコレクティブにチームとして追い込んでいく、そういった積極性が欠けているのかなというふうに思っているので、そこは修正しなければならないと思います。
Q:前半、ドゥドゥ選手を呼んで、武岡選手に直接指示を出していましたが、どんな指示を出していたのですか。
A:右サイドに少しやられている部分がありましたので、中の選手たちの感覚と我々の感覚とを擦り合わせたというところがまず一つです。そこで、ボランチの立ち位置でしたり、シャドーのポジショニングを変えてみて、それを変えずにできるかどうか、中でやっている選手たちの感覚を確かめてお互いに擦り合わせた状態の中で、そこの感覚をお互いにコミュニケーションをとったものです。
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