GAME
試合結果
選手交代
73分
高野 遼→ 松橋 優
|
46分
アレックス→ 市村 篤司
|
83分
ジエゴ→ 森 晃太
|
69分
重松 健太郎→ 福家 勇輝
|
88分
曽根田 穣→ 田中 佑昌
|
74分
田中 英雄→ パク チャニョン
|
警告・退場
67分
森川 裕基 |
スターティングメンバー
GK 23
岡 大生 |
GK 1
清水 健太 |
DF 3
ビョン ジュンボン |
DF 4
荒堀 謙次 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 25
岡村 和哉 |
DF 6
エデル リマ |
DF 30
竹内 彬 |
MF 18
道渕 諒平 |
DF 31
アレックス |
MF 40
小椋 祥平 |
MF 28
田中 英雄 |
MF 26
佐藤 和弘 |
MF 14
佐々木 渉 |
MF 35
高野 遼 |
MF 10
高木 和正 |
FW 24
曽根田 穣 |
FW 11
森川 裕基 |
FW 11
ジエゴ |
FW 20
原 一樹 |
FW 19
小塚 和季 |
FW 19
重松 健太郎 |
サブメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 16
ソン ヨンミン |
DF 16
松橋 優 |
DF 2
パク チャニョン |
DF 34
今津 佑太 |
DF 5
麻田 将吾 |
MF 5
窪田 良 |
DF 15
市村 篤司 |
MF 14
田中 佑昌 |
MF 8
渡邉 大剛 |
FW 13
太田 修介 |
FW 9
我那覇 和樹 |
FW 25
森 晃太 |
FW 21
福家 勇輝 |
監督
上野 展裕 | 北野 誠 |
試合総評
明治安田生命J2第39節 『 甲府 1-0 讃岐 』
『 森復帰弾で執念の勝利!残りシーズンは全勝目指し走り抜けよう! 』
夕方16時からのキックオフだけあり、昼間の陽気とはうって変わり肌寒いほどになった小瀬。
森選手の復帰弾、そして田中選手の350試合出場達成という記念すべき第39節を振り返る。
他チームの結果により、残念ながらキックオフの時点でJ1昇格の可能性は無くなっていたわけだが、目の前の試合に全力で取り組む甲府のハードワークは筆舌に尽くしがたいものがあった。前節でゴールを決めているジエゴ選手は2試合ぶりに先発出場となったが、終始ものすごい気迫でピッチを走り回っていた。本人の胸にも想うものがあったのだろうか、中盤から前線でのプレーは拳を握りしめるシーンが数多くあった。
後述するが、怪我からピッチに復帰した森選手は、ジエゴ選手との交代(83’)から僅か30秒ほどで、松橋選手のクロスをヘッドで叩き込む鮮烈なゴールで小瀬に集まった7633人を魅了した。試合後のヒーローインタビューではこみ上げるものと共に、これからへの希望を感じさせてもくれた。
J3への降格も背後に迫っている讃岐も執念のディフェンス。甲府にプレッシャーを与えて来たので、シュート数17本とはいえ甲府を防いできた厳しいゲームとなったが、甲府の執念の方が勝ったタフなゲームは、若きエースの帰還によって終幕する形となった。
天皇杯は残っているものの、リーグ戦は残り3試合。
前を向いて闘い続ける甲府戦士たちは、この夏より全員大きく見える。
甲府ボールでキックオフ。
試合開始早々に讃岐は甲府のDFラインにプレスをかけて、一時流れを手繰り寄せたが、10分も過ぎる頃には右サイドの道渕選手のクロスやボールの出所へ早めのチェックでピンチの芽を潰してペースを掴み、その後は終始甲府ペースの試合展開となった。
前半22分には高野選手がドリブルで左サイドを駆け上がり、ペナルティーラインを突破。そこから入れたマイナスのクロスは相手DFにクリアされてしまうも、そのこぼれ球に後方から佐藤選手が走り込み左足を振り抜いた。放たれたシュートはゴール左に外れはしたが、積極的な攻めを見せる。
その4分後に甲府は決定機を迎える。ペナルティーエリア手前の中央で佐藤選手が右の道渕選手にはたき、道渕選手がクロスを上げる。それに曽根田選手が相手のチェックを受け倒れ込みながらも足で合わせるが、これがバーを直撃してしまう惜しいシュート。
前半41分には、左サイドの高野選手からゴール正面にクロスがあがり、ジエゴ選手がドンピシャのタイミングでヘディングシュートを放つも、相手GK清水選手のファインセーブで弾かれてこちらもゴールにならず。
ハードワークに徹した甲府は前半だけで実にCK9本、シュート10本と猛攻を見せたが、讃岐の徹底した守備陣形を切り崩せず、前半をスコアレスで折り返す事となった。
※この続きは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合総評』メニュー(有料)をご覧ください。
ご加入方法はこちらです。
試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:上野展裕監督
先ず総括の前に、7,633名のたくさんのサポーターに集まっていただき、ありがとうございました。
試合につきましては、決定機を何度も作ったんですけれども、決め切れない状況が続きました。シュートは17本と決定機は何度も作ったとは思いますが、最後の最後に松橋(のクロス)から交代した(直後の)森晃太が良く決めてくれました。しかしながら、今日で6位以内に入るということが出来なくなくなりました。沢山の皆様に応援していただきながら、こういう結果になったことを申し訳なく思います。
まだ、試合は続いていきますので、全力で準備をして水戸戦に備えたいと思いますし、一戦一戦最後まで気持ちを切らずに、皆様も最後まで応援して下さっていますし、最後までやり切りたいと思います。プラスして天皇杯も残っていますので、チーム一丸となって最後の最後まで戦い抜きたいと思います。以上です。
【質疑応答】
■キックオフ前の段階で(プレーオフ進出は不可能と)決まっていましたが、どのタイミングで把握されたのですか。また、選手たちをどういう状態で送り出したのですか。
(試合前)選手は知らなかったと思います。私は知っていました。でも、この試合に沢山の皆様が応援して下さっているのでやり切りたいという思いは強かったですし、この試合勝ちきりたいという思いはより強くなりました。
■リーグ戦の残り3試合は消化試合となります。どういうことを突き詰めていきたいですか。
一般的には消化試合と言われますけれども、私は消化試合とは捉えてはいません。一戦一戦戦うことが来年の甲府に繋がると思いますし、来年と言わず、その次の甲府へ繋がることだと思いますので、消化試合とは思いません。ですので、次の水戸戦に最善の準備をして臨みたいと思います。
■来年に繋げるために残り3試合、具体的にどのように試合をしていきますか。
次の試合に向けて全力で準備をします。次の試合にチーム一丸となって、ベストメンバーで戦い抜きたいと思います。
■結果的にプレーオフ進出、J1昇格は絶たれましたが、どこが足りなかったと思いますか。
夏場になる前にたくさんの負傷者が出て、ルヴァン杯の浦和戦の後の山形戦に負けた後ぐらいからチームは苦しくなっていきました。怪我人がたくさん出たことが痛かったんですけれども、それでもしっかり戦っていかなければなりませんでしたので、チームをそこでしっかり建て直してあげることができなかったことが残念ですし、申し訳なく思います。
※選手コメントは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合情報詳細』メニュー(有料)からご覧ください。
ご加入方法はこちらです。