GAME
試合結果
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選手交代
63分
ヘニキ→ アレックス
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45分+1
小出 悠太→ 山本 英臣
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83分
古波津 辰希→ 菅 和範
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76分
曽根田 穣→ ジエゴ
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86分
大黒 将志→ 西谷 優希
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90分+3
エデル リマ→ 田中 佑昌
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警告・退場
31分
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39分
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61分
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87分
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スターティングメンバー
GK 1
竹重 安希彦 |
GK 23
岡 大生 |
DF 19
服部 康平
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DF 3
ビョン ジュンボン |
DF 42
パウロン
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DF 22
小出 悠太
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DF 17
福岡 将太 |
DF 6
エデル リマ
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MF 29
川田 拳登
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MF 18
道渕 諒平
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MF 5
ヘニキ
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MF 40
小椋 祥平
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MF 6
古波津 辰希 |
MF 26
佐藤 和弘 |
MF 26
夛田 凌輔
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MF 35
高野 遼
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FW 37
浜下 瑛 |
FW 24
曽根田 穣
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FW 9
大黒 将志
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FW 19
小塚 和季
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FW 14
西谷 和希 |
FW 29
ジュニオール バホス
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サブメンバー
GK 33
石川 慧 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 7
菅 和範
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DF 4
山本 英臣
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DF 27
久富 良輔
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DF 16
松橋 優 |
MF 41
西谷 優希
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DF 34
今津 佑太
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MF 20
端山 豪 |
MF 5
窪田 良
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FW 16
榊 翔太 |
MF 14
田中 佑昌 |
FW 49
アレックス |
FW 11
ジエゴ |
監督
横山 雄次 | 上野 展裕 |
試合総評
明治安田生命J2第38節 『 栃木 2-2 甲府 』
『 後半ATジエゴ弾で栃木相手に意地のドロー。』
プレーオフ進出に向けては絶対に負けられない第38節。
前半7分から小椋選手の幸先の良い先制ゴールが生まれ、チームのコンディションの良さを伺わせる気配が漂っていたが、栃木のFW大黒選手のスーパープレーや、中盤の堅守に阻まれ、特に後半からは思うような展開が出来なかった。試合終了ギリギリのアディショナルタイム3分にジエゴ選手が加入後初ゴールを決めたものの、勝ち点3へは届かなかった。
勝てる、勝ってみせると強い気持ちで今節に臨んだ甲府だったが、グラウンドコンディションも厳しく、ボールを上手く展開が出来なかった。完封記録も5試合でストップ。栃木SCには過去敗北を喫したことは無かったが、何としても今節も勝ちきりたいところだった。
ジエゴ選手が最後に希望を繋いだ形となったが、この一点がどれほどチームの支えとなったのかはシーズン終盤になれば分かるだろう。今夏にヴァンフォーレに加入し、以来ずっとトライし続けた彼のポテンシャルが、残り試合で本格的に開花する事を願いたい。
甲府ボールでキックオフ。
プレーオフへの望みをつなぐためにも何としてでも勝ち点3が欲しい甲府と自力でJ2残留を決めたい栃木の一戦。
両チームのプライドと意地がぶつかり合う試合は開始7分に動いた。
甲府は敵陣右サイドに展開し、佐藤選手がペナルティーエリア手前の右からゴール正面に折り返すと、そこに走り込んだ小椋選手が豪快に右足を振り抜いた。これが相手GK竹重選手の右手をはじき、ゴール左に突き刺さる。冴え先良く甲府の先制。
しかしその後は甲府の攻撃は影を潜め、栃木ペースの試合展開となる。
栃木はハードワークに徹し、甲府のDFラインへのフォアチェックやボールの出所に対する早いチェック、守備では全員守備で甲府に攻める機会を与えず、甲府は逆に攻め込まれる展開になった。
そして前半11分に同点に追いつかれる。
甲府のペナルティーエリア正面でのセットプレー。キッカーは西谷和希選手。ペナルティーライン上に作った選手の壁とゴールキーパーとのすき間にふわりとしたクロスが入る。そのボールを背中越しに見ながら大黒選手が体を倒しながら右足でダイレクトボレー。これが決まり栃木が早い時間に追いついた。
その後も甲府はピンチが続く。
2分後の13分には川田選手が入れた右サイドからのクロスに大黒選手が逆サイドでヘディングするもわずかに枠の外。さらに15分にはこれまた大黒選手にペナルティーエリア内でのシュートを許すもGK岡選手のファインセーブでピンチを切り抜けた。
しかしその後も試合は終始栃木ペース。甲府はチャンスを作ろうとするも栃木の早いチェックに阻まれパスミス、パスカットを連発し攻撃のリズムが生まれない。
途中、小出選手とヘニキ選手がルーズボール争いで接触し試合中断。小出選手は一旦はピッチの外に出て治療し試合に戻るも、鼻血が止まらず山本選手と急遽交代となるアクシデントも発生。
球際が両チームとも激しく、試合が落ち着かないまま、前半を1-1の同点で折り返す。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:上野展裕監督
今日は600人を超える甲府のサポーターが来てくださいました。ありがとうございました。それにも関わらず勝利を届けることができずに申し訳ないと思います。
試合は栃木のブロックを作ってからの圧といいますか、プレスを上手くかいくぐれず対処に苦しみました。その中で上手く1点を取ったが、セットプレーから失点し…後半なかなか打開できず。ハーフタイムは練習でやったようにブロック、引き固めに対処していこうと、練習でやったことを実践しようとしたが上手くいかなかった。
オフサイドになった高野の1本くらいでしたかね…背後を狙えたのは。バホスが1本走ったのもあったが少なかった。上手く織り交ぜていくことが大事だが上手くいかずに偏ってしまった。そのことで栃木のペースになったと思います。
■質疑応答
■後半の途中からジエゴを投入してからは、バホスとも話しながらでしたがどんな指示でしたか?
ジエゴはトップ下として曽根田の代わりに入れて、飛び出してほしかった。ボールキープ力に優れているので起点となってやってくれた。そこから何度か起点を作ってチャンスを作った。途中でツートップ気味にしたが上手くいかずすぐに切り替えました。佑昌に対しても同じで、彼も飛び出して行くのと前からの守備でボールを回収したいという2つのことを指示してピッチに送り出しました。
■小出の状態は?
小出は救急車で病院に行きました。鼻を骨折しているかどうかは分かりませんが、おそらく折れていると思います。血が止まらず交代をせざるを得なかった。血が喉に入ってきて呼吸も苦しくなっていたので交代させました。
■小出交代の場面でベンチには山本と今津の2枚のDFがいましたが、山本を選んだ理由は?
始めから決めていました。小出のところは山本だと。迷いはなかったです。中で統率してくれました。いいプレーをしてくれました。失点のところは映像を見ないと分からないが、よく統率してくれたと思います。
■プレーオフ圏入りは現状ではより厳しくなりましたが、どう捉えますか?
可能性がある限り、最後まで諦めないでやり続けたい。現実主義になるというのはあるかもしれませんが…「可能性がある限り前を向いてやり続けよう」と選手に話しました。
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