GAME
試合結果
選手交代
75分
清水 航平→ 道渕 諒平
|
63分
森本 貴幸→ レオミネイロ
|
82分
曽根田 穣→ ジネイ
|
74分
石津 大介→ 枝村 匠馬
|
90分+3
堀米 勇輝→ 田中 佑昌
|
90分+2
松田 力→ 木戸 皓貴
|
警告・退場
19分
エデル リマ |
32分
輪湖 直樹 |
スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 21
圍 謙太朗 |
DF 34
今津 佑太 |
DF 5
實藤 友紀 |
DF 22
小出 悠太 |
DF 11
岩下 敬輔 |
DF 6
エデル リマ |
DF 26
古賀 太陽 |
MF 30
清水 航平 |
DF 22
輪湖 直樹 |
MF 5
窪田 良 |
MF 6
ウォン ドゥジェ |
MF 26
佐藤 和弘 |
MF 7
ユ インス |
MF 35
高野 遼 |
MF 8
鈴木 惇 |
FW 7
堀米 勇輝 |
MF 17
松田 力 |
FW 24
曽根田 穣 |
FW 15
森本 貴幸 |
FW 17
金園 英学 |
FW 16
石津 大介 |
サブメンバー
GK 23
岡 大生 |
GK 23
杉山 力裕 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 3
駒野 友一 |
DF 28
橋爪 勇樹 |
DF 39
篠原 弘次郎 |
MF 14
田中 佑昌 |
MF 14
枝村 匠馬 |
MF 18
道渕 諒平 |
MF 33
山瀬 功治 |
MF 40
小椋 祥平 |
FW 13
木戸 皓貴 |
FW 9
ジネイ |
FW 35
レオミネイロ |
監督
上野 展裕 | 井原 正巳 |
試合総評
明治安田生命J2第27節 『 甲府 1-2 福岡 』
『 後半猛攻も、今シーズン初の3連敗。苦境を乗り越えるカギが欲しい甲府 』
ホーム中銀スタジアムで福岡を迎え撃つJ2リーグ第27節。リーグ戦で今シーズン対戦したのはアウェイの第4節。甲府は0ー2で勝利を挙げている。連敗からの脱出を図るべく、何としても勝っておきたい一戦。
しかし、前半早々に先制点を許し、1点を返すも2ー1で敗北。前後半合わせて13本のシュートを放つなど怒涛の攻撃展開を仕掛けるも、福岡の松田選手の2本のクリーンシュートが、甲府の守りを貫いた。失点数はここ5試合で10。リーグ後半戦を戦っていく上で、攻守のバランスに大きく課題が積み重なっている。
今季初の3連敗というこの現実を、どう打ち破っていくか。チーム一丸となって、目標を見失わず、共有しながら走り続ける他ない。精神論になるが、こんな辛い状況だからこそ、最高に強い気持ちで取り組まない限りは、J1昇格はおろかプレーオフ進出も厳しくなってしまう。アンラッキーなシーンにも見舞われ、惜しくも3連敗となってしまったが、しっかりと現実に向き合うことも必要だ。今節をレポートする。
甲府ボールでキックオフ。
まだ状況が落ち着かない展開で甲府は福岡に先制を許す。
前半3分。センターライン付近から前線にアバウトなパスが入る。リマ選手との競り合いに勝った森本選手からゴール前にマイナスのパスが入ると松田選手がバウンドに合わせ、ボレーシュート。このシュートがゴールネットを揺らす。
直後の6分。今度は甲府が同点に追いつく。
今津選手のパスを右サイドで受けた堀米選手から金園選手にパスが通り、金園選手から相手DFライン裏に絶妙なスルーパスが入る。そのスルーパスを左から走り込んだ曽根田選手が受け、最後はGKとの1対1を制しゴールに流し込んだ。
試合は振出しに戻り、次の1点をどちらが先に取るのかに視線が注がれる。
甲府は高い位置でのDFラインと相手へのフォアチェックで福岡にプレッシャーをかけてチャンスを伺うが、攻めあぐねる時間が続く。甲府の3バックが前線への出しどころを探るが、なかなかボールの出し先が見当たらない。
そんな時間が経過するなか、甲府は一瞬の隙を突かれる。
前半29分。甲府DFラインの手前、ピッチ中央で松田選手から前を行く石津選手にパス。受けた石津選手は松田選手にマイナスのパスを入れると、松田選手がドリブルから右足でミドルシュートを放った。このシュートがゴール右上隅に決まり、甲府は逆転を許す。
甲府は高野選手、清水選手のサイド突破、また相手DFラインの裏にスルーパスを入れてチャンスを作り出そうとするなど試行錯誤するも、福岡の堅い守備を切り崩すきっかけを掴めず前半を1-2で折り返す。
※この続きは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合総評』メニュー(有料)をご覧ください。
ご加入方法はこちらです。
試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:上野展裕監督
総括の前に、今日は7,064名のサポーターの皆様に集まっていただきまして、ありがとうございました。後押しをいただいたんですけれども勝利を届けることができなくて、申し訳なく思います。みんなでまた一丸となって巻き返せるように頑張っていきたいなと思います。
総括ですが、前半、2失点したわけですけれども。1点失点して、もう少し寄せることができたんじゃないかとか、クリーンシュートといいますか、素晴らしいシュートだったんですけれども、もう一歩寄せて精度を落とすなり、そうなる前にああいう状況を与えないですとか、体を寄せる、もう一歩寄せるということであれば、精度も落とすことができたんじゃないかなと思います。2点目(の失点)についても同じで。
1点(得点したのは)、良く自分たちの形に持っていってくれて曽根田が点を取ってくれました。素晴らしいゴールだったと思います。その後また、足に当たって入ったとは思いますが、もう半歩寄せるですとか、もうちょっと本当に少しでも寄せる形を取ってあのゴールを防ぎたかったと思います。
その後、2対1になってから福岡さんが引き固め気味になったんですけれども、それを崩すことができませんでした、最後まで。サイドを使ったりワンツーを使ったり、後半のラストの前に何回もチャンスを作りましたし、でもそれを決めきれることはできませんでした。もう一度みんなで課題を洗い出して練習し直して次に繋げていきたいと思いますし、ここから巻き返していきたいなと思います。以上です。
■質疑応答
■三連敗ということについて、どのように感じていますか。
先ほども言いましたように、申し訳なく思います。たくさんの皆さんに後押しをいただいているにも拘らず、勝利を届けることができませんでした。これについては本当に申し訳なく思います。でも、選手はよくやってくれていると思います。スタッフも良くやってくれていますし、その中で勝利を届けることができませんでしたので、本当に申し訳なく思います。
■改善しつつという中で勝ち点3に届かないということは、チームとして何が足りなかったと思いますか。
チームとして足りなかったといいますか、選手は良くやってくれたと思います。その中でも最後の精度ですとか、みんなとまた練習を積み重ねていくしかありませんし、もっと決定的なチャンスもチームで作っていくこともできると思います。攻撃の構築も進んでますけれどもまだまだですし、もっとそれを追求していきたいなとは思います。失点についても先ほど言いましたけれども、そこを失点させないといいますか、失点しない、もう一歩、半歩、髪の毛一本でも寄せるという形をしていきたいなとは思います。
■福岡が4バックとすることは予想されていたのでしょうか。また、得点シーンは上野監督らしい縦に早い得点であったと思います。その評価について教えてください。
福岡については4枚で来ることも想定していました。ミーティングでも4枚で来るかもしれないと話をしていました。その時にどう対応しようというのも話はしていました。攻撃については、みんなが素晴らしい連携をしてくれまして得点を取ってくれたと思います。ああいうシーンをもっと何度も何回も何回も出していきたい、作っていきたいと思います。
■得点シーンは3人が絡んだ一つの形だったと思います。このまま続けていき連携を深めていくと見られているのでしょうか。それとも、人を代えたり、考え方自体を変えることも必要なのでしょうか。
両方あると思います。積み重ねてきて連携を深めていく、それで点も取っていくということもありますし、怪我人もまた治ってきますので、その中で新しいメンバーの外国人はまだ出ていないですけれども、彼らがもっと絡んできてくれて新しいメンバーでやることによって連携どころは少し落ちるかもしれませんが、またそれで新しいパワーで点を取っていくということもあると思います。この2つは考えております。
※選手コメントは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合情報詳細』メニュー(有料)からご覧ください。
ご加入方法はこちらです。