GAME
試合結果
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選手交代
56分
堀米 勇輝→ リンス
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65分
中村 憲剛→ ハイネル
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72分
阿部 翔平→ 松橋 優
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77分
家長 昭博→ 森本 貴幸
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82分
田中 佑昌→ 曽根田 穣
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82分
車屋 紳太郎→ 長谷川 竜也
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警告・退場
34分
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36分
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スターティングメンバー
GK 23
岡 大生
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GK 1
チョン ソンリョン |
DF 5
新里 亮
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DF 18
エウシーニョ
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DF 8
新井 涼平
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DF 3
奈良 竜樹
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DF 6
エデル リマ
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DF 5
谷口 彰悟
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MF 28
橋爪 勇樹 |
DF 7
車屋 紳太郎
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MF 40
小椋 祥平
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MF 21
エドゥアルド ネット
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MF 15
兵働 昭弘 |
MF 10
大島 僚太 |
MF 11
堀米 勇輝
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MF 14
中村 憲剛
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MF 14
田中 佑昌 |
MF 8
阿部 浩之
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MF 27
阿部 翔平
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MF 41
家長 昭博
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FW 10
ドゥドゥ |
FW 11
小林 悠
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サブメンバー
GK 1
河田 晃兵
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GK 30
新井 章太 |
DF 2
島川 俊郎 |
DF 28
板倉 滉 |
DF 4
山本 英臣
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MF 6
田坂 祐介 |
MF 16
松橋 優 |
MF 19
森谷 賢太郎 |
MF 24
曽根田 穣 |
MF 16
長谷川 竜也 |
MF 30
保坂 一成 |
MF 22
ハイネル
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FW 39
リンス |
FW 9
森本 貴幸
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監督
吉田 達磨 | 鬼木 達 |
試合総評
明治安田生命J1第24節 『 甲府 2-2 川崎F 』
『 追いつかれたが貴重な引き分け、次は勝ち点3だ 』
10試合連続勝利なしの嫌な記録をG大阪戦で食い止めた甲府は、その後もなかなか結果を出せず3試合勝ちなし(1分2敗)。通算4勝8分11敗 14位の成績で、川崎F(13勝6分4敗 3位)をホームに迎える(データは前節終了時)。
前節の甲府は17位の広島に対し、後半優位に試合を進めるものの吉田監督の言う「いい加減なプレー、諦めたプレー」で決勝点を献上。降格圏内の広島を突き放すことができなかった。
対する川崎Fはこのところの3連勝に加え、ACLの浦和戦で3-1と圧勝。リーグ戦首位をうかがう強さを見せつけている。
前期の川崎F戦で甲府はアディショナルタイムに先制し、そのまま勝利かと思われた終了間際に同点に追いつかれ、悔しい引き分けに終わっている。
今度こそ勝利をと期待されるが、吉田監督は最近の川崎Fについて「速くて強くて、対策のしようがない」と、前期との違いを強調する。しかし「相手が100%成功する訳ではない。何回かはミスをする」とも話し、勝利への可能性を探る。
柏の9連勝を止め、前評判を覆してG大阪に勝利した甲府。優勝を狙う川崎Fに対しても勝てない筈はない。粘り強く、諦めない気持ちを持ち続けてピッチを駆け巡り、勝利を引き寄せてほしい。
試合は甲府が前半から、3試合ぶりスタメンに入ったドゥドゥ選手にボールを集めて攻撃を試みる。前半15分、16分、18分、27分にそのドゥドゥ選手がシュートを放つがゴールをとらえられない。
しかし甲府は引いて守らずに積極的にラインを上げ、攻撃的な川崎Fに対して同様な戦いを挑む。7分に田中選手、10分に阿部選手、16分に兵働選手が次々とシュートするも得点にならない。
一方川崎Fは33分、家長選手がエリア内で倒されるとこれがPKに。キッカー小林が中央に決めて川崎Fが先制点を挙げる。甲府0-1川崎Fで前半を終了。
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試合終了後 監督記者会見
このスタジアムに来て、まずサポーターの方々が掲げていただいた(様に)、(専用)スタジアムがいよいよ出来ると言うことが先日決まりました。サッカースタジアムで1日も早く応援がしたい、プレーをさせたい、プレーが見たい、そういった横断幕を掲げていただいて、まずそれが目に入って、その(完成した)時に僕がいるかと言われればわかりませんけれども、僕たちはこんな順位で、こんな成績で、だけれども自分たちのチームがプレーすること、サッカーすること、山梨県の代表として自分たちがここに立つんだということ(を感じました)。スタジアムが出来るというニュースを見ただけでは「あ、出来るんだな」と言う程度ですけれども、今日の横断幕を見て、いよいよ自分たちもいずれ近い将来本当のプロのチームとしてやっていくんだなと(改めて)思いました。おそらく選手もそう感じたでしょうし、大きな(意味を持つ)白と黒の横断幕だったなと思いました。
試合については選手たちは、甲府にしては今日は涼しいということもあって、立ち上がりからかなり集中度の高いプレーを披露してくれていたと思います。戦術については省きますが、自分たちが相手のスキに対して鋭く何かを持っていようぜ、と言うことを最初からやってくれていたんじゃないかなと思います。川崎フロンターレ相手にピンチやヒヤッとするシーンがなく45分を終えるなんてことはそもそも考えていませんし、ヒヤヒヤしていたら1点取られるかもしれないし、突破されて、横パスされて、誰もいないゴールにドンと入れられる可能性もあるし、そういったいろんなネガティブな予感と言うのもこういったチームとやるときは持つものですけれども、選手たちはクロスに対しても、横パスに対しても、うまく反応してプレーしていたんじゃないかなと思います。
PKについては、僕の(いた)ところからはなんとも言えないもので、ただそこで家長君がペナルティエリアの中でボールを持ったときに、インサイドのコースを空けるということはセオリーからも外れてますし、あそこでギアが上がると言う彼のクオリティは、普段の僕たちにはなかなかないもので、左サイドの対応は少し手を焼いていたんじゃないかと思います。
失点は仕方ないにしても、リマがイエローカードを出されました。サッカーをやっていれば交錯することはありうることで、ただそれがどういうレベルの交錯で、どっちから足が当たったのか、ボールがどこにあったのか、と言うことは僕のところからはいまいちわかりませんでした。おそらく異議によるイエローカードなんじゃないかと思います。相当な文句を言ったんじゃないかと。あのタイミングでああいう飛び方をされて、PKまで取られてイエローカードも出されると言うことは、あまり最近は見ないですし。PKならPKなので。エデル・リマは中心選手で、今日もいいプレーをしていましたけれども、3枚のイエローカードをもらっていて、もし異議によってイエローカードをもらったのであれば、今日の試合も含め、僕らはこれから厳しく10試合を勝っていかなければならないですので、いくら中心選手でも許されるプレーじゃないです。ちょうど次は出場停止ですから、2週間空くところで、彼には厳しくきつく指導していきたいと思います。
もし、異議によるものでなければ、イエローの理由がわからないということになりますけれども、それであればアンラッキーだねと言うことになります。次2週間あけて対戦する清水には、金子君もいますし白崎君もおそらく復帰してきて、いいアタッカーがいますので、(リマには)そういったプレーを見ながら、その次の彼が出るであろうゲームに向けていろんなアタッカーの質を頭に入れて行って欲しいです。無駄なイエローと言うのはなくして行きたいですし、今日の試合、次の試合を彼なりに分析して次に向かっていって欲しいなと思います。
後半、ドゥドゥとリンスがゴールして、ゴール欠乏症と言われている僕たちにとっては、すごくいい展開だったと思います。最後にセットプレーから追いつかれてしまいましたが、最後の最後のところで、言葉が通じる通じないに関わらず、日本人もブラジル人も高い集中力を持って1回は防いでいるわけですから、ファーの折り返し、折り返されたらどうなるか、ファーにボールが飛んだらどうなるかと言うこと、そういったセットプレーの次に生まれるものも、今日の勝ちが逃げていった大きな要因だと思いますから、しっかりと反省すべき点として持っていければと思います。
今日はすごくポジティブな姿勢と、自分たちが支えられていると言うこと、スタジアムのことを含めて向かっていく先と言うものが見えて、私も選手もチームも何か力をもらえて戦えたような試合だったと思います。それだけに、勝ち点3で終えられなかったのは非常に残念でしたけれども、次の清水エスパルス戦、またこの小瀬で戦えますから、その時こそ山梨の代表として勝ち点3を目指し、今度こそ取る、そういう思いを持ってこの2週間を過ごしたいと思います。