GAME
試合結果
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選手交代
63分
松橋 優→ 橋爪 勇樹
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42分
藤本 淳吾→ アデミウソン
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65分
島川 俊郎→ 兵働 昭弘
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71分
ファン ウィジョ→ 米倉 恒貴
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71分
田中 佑昌→ 曽根田 穣
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82分
オ ジェソク→ 初瀬 亮
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警告・退場
90分+1
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79分
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スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 1
東口 順昭
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DF 5
新里 亮
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DF 22
オ ジェソク
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DF 2
島川 俊郎 |
DF 2
三浦 弦太
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DF 6
エデル リマ
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DF 3
ファビオ
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MF 16
松橋 優 |
DF 4
藤春 廣輝
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MF 40
小椋 祥平
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MF 8
井手口 陽介
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MF 8
新井 涼平
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MF 15
今野 泰幸
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MF 27
阿部 翔平
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MF 25
藤本 淳吾
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FW 14
田中 佑昌 |
MF 10
倉田 秋
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FW 10
ドゥドゥ |
FW 11
ファン ウィジョ |
FW 9
ウイルソン
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FW 20
長沢 駿 |
サブメンバー
GK 23
岡 大生
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GK 18
藤ヶ谷 陽介 |
DF 3
畑尾 大翔
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DF 6
金 正也
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DF 4
山本 英臣
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DF 14
米倉 恒貴 |
MF 15
兵働 昭弘 |
DF 35
初瀬 亮 |
MF 24
曽根田 穣 |
MF 7
遠藤 保仁 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
FW 9
アデミウソン
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FW 13
河本 明人 |
FW 37
高木 彰人 |
監督
吉田 達磨 | 長谷川 健太 |
試合総評
明治安田生命J1第20節 『 甲府 1-0 G大阪 』
『 きょうの勝利をきっかけに浮上しよう 』
リーグ戦後半スタート後2連敗と波に乗れない甲府(3勝7分9敗 15位)は約1か月ぶりにホーム戦を迎え、好調のG大阪(10勝5分4敗 3位)と対戦する。
ここまで甲府は10戦勝ちなし(4分6敗)で、6試合連続ノーゴールはリーグワーストタイだ。得点不足を何とか持ち前の堅い守備でカバーしてきたが、前節の鹿島戦で一気に3点を献上し、総失点の少なさも目立たなくなってしまった。
甲府はエースのウイルソン選手、ドゥドゥ選手がこれまでともに1ゴールずつしか挙げられず、精彩を欠いている。
しかし鹿島戦では得点にはつながらなかったものの、両選手ともゴール前で決定機を作っており、甲府が得点するのは時間の問題だろう。吉田監督も「ゴールは近づいている。決めるだけのシーンは毎試合迎えている」と自信をのぞかせる。
一方のG大阪は鹿島戦、清水戦に連敗。前節のC大阪戦では先制されたものの、新加入で元韓国代表のファン ウィジョ選手らの活躍で3-1と逆転勝ちした。これで首位の背中が見える3位に浮上。
甲府は開幕戦のアウェイでG大阪と対戦し、その時は松橋選手のゴールで先制し逃げ切れる展開だったが、試合終了間際のアディショナルタイムに追いつかれ、1-1の悔しい引き分けに終わっている。
降格圏の16位と勝ち点1差の甲府。一方、優勝のためにこの試合は落とせないG大阪。ともに負けられない一戦だ。特に甲府は開幕戦の雪辱を果たしたい。そして6試合連続無得点の記録をここで止めたい。
試合開始3分、甲府は田中選手とのワンツーでエデル リマ選手が左足でシュート。しかし惜しくもボールは枠の右側にそれる。
前半のアディショナルタイムにG大阪は、ゴール前のこぼれ球に倉田選手が反応してシュート。しかしボールは枠の右へ。
前半終了間際、甲府はゴール前へのクロスをドゥドゥ選手が頭で合わせるが、相手GKに阻まれてしまう。
前半甲府は、相手の攻撃を堅い守備でかわして0-0で折り返す。
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試合終了後 監督記者会見
夏休み(に入って)何日か経って、8月に入り今日は(いつもと)違ったユニフォームを着て、新しいチャレンジと言うか、心機一転(と言う気持ちで、でも)自分たちが何をどこをどう見ても、こいつらダメだぞって言うものしか目に入らない、耳にできない、そんな状況でガンバを迎えると言う一戦でした。
でも、いつにも増して応援・声援と言うのも感じていましたし、選手たちもそうだと思います。結果、勝つことができたと言うのは、最後走りきる力が出なくなりそうなときに(サポーターから)力をもらえる、そういった今日の状況だったと思います。本当に感謝したいと思います。
ピッチ外では良いニュースがなく、それでも選手とトレーニングをして、競争して、今日もスターティングメンバーが何人か変わりましたけれども、その中でガンバに向かっていくと言う気持ちで臨みました。
ただ、前半45分に関して言えば、彼ら(選手)が持っていた、身に着けてきた戦術的な動きやイメージと言ったものはほぼモノにしているにも関わらず、自分たちのボールをイージーに失ってしまったりとかと言うことがありました。でも、精神的なプレッシャーと言うのはもちろん理解できますが、今日のゲームの持つ重要性というのはこっち(甲府)もあっち(ガンバ)も同じです。自分たちが重たい(重要な試合の)中で、例えば横パス1本入れただけで(消極的だと捉えられて、スタンドから)ため息も漏れますし、ガンバ大阪相手に攻撃が一瞬で終わると言うことの怖さと言うのは選手にも伝えましたけれども、それでも早く攻めて欲しいスタンドと、回復させなきゃいけないと頭ではわかっている選手たちの、そのプレッシャーとの戦いと言うのが前半はおおよそだったのではないかなと思います。サッカーにおいて、特にガンバ大阪のような強烈なカウンターを持っている相手に対しては、(甲府が)カウンターで4人5人と出て行ったときに、相手が壁を作っているところにクロスを入れて跳ね返される、それではカウンターのカウンターを食らって終わって行くと言う図式になってしまいます。選手には走ったり、バトルしたり、声を出したり、相手を弾き飛ばしたりと言ったところでスタンドとともに戦って欲しいとは思いますが、プレーの判断と言うのは自分たち自身でやって欲しいですしやらなければいけないなと、前半は思いました。うちの選手は下手ではないですが、それでもあれだけイージーな判断のミスをしていると言うこと、プレッシャーと戦っていると言うこと、その中でテクニックを出して判断をしたりと言うことを今一度見直して行かなければいけないです。
(今日ここに)何をしに来たかと言えば勝ちにプレーをしに来たわけで、それを濃くしたようなシーンと言うのは前半多々ありました。後半に入って彼らの中でメンタル的にとても落ち着きを取り戻し、意図的に攻めて行く場面と言うのは後半立ち上がりにいくつかいいものがありました。この落ち着きを取り戻したと言うシーンが、今日最後まで足が止まらなかった、戦術的に大崩れすることがなかったと言うところの一つの要因かなと思います。
鹿島戦で前半45分、50パーセントを戦い終えて良い手ごたえがあった中で、(後半)立ち上がりの30秒で全てをふいにするようなことをしましたので、(今日の)後半立ち上がりと言うのはもう少しナーバスになるかと思いましたけれども、そこはしっかりと地に足つけて入ってくれて、最終的にはウイルソンのゴールが生まれたことになったと思います。
いずれにしても、3日経てば浦和レッズとここでまたやらなければいけないですし、走りまわらなければいけないですし、おそらくシュートもクロスもコンビネーションも打たれる、やられると思います。でも、それでも粘り強く戦って、相手がプレーを100パーセント成功させるわけではないですから、しっかりとミスを突いて、そのミスも待つのではなく呼び起こして戦うと言うような、自分たちのスタイルと言うのを忘れてはいけないと思いますし、自分たちがプレーをしなければいけない時間、何かを披露しなければいけない時間帯に自分でジャッジして、自分たちが堂々と戦い攻める姿と言うのを、今度はこの小瀬に来ていただいた皆様に見ていただければなと思います。
最後にウイルソンなんですけれども、本当に彼自身こんなに出場数の割合に対して点が取れていないと言うことは、(彼の)キャリアの中で始めての経験だったと思います。ただ、その中で前を向いてトレーニングをして、僕にも厳しいと言うか、地獄に落ちるかのようなことも言われながら、それでもプレーを続けて今日点を取りました。ウイルソンには、本当におめでとうと言いたいです。僕の経験上ですが、日本人の選手たちも点が取れない助っ人に対して文句も言いたくなるし、何のために来ているんだってこともきっと思うでしょう。ただ、いろいろ思いはあったにせよ、そういう中でも彼らがウイルソンをサポートして、仲間として見捨てずにと言うか裏切らずにやってきたと言うことはヴァンフォーレらしさだと思います。そういったものを含めてウイルソンには(改めて)おめでとうと言いたいです。彼にはもっと持っていると思いますから、(もっと)頑張れよと、いうことも言いたいと思います。