GAME
試合結果
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選手交代
78分
宮崎 智彦→ 小川 大貴
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72分
阿部 翔平→ 堀米 勇輝
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89分
アダイウトン→ 松本 昌也
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73分
ウイルソン→ 河本 明人
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90分+4
中村 俊輔→ 松井 大輔
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87分
田中 佑昌→ 橋爪 勇樹
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警告・退場
41分
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90分
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スターティングメンバー
GK 21
カミンスキー |
GK 23
岡 大生
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DF 3
大井 健太郎 |
DF 5
新里 亮
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DF 5
櫻内 渚 |
DF 3
畑尾 大翔
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DF 35
森下 俊 |
DF 6
エデル リマ
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DF 41
高橋 祥平
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MF 16
松橋 優 |
MF 8
ムサエフ
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MF 40
小椋 祥平 |
MF 10
中村 俊輔 |
MF 8
新井 涼平
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MF 13
宮崎 智彦 |
MF 14
田中 佑昌 |
MF 15
アダイウトン |
MF 27
阿部 翔平
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MF 40
川辺 駿
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FW 10
ドゥドゥ |
FW 20
川又 堅碁
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FW 9
ウイルソン
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サブメンバー
GK 1
八田 直樹 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 24
小川 大貴 |
DF 41
土屋 征夫 |
MF 7
上田 康太
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MF 15
兵働 昭弘 |
MF 11
松浦 拓弥 |
MF 21
オリヴァー ボザニッチ
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MF 14
松本 昌也 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
MF 22
松井 大輔
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FW 11
堀米 勇輝
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FW 16
齊藤 和樹 |
FW 13
河本 明人 |
監督
名波 浩 | 吉田 達磨 |
試合総評
明治安田生命J1第18節 『 磐田 1-0 甲府 』
『 ネガティブに考えず、前を向いて甲府らしいサッカーを 』
前半戦を3勝7分7敗 勝ち点16の14位で折り返した甲府は、後半戦の初戦を磐田(8勝4分5敗 勝点28、7位)とアウェイで戦う。
前半戦の甲府の総得点は10点、総失点は18点。得点は最下位新潟より少なくリーグ最少ながら、失点も下位チームの中では飛び抜けて少ない。
点はなかなか取れないものの、堅い守備で逃げ切る、あるいは引き分けに持ち込むという、堅守速攻の甲府スタイルを貫いた。
その結果の勝ち点16は、今季目標40の半分に4足りない。降格圏16位のチームとの差はわずかに2。思うように勝ち点を積み重ねることができない。しかしチームに悲壮感はまったくない。
勝てない試合が続いているが、15節では首位だった柏の9連勝を止める会心の引き分け。前節の鳥栖戦でも、今季チーム最多の11本のシュートを放つ。悔しい引き分けだったが、ここ数試合は勝利の予感が十分感じられる。
前半戦ホームの磐田戦で甲府は0-0のスコアレスドローに終わった。甲府は主導権を握ったが、決定機に決め切れず、数的優位も生かせずの引き分け。8試合連続勝ちなしはここから始まった。
一方の磐田は絶好調。上位のG大阪を始め浦和、FC東京など強豪を次々に破って現在4連勝中だ。
甲府が磐田の攻撃をかわして、少ないチャンスをどう生かすか。ホームの試合で獲得できなかった勝ち点3を取り、後半戦を優位に進めたい。それには攻める姿勢と、ゴール前最後の質が求められる。
前半8分、甲府は田中選手が相手のボールをカット。前線のウイルソン選手がワンタッチでドゥドゥ選手へ。しかし、ドゥドゥ選手からのパスがゴール前に走り込んだウイルソン選手に通らない。
前半10分、甲府はエデル リマ選手から田中選手に縦のクロスが入る。田中選手が頭で合わせるがゴールの左側へそれる。
そして前半14分、磐田は中村選手から川辺選手にパス。川辺選手からボールを受けた川又選手がエリア内に持ち込んで、角度のないところからシュート。ボールはGKの股下を抜いてゴール。磐田1-0甲府。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:吉田達磨監督
「今日は後期折り返しの17試合で、後期第1戦ということで月も変わってこれから巻き返していこうという強い気持ちを持って来ました。約800人のサポーターと一緒に戦うことができて、勝点を持って返ろうという話を選手としたが、それが叶うことがなく、持って帰れないことを残念で、悔しく、申し訳ないと思っています。
失点のところは立ち上がりのどっちつかずの5分間があって、中村君がブロックの外でボールを受けだして、知っている展開だが、少しボールをトントンされることにナーバスになって追いかけ回して、穴が少しできたということが前半13分くらいまであったと思う。
失点シーンは久しぶりに中央を割られて、崩されて股を抜かれてと…。僕らのトレーニングでは見られないところ。中村君が上回った。ほころびが出て「2回目のヤバい」があって失点した。2回連続でヤバいがあると川又、中村、川辺と好調で割られてしまう。彼らの好調の要因を見たと思う。
サッカーではタラレバはあるが、相手が上回って来ることがあって、そこから少しゲームが落ち着かない時間があって、逆に相手の落ち着きも奪えるようになってきたわけで、そんな展開で前半を終えました。
ハーフタイムは選手の意見の強い出し合いが見られて、きつい口調で言い合うことを初めて見て「1点を返す」「勝つこと」に近づいているんじゃないかと…。勝ちたいことを隠さずに出し合っていくことは必要ですし、今のチームにもっと必要で、そういうところが見られた。ハーフタイムに戦術やポジショニング、狙いを修正して後半に臨んだ。
後半はなかなかゴール前を空けさせてもらえなかったが、シュートにいく最後、少し工夫をした。ゴールに迫ってみたが、今15失点の磐田の壁を崩すことはできず、最後の一振りができずに終わった。あの展開になれば幾つかカウンターを食らうことは仕方がないことで、最後の10分間は苦しい時間でカウンターに行き切れずに時間を使われた。
サッカーでは仕方がないことで、その中でも反撃の気持ちを選手は見せてくれたと思います。
幾つかあってはならないミスで、失点シーンは勿論あってはならないミスですが、時間帯を考えてもあの一発は悔やまれるところです。彼らが一番感じていることだと思いますし、話し合いながらさっきも土屋がいろいろな選手に(アドバイスを)伝えていたが、そういう空気が生まれていいることに対して、自分たちが持っているものを出し続けないといけないと思います。
残り16試合ありますが、自分たちがどのポジションにいるのかとか、数字を見て12月のことを考えてサッカーをすることはいけないし、する気もないです。一戦一戦を戦う我々のいつものスタンスはズレてはいけないと思います。
まずは内野が崩れないように、チーム、クラブが一丸となって次のアントラーズとの戦いに向けてスタートを切ることが重要になってくると思います。
ネガティブなことを思えばいくらでもそうなれますし、今日の夜11時ごろにインターネットを見れば絶望的になるかもしれないけれど、我々はそれを気にしてサッカーをする訳ではない。
自分たちが激しくプレーをし続けることでサポーターと少しでも一緒に戦って走っていることを思ってもらう。勝ち負けは誰にでも分かることだが、みんなを代表してピッチに立つ、代表するプレーヤーとして青と赤のユニフォームを着て表現できる立場にいるわけですから、そこで下を向いたり、そっぽを向く必要は全くなく、何かネガティブな声に耳を傾ける必要はないですし、あるべき批判はしっかりと受け止めながら進んでいきたい。
ここでブレイクに入りますが、しっかりとトレーニングをし直して自分たちに変えるべきところがあれば修正して、点が取れていない事実と向き合って、ゴールチャンスを増やせるように走りたいと思います。」
■質疑応答
▼ここまでウイルソン中心に考えてきたと思いますが、ここまで来てどう考えているのか。一つの曲がり角と捉えている人も少なくないと思いますが、今のウイルソンとこれからのウイルソンをどう考えるのか?
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