GAME
試合結果
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選手交代
15分
新井 涼平→ 畑尾 大翔
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59分
関口 訓充→ 清武 弘嗣
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72分
ドゥドゥ→ オリヴァー ボザニッチ
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80分
山村 和也→ 木本 恭生
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78分
阿部 翔平→ 橋爪 勇樹
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警告・退場
25分
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82分
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スターティングメンバー
GK 23
岡 大生 |
GK 21
キム ジンヒョン
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DF 5
新里 亮 |
DF 2
松田 陸 |
DF 8
新井 涼平
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DF 14
丸橋 祐介 |
DF 6
エデル リマ
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DF 22
マテイ ヨニッチ |
MF 16
松橋 優 |
DF 23
山下 達也 |
MF 40
小椋 祥平
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MF 6
ソウザ
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MF 15
兵働 昭弘 |
MF 7
関口 訓充 |
MF 11
堀米 勇輝 |
MF 10
山口 螢 |
MF 14
田中 佑昌 |
MF 24
山村 和也 |
MF 27
阿部 翔平
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FW 8
柿谷 曜一朗 |
FW 10
ドゥドゥ
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FW 9
杉本 健勇 |
サブメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 27
丹野 研太 |
DF 3
畑尾 大翔 |
DF 5
田中 裕介 |
MF 2
島川 俊郎 |
MF 15
木本 恭生 |
MF 21
オリヴァー ボザニッチ
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MF 16
水沼 宏太 |
MF 24
曽根田 穣 |
MF 26
秋山 大地 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
MF 46
清武 弘嗣 |
FW 18
道渕 諒平 |
FW 11
リカルド サントス |
監督
吉田 達磨 | 尹 晶煥 |
試合総評
明治安田生命J1 第8節 『 甲府 1-1 C大阪 』
『 強豪C大阪に追い付き、価値ある引き分け。』
前節、まだ勝ちのない新潟を相手に0-2で零封され、初白星を献上した甲府(2勝2分3敗14位)は今節、C大阪(3勝3分1敗7位)をホームの山梨中銀スタジアムに迎え撃つ。
新潟戦では開始11分に相手のCKから失点。吉田監督の言う「どんよりした立ち上がり」となり、後半7分にもCKから追加点を与えてしまった。
いずれもセットプレーからの失点だ。吉田監督は「セットプレー以外で守備がズタズタに崩されたのは浦和戦くらいで、特に落ち込むことはない」とあまり気にする様子はない。
確かに守備は流れからの失点を防ぎ続けている。当面の課題はセットプレーからの守備だ。今週の練習でも相手のCK、FKの場面から、ゾーンディフェンスに個々のマークを組み合わせた守りのプレーを繰り返した。
今節の相手C大阪は柿谷選手、山口選手、山村選手、杉本選手、それに清武選手らスター選手が揃う「タレント軍団」だ。
吉田監督も「2トップは高さがあり、センスがある。ほかの選手もレベルが高く、そういうチームには質より量の駆け引きが必要だ」と指摘する。
今節、ウイルソン選手と山本選手の好守の要をケガで欠く甲府は、速さと高さのあるC大阪の攻撃をいかに封じ、少ないと思われるチャンスをいかに活かして、前線の2トップに配球できるか。
そして吉田監督が言う「ゴール前に来たらシュート」という意識が大事になる。
前半24分、C大阪は杉本選手がペナルティエリア内でヘディングシュートを放つも、GK岡選手がキャッチ。
一方、甲府は前半33分、FKでキッカーの兵働選手からのクロスを田中選手、畑尾選手がつないで、エデル リマ選手がヘディングシュートするも惜しくもゴール右へ。
前半、甲府は押され気味ながらC大阪の攻撃を何とか抑え、0-0で折り返すが、CBの新井選手が右足を痛め途中交代。ケガ人が多い中、またしても負傷者を出した。
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試合終了後 監督記者会見
ホーム開幕の鹿島戦から始まり、1万人以上の方の中で試合ができている。前節の新潟戦みたいなちぐはぐな、走りたいんだか走りたくないんだか、ボール持ちたいんだか持ちたくないんだか、誰かは行きたくて誰かは待ちたくてとか、そういうことではなくて、一つになってプレーしている姿をしっかり見せて、そういった姿を見に来ている人たちに持って帰ってもらう、仮に自分たちがうまくいかなくて、ズタズタに押されることがあったとしても、全員で耐えてブサイクでもいいから勝ち点を(取って)持って帰ってもらう、そしてもちろんホームなので勝つ、少なくとも幸せに帰ってもらおうじゃないかと、ミーティングで選手たちと話をしました。本当にそのとおりの展開になったという風に思います。
前半、苦しいところというのはそこまでなくて、クロスが入るところも自分たちでも分かっていたところでもあって、ただ後半になってジャブが効いてきて疲れがたまってくる、そういった中でギリギリのところで跳ね返し続けなければいけないという展開になりました。勝ち点1というのはとても大きいことだと思います。僕らが1を取った、セレッソ大阪に勝ち点3が入らなかった、彼らが勝ち点2を失ったというような内容だったと思いますが、この勝ち点1というのが最後大きく響いてくる長いシーズンです。僕らは勝ち点1が大事なチームですし、それを命からがら勝ち取ったということは、幸せを持って帰ってもらえたということもあり、良かったです。内容について、プレーをするということ、ボールを欲しがっていくということに関しては、大いに反省しなければいけないです。
今日小瀬に見に来ていただいた皆さんは、拍手・声援を送ってくれて、喜んでくれました。ただ、やっている僕たちは、引き分けて、またこれからは勝って反省をしていくということをしていかなければ成長はないですし、今日の試合に関して言えば選手にはそのように伝え、また、「お前らもっとやれよ」と(も伝えました)。できるはずですし、これからヴァンフォーレ甲府が成長していく、勝ち点を積み上げていく中に、もう少し(質の高い)プレーをしていく時間を作っていかなければならないと思っています。
新井涼平が立ち上がりアクシデントで怪我をして、畑尾が入りました。畑尾は、今週の練習を見られた方は分かると思いますが、一番最初スタメン(組)で入りました。途中出場を含め全試合に出ている新里がいますが、山本英臣が怪我で出られないとなったときに、ルヴァンカップで良いリーダーシップを発揮していたので、畑尾で行こうかなとうっすら頭をよぎりました。練習の最初で(スタメン組に)畑尾を入れたのですが、何かヒットするものが無く、サブに回りました。「俺(がスタメン)かな」と思ったところで出られなかった悔しさや日々出られない中での努力もあり、クロスのクリアと言う得意プレーで入れて、集中して、なおかつ点も取ってくれてと言う、彼にとってはそういう試合だったと思います。
怪我人が今日も残念ながら出てしまいました。僕らのトレーニングに問題があるのか、(運が)ついていないのか、分からないですが、次の神戸戦に向けてトレーニングをしてコンディションをより良いものにしていきたいと思っています。
最後に、堀米です。甲府が誇るべき才能・タレントで、今日の柿谷君、清武君、杉本健勇、山口蛍、丸橋、彼らと同じような育成年代を過ごしてきた堀米勇輝ですが、今日の彼は全くその片鱗を見せずに、天才たちに怯んで戦うことをせず負けていった。これからの彼にとって絶対に乗り越えなければいけない壁であり、甲府にも「天才」「至宝」といわれた奴がいると言うのを、彼には取り戻してもらいたいです。あえて、皆さんの前で言うのは、彼がここからひと皮、ふた皮むけて飛び出していくためです。今日柿谷君、清武君たちのプレーを見ておそらく「うまいな」「意外と強いな」「落ち着いてるな」と思ったでしょうし、時間はかかるかもしれないが、挑戦して近づいていってほしいと思いました。今日の堀米を見て興奮して(憤って)いる部分もあってうまく言えていないかもしれないが、皆さんも期待の目を持って見ていただければと思います。