GAME
試合結果
![]() |
![]() |
---|
選手交代
70分
堀米 勇輝→ ドゥドゥ
|
66分
大山 啓輔→ 清水 慎太郎
|
83分
阿部 翔平→ 橋爪 勇樹
|
80分
ドラガン ムルジャ→ ネイツ ペチュニク
|
90分
松橋 優→ 新里 亮
|
85分
大前 元紀→ 岩上 祐三
|
警告・退場
22分
|
8分
|
30分
|
18分
|
88分
|
69分
|
![]() |
![]() |
---|
スターティングメンバー
GK 23
岡 大生 |
GK 1
加藤 順大 |
DF 8
新井 涼平
|
DF 19
奥井 諒 |
DF 4
山本 英臣
|
DF 4
山越 康平 |
DF 6
エデル リマ |
DF 3
河本 裕之 |
MF 16
松橋 優 |
DF 20
大屋 翼 |
MF 40
小椋 祥平 |
MF 15
大山 啓輔 |
MF 15
兵働 昭弘 |
MF 17
横谷 繁 |
MF 11
堀米 勇輝 |
MF 40
茨田 陽生 |
MF 14
田中 佑昌 |
MF 7
江坂 任 |
MF 27
阿部 翔平 |
FW 8
ドラガン ムルジャ |
FW 9
ウイルソン |
FW 10
大前 元紀 |
サブメンバー
DF 3
畑尾 大翔 |
GK 21
塩田 仁史 |
DF 5
新里 亮 |
DF 13
渡部 大輔 |
MF 2
島川 俊郎 |
DF 25
高山 和真 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
MF 28
長谷川 アーリアジャスール |
MF 30
保坂 一成 |
MF 47
岩上 祐三 |
FW 10
ドゥドゥ |
FW 9
ネイツ ペチュニク
|
FW 13
河本 明人 |
FW 14
清水 慎太郎 |
監督
吉田 達磨 | 渋谷 洋樹 |
試合総評
明治安田生命J1 第4節 『 甲府 1-0 大宮 』
『 後半ウイルソン選手がPKを決めて勝ち越し。待望の今季初勝利を挙げる。 』
前線から積極的にボールを奪って攻撃に繋げる今季の戦術を遂行すると、後半CKから相手のファウルを誘いPKを獲得。これをウイルソン選手がきっちり決めて勝ち越しに成功する。一方、相手の攻撃に対しては、全員が連動した持ち前の“堅守”でゴールを与えなかった甲府。今季4節にして初勝利を飾った。
開幕3連戦を終えて1分2敗と勝利の待ち遠しい甲府。今節はホームで同じく今季未だ勝利のない大宮と対戦する。
3日前のYBCルヴァンカップ広島戦では、大きくメンバーを入れ替えるも、チームの戦術は破たんせずに広島相手に無失点。攻撃では連携を欠き、なかなかゴールに迫るシーンを作ることはできなかったが、それでも吉田監督は「全体的に戦術を理解しているし、実際に公式戦の場で発揮できるというところも見られた」と一定の評価を表した。
今週、阿部翔平選手が2年ぶりにチームに復帰した。左WBはこれまで橋爪選手が一人で担ってきたが、阿部選手の加入でポジション争いが激しくなることが予想される。今節のスターティングメンバーは、GK岡選手、CBは右から新井選手、山本選手、エデル リマ選手、右WBに松橋選手、左WBには阿部選手。3ボランチは右から小椋選手、兵働選手、田中選手、2トップにはウイルソン選手と堀米選手が入った。
大宮は4-4-2をスターティングポジションとし、サイドを起点に攻撃を仕掛けてくる。昨シーズン主力だった家長選手が移籍したものの、前線には前清水の大前選手を補強していて、ドラガン ムルジャ選手とのツートップは強烈。
「勝つこと以外ないと思っています」。前日練習で吉田監督は大宮戦のテーマについてこう答えた。これまでG大阪、鹿島、浦和と強豪を相手にしながら戦術面で大きな破たんはなく、守備面でも、浦和戦で4失点したものの、一定の成果を出して選手たちも手応えを感じつつある。この手応えを「自信」に変えるためには勝利という結果が必要。そのためには得点が絶対条件となるが、チーム一丸でゴールを生み出したい。
今シーズンCBの一角としてプレーする新井選手は、スペースにボールを出す精度と意識を高める必要性を強調した。前線の連携は悪くないものの、攻撃の形はまだ試行錯誤の段階にある。それでも「攻撃の進め方を明確にすれば前線の選手も気持ちよくプレーできる」と新井選手は話し、最終ラインから攻撃をサポートしたいと意欲を示した。
開始直後から積極的に前線でボールを奪い、甲府がチャンスを握る。前半2分、左サイドの深い位置から阿部選手が中央にクロスを供給。このボールをウイルソン選手が落とし、小椋選手がミドルシュートを放つも、ボールはGK正面。前半8分にも、兵働選手が左サイドに大きく展開したボールを阿部選手が落として堀米選手が裏に走る。堀米選手が中央にクロスを供給するも、ボールは大宮DFにクリアされてしまう。
大宮は前半13分、エリア内へのパスを新井選手が処理しきれず、ボールが裏に抜けたところに江坂選手が反応。そのままシュートを放つも、ボールはGK岡選手がセーブ。前半31分には、右サイドでFKを得ると、大前選手が中央にクロスを供給。このボールに山越選手が合わせてヘディングシュートを放つも、ボールは枠の外に外れる。
甲府は前半36分、左サイドの阿部選手からのパスをウイルソン選手が受け、ペナルティエリア手前からミドルシュートを放つ。しかし、大宮DFに弾かれてしまう。さらに前半45分には、新井選手が高い位置でボールを奪うと、堀米選手にパスを供給。堀米選手がペナルティエリア手前中央からミドルシュートを放つも、ボールは惜しくも枠の外。甲府はゴールを奪えないまでもショートカウンターやサイドチェンジでチャンスを作り、後半に望みをつなぐ…。
※この続きは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合総評』メニュー(有料)をご覧ください。
ご加入方法はこちらです。
試合終了後 監督記者会見
これまでルヴァン杯も含めて4試合、勝ち点が中々積み上げられない状態でしたが、その中でも多くの方々に応援していただき感謝しています。
選手も中2日の準備で頭が整理できなかった中でも、声援を受けて最後まで走りきったことは僕たちの中で大きかったと思います。広島戦を終えて中2日で選手たちも真剣かつ理解を深めてくれて、今日の試合でも、小さなミスはありましたが、ピッチの中で大半は表現できていました。リスクや相手のカウンターへの管理にも、選手たちは集中を切らさず、手を取り合って声をかけてやってくれました。大した作戦も練習もしてませんが、選手が真剣に取り組んでくれた結果だと思います。
エデル リマが今日リーグ戦で初先発しました。彼が日本のサッカー、ヴァンフォーレのサッカーに馴染んでくれればと思います。それまでは新里が出ていましたが、一次キャンプから見てかなり成長して別人になっていて、途中で出ても違うポジションでも仕事をしてくれました。エデル リマが出た背景には、頑張って成長した新里に更に競争をしてもらってレベルが上がっていくことを期待してのことです。
阿部も初めての試合という感じではなかったと思いますが、久々の試合で最後疲れましたけれども、彼が入ってくれたことで新しいオプションが増えたのかなと思います。
ボザニッチが加入し、フィールドプレーヤーが30人と大所帯になりましたが、それぞれがそれぞれの場所でトレーニングを積んで責任を果たしてくれる姿勢が嬉しく、そういったチームであり続けることは難しいのですが、結果を残すことでその振れ幅をある程度少なくして、サポーターの皆様、山梨の皆さんに勝利を届けられるよう頑張っていきたいと思います。