GAME
試合結果
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選手交代
46分
三竿 健斗→ 山本 脩斗
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53分
ニウソン→ 黒木 聖仁
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56分
中村 充孝→ カイオ
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72分
ビリー セレスキー→ 盛田 剛平
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77分
土居 聖真→ 鈴木 優磨
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84分
クリスティアーノ→ 吉野 峻光
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警告・退場
33分
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66分
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スターティングメンバー
GK 1
櫛引 政敏 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 24
伊東 幸敏 |
DF 5
新里 亮 |
DF 22
西 大伍 |
DF 3
畑尾 大翔 |
DF 5
青木 剛 |
DF 29
渡邉 将基 |
DF 20
三竿 健斗 |
MF 2
福田 健介 |
MF 10
柴崎 岳 |
MF 8
新井 涼平 |
MF 6
永木 亮太 |
MF 27
ビリー セレスキー |
MF 25
遠藤 康 |
MF 14
田中 佑昌 |
MF 13
中村 充孝 |
FW 23
稲垣 祥 |
FW 9
ジネイ |
FW 9
ニウソン |
FW 8
土居 聖真 |
FW 10
クリスティアーノ |
サブメンバー
GK 29
川俣 慎一郎 |
GK 22
岡 大生 |
DF 16
山本 脩斗 |
DF 26
熊谷 駿 |
DF 28
町田 浩樹 |
MF 20
黒木 聖仁 |
MF 7
カイオ |
FW 13
河本 明人 |
MF 34
鈴木 優磨 |
FW 15
吉野 峻光 |
MF 40
小笠原 満男 |
FW 19
盛田 剛平 |
FW 15
高崎 寛之 |
FW 25
森 晃太 |
監督
石井 正忠 | 佐久間 悟 |
試合総評
ヤマザキナビスコ杯グループステージ 第1節 『 鹿島 1-2 甲府 』
『出場機会に飢えていた選手達が力を発揮。2点を守り切りリーグ戦への弾みをつける。』
ビリー セレスキー選手とニウソン選手の得点で昨シーズンナビスコカップ王者の鹿島相手に勝利。これまで出場機会の少なかった選手達が結果を残し、次戦のナビスコカップ大宮戦、さらにリーグ浦和戦に向けて勢いをつけた。
ヤマザキナビスコカップがいよいよ開幕!初戦の相手は昨年のナビスコカップ覇者の鹿島だ。
前戦・川崎F戦で主にセットプレーから4失点し完敗した甲府。佐久間監督は試合後の会見で「セットプレー以外はほとんどチャンスはなかった。悲観する必要はないと思います。」と守備について振り返った。依然として失点してからの試合の組み立て方には課題が残るが、今はチームのベースにある『堅守』を信じて前に進むのみ。
今節は前線の3選手を除き8人がメンバー変更。GK岡西選手、3バックは右から新里選手、畑尾選手、渡邉選手、ダブルボランチに新井選手、ビリー セレスキー選手、右WBに福田選手、左WBには田中選手。ツーシャドーは稲垣選手、クリスティアーノ選手、ワントップはニウソン選手の布陣だ。
対する鹿島はリーグ戦でここまで1失点と守備が安定。前線からのプレス、素早い攻守の切り替えを武器にゴールに迫ってくる。リーグ戦から選手を入れ替えたものの依然として選手のクオリティは高い。また、それぞれのポジションの役割が明確な分、大きなパワーダウンはなく警戒が必要だ。
試合前、リーグ戦でここまで4試合にサブでメンバー入りしながら出場のなかった畑尾は「(信頼を)積み重ねていく1試合目になればいい」と思いを言葉にした。長いリーグ戦を戦う上で、セカンドチームの選手達の突き上げが必要不可欠となる。佐久間監督も「これから『油断したらレギュラーになるぞ』という風にレギュラーを脅かすような存在が出て来てくれないとチームが活性化しない。」と語り、選手達の活躍に期待を寄せている。
これまで出場機会の少なかった選手達もアピールに向けてモチベーションは高い。昨年のナビスコカップチャンピオンを相手に選手達の挑戦が始まった。
試合開始直後から甲府が主導権を握る。前半3分、クリスティアーノ選手がペナルティエリア右手前からミドルシュートを放つ。しかし、これは鹿島DFに当たってラインを割る。そして、前半6分、スローインのボールをビリー セレスキー選手が足元に収め、ニウソン選手とのパス交換からペナルティエリア内に切れ込み、切り返してシュートを放つ!GKが反応するもボールはそのままネットを揺らす。甲府が早い時間帯で先制に成功する。
対する鹿島も徐々に攻勢を強める。前半22分、ジネイ選手のパスカットから永木選手に繋ぎ、永木選手からのスルーパスに再びジネイが反応し、GK岡西選手と1対1。エリア内でシュートを放つもここはGK岡西選手がファインセーブを見せる。前半27分には柴﨑選手が胸で落としたボールに反応した永木選手が強烈なミドルシュートを放つも、ここは枠を外れる。
甲府は鹿島の攻撃にGK岡西選手を中心に耐えながらチャンスを待つと、前半終了間際に決定機を迎える。前半45分、右CKを獲得すると、クリスティアーノ選手がファーサイドにクロスを供給。これに反応したニウソン選手が頭で合わせたボールはGKがセーブ、尚もセカンドボールに新里選手が詰めるもGKに弾かれる。しかし、最後は再びニウソン選手が右足で流し込んだ。2点を奪い前半を折り返す…。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:佐久間悟監督
「この茨城の地までサポーターが来てくれて、その前で勝利を届けることができてよかった。ナビスコカップの初戦、リーグ戦とは異なった大会だが前節のリーグ戦で0-4で川崎Fに完敗して、その完敗を引きずりたくなかった。次の大宮戦を含めて、2ゲームで勢いを取り戻してリーグ第5節の浦和戦に行きたいという話を選手にしていた。
ナビスコカップにおいて我々は若手を起用するのではなく、選手間の競争とそのエネルギーを持たせるための試合と捉えている。目標は優勝だが、クラブとして最初の目標は予選突破。今日は前半の立ち上がりがよく、いい形で2点を取ることができた。予想通り、鹿島にはクリスティアーノの後ろを突かれたが、2-0で前半を終えることができた。
後半は、鹿島の持ち駒を見ればひっくり返す力があると思っていた。後半開始から15分以内の失点は避けたかったが、早い時間(60分)に失点してウチの左サイドにかなりエネルギーがある攻撃を加えられた。いろいろな点を考え、割り切って2-1になってからは2-1でこの試合を終えようと交代のカードを切っていった。カウンターの脅威を残すためにクリスティアーノを残し、最後はそれを放棄して守り切った。
今日の勝利は出場機会が少ない選手が期待に応えてくれた。鹿島は石井監督に代わってからジーコイズムを取り戻してV字回復した。前節のFC東京戦は壮絶な試合をされたと思う。その鹿島と球際の戦いで頑張ってくれた。チームの新しい刺激になったと思う。リーグ戦では連敗しているので、この勝ち点3を生かして次のホーム大宮戦も勝ちたい。」
■質疑応答
▼新加入の外国籍選手が活躍してきれいな形で2点取ったことはどういう意味がありますか?
「リーグ開幕戦の神戸戦もいいパフォーマンスを見せてくれたが、その後のリーグ戦では研究されてきていて、J1でアダプトするためにも経験が必要だったので、起用した。点を取ったことはよかったが、ウチは外国籍選手に対する依存度が高いチームなので、もっと相手に脅威を与えるような存在になってほしい。」
以 上