GAME
試合結果

ヴァンフォーレ甲府
試合終了
3-3

鹿島アントラーズ
3分 稲垣 祥 50分 黒木 聖仁 69分 ドゥドゥ |
1 | 前半 | 2 |
6分 杉本 太郎 27分 遠藤 康 71分 中村 充孝 |
2 | 後半 | 1 |
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選手交代
63分
田中 佑昌→ 福田 健介
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58分
杉本 太郎→ 中村 充孝
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68分
土屋 征夫→ 渡邉 将基
|
72分
植田 直通→ ファン ソッコ
|
78分
ドゥドゥ→ 吉野 峻光
|
85分
遠藤 康→ 鈴木 優磨
|
警告・退場
35分
|
57分
|
69分
|
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スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 21
曽ケ端 準 |
DF 41
土屋 征夫 |
DF 22
西 大伍 |
DF 8
新井 涼平 |
DF 23
植田 直通 |
DF 17
津田 琢磨
|
DF 3
昌子 源 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
DF 16
山本 脩斗 |
MF 23
稲垣 祥 |
MF 10
柴崎 岳
|
MF 20
黒木 聖仁
|
MF 40
小笠原 満男
|
MF 16
松橋 優 |
MF 25
遠藤 康 |
FW 14
田中 佑昌 |
MF 32
杉本 太郎 |
FW 13
河本 明人
|
FW 8
土居 聖真 |
FW 10
ドゥドゥ |
FW 33
金崎 夢生 |
サブメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 1
櫛引 政敏 |
DF 3
畑尾 大翔 |
DF 14
ファン ソッコ |
DF 29
渡邉 将基 |
DF 24
伊東 幸敏 |
MF 2
福田 健介 |
MF 6
永木 亮太 |
MF 7
石原 克哉 |
MF 13
中村 充孝
|
FW 15
吉野 峻光 |
MF 34
鈴木 優磨 |
FW 25
森 晃太 |
FW 18
赤崎 秀平 |
監督
佐久間 悟 | 石井 正忠 |
試合総評
明治安田生命J1 2ndステージ 第4節 『 甲府 3-3 鹿島 』
『 ドゥドゥ選手の来日初ゴールなどで3得点。同点に追いつかれるも強敵相手に価値ある勝ち点1を得る。 』
前半開始直後に稲垣選手のゴールで先制するも、前半鹿島に2点を奪われ追う展開に。しかし、後半セットプレーから黒木選手のヘディングシュートが決まるとドゥドゥ選手の強烈なシュートが決まり3得点。しかし、直後に失点するとゲームが停滞し、結局3-3で勝ち点1を分け合った。
連敗を止めた前節磐田戦から中3日。1stステージ王者の鹿島から勝点を奪い、残留争いを優位に進めたい。
前節磐田戦は新井選手らDF陣が奮闘し、リーグ戦では1stステージ第15節福岡戦以来の無失点で試合を終えた一方、攻撃陣は沈黙。ワントップで起用された河本選手の飛び出しや森選手のドリブル突破でチャンスを作るも決めきれず、4戦連続の無得点。守備で一定の成果を得るも、攻撃面で課題を残す結果となった。
連戦で万全とは言えないコンディションで迎えた今節。スターティングメンバーは、GK河田選手、3バックは右から土屋選手、新井選手、松橋選手、黒木選手と稲垣選手のダブルボランチに、右WBに橋爪選手、左WBに津田選手。河本選手と田中選手のツーシャドーに、ワントップには新外国人のドゥドゥ選手が入った。
鹿島はカイオ選手が移籍したものの、日本人主体のメンバー構成になったことで前線のコンビネーションが増加。土居選手や遠藤選手が距離感近くボールをまわしディフェンスラインの裏に潜り込んで来る。また、ロングカウンターの脅威は減った一方、攻守の素早い切り替えからショートカウンターは威力十分だ。
甲府は新加入のドゥドゥ選手が攻撃にリズムを作れるかがポイント。ドゥドゥ選手について稲垣選手は「仕掛けるタイミングの上手さがある」と話す。ヘディングの強さ、左右どちらの足からでも巧みなシュートがあるだけに、佐久間監督も「(期待する部分は)カウンター。自分の力でこじあけていくようなエゴイストなプレーをして欲しい」と話す。
前節磐田戦で相手を0で封じ、守備に堅さが戻りつつある甲府。今節も新井選手がCBの中央に入って引き締め役を担い守備を牽引し、前半から堅い試合展開を作れるか。稲垣選手は「0-0で固めていったら最後オープンになってチャンスが来る。試合を上手く運びながら活路を見出したい」と話し、強敵・鹿島相手に闘志を燃やす。
試合開始直後、チャンスを得たのは甲府。前半3分、左サイドで田中選手が深い位置まで持ち上がり中央にクロスを供給。混戦になりながら河本選手が足元に収めると最後は稲垣選手が右足でシュートを放つ。ボールはそのままゴールに転がり込み甲府が先制する。
しかし前半6分、自陣の植田選手が前線に送ったロングボールを西選手がディフェンスライン裏で受けると落ち着いてファーサイドにクロスを供給。これに反応した杉本選手が合せるとボールはゴールに流れ込んだ。甲府はわずか3分で同点に追いつかれる。
甲府は前半20分、右サイドで橋爪選手が前線に送ったロングボールをドゥドゥ選手がライン際で収め、ドリブルで切り返してエリア内に進入。そのままシュートを放つがボールはGK正面でゴールならず。逆に鹿島は前半22分、柴崎選手のロングボールをディフェンスライン裏で遠藤選手が胸とラップ。そのままシュートを放つも、ボールはバーの上に外れる。
しかし、前半27分。遠藤選手を土屋選手が倒してしまい、ペナルティエリア左手前で鹿島にFKのチャンスを献上。すると遠藤選手が直接ゴール左隅を狙ってシュートを放つ。GK河田選手が反応するも間に合わず、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。先制しながら甲府は前半のうちに1点を追う展開となる。
前半は攻め手を欠いた甲府に対し、終盤まで鹿島が押し込む展開になり、前半37分にはペナルティエリア右から土居選手が上げたクロスにファーサイドで金崎選手が頭で合せるも、ここはバーの上に外れて難を逃れる…。
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試合終了後 監督記者会見
連休ということもあって、久しぶりに山梨中銀スタジアムに1万4千人の方々がきて頂きました。愛するチームを応援する為に、またJリーグ全体を盛り上げる為に遠い山梨の地に来て頂いた鹿島サポーターの皆さんにも感謝いたします。
試合に関しては4試合連続無得点。この試合に点が入らなければ、J1無得点記録となる5試合連続無得点という不名誉なことになります。そうなってしまうことを阻止するのはお前たちしかいないと、試合前に選手には伝えました。
前半、早い時間に点を取れたことは良かったのですが、選手たちの中で予定していた守備を規律正しく出来なかったというか、やらないような状況であったため、そこから背後を突かれて追いつかれてしまい、大変苦しい前半でした。ハーフタイムには、サイドハーフを含めた中盤4人、ウィングバックの選手に、決められた守備をするよう伝え、そうしないと4点、5点、下手すると何点取られるか分からないよと言いました。後半、1失点はしましたが、最後の最後まである程度粘り強くやってくれました。前回の対戦は0-4でしたので、今回は1失点少なく、得点は3点多く取れましので。
ただ、今の降格争いという厳しい状況では、鹿島であろうがどこであろうが勝点3を取るのが重要であります。苦しい状況はどんどん深みを増していくなと感じています。