GAME
試合結果
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選手交代
54分
小笠原 満男→ 永木 亮太
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10分
山本 英臣→ 畑尾 大翔
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69分
遠藤 康→ 鈴木 優磨
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54分
河本 明人→ 石原 克哉
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81分
カイオ→ ジネイ
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77分
津田 琢磨→ 新里 亮
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警告・退場
55分
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53分
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67分
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スターティングメンバー
GK 21
曽ケ端 準 |
GK 1
河田 晃兵 |
DF 24
伊東 幸敏
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DF 41
土屋 征夫 |
DF 17
ブエノ |
DF 4
山本 英臣
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DF 3
昌子 源
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DF 17
津田 琢磨 |
DF 16
山本 脩斗 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
MF 10
柴崎 岳 |
MF 23
稲垣 祥
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MF 40
小笠原 満男
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MF 27
ビリー セレスキー |
MF 25
遠藤 康 |
MF 14
田中 佑昌 |
MF 7
カイオ
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FW 13
河本 明人
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FW 8
土居 聖真 |
FW 11
チュカ |
FW 33
金崎 夢生
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FW 10
クリスティアーノ
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サブメンバー
GK 29
川俣 慎一郎 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 5
青木 剛 |
DF 3
畑尾 大翔 |
DF 35
平戸 太貴 |
DF 5
新里 亮 |
MF 6
永木 亮太 |
DF 29
渡邉 将基 |
MF 32
杉本 太郎 |
MF 2
福田 健介 |
MF 34
鈴木 優磨 |
MF 7
石原 克哉 |
FW 9
ジネイ |
FW 26
熊谷 駿
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監督
石井 正忠 | 佐久間 悟 |
試合総評
明治安田生命J1 1stステージ 第14節 『 鹿島 4-0 甲府 』
『 実力差を見せつけられ4-0で惨敗。原点回帰の守備重視も失点後の戦い方に課題を残す。 』
甲府は守備を固めて鹿島の猛攻をしのぐも、前半終了間際に土居選手に決められ失点。さらに後半開始直後に2点を失うと、守備・攻撃ともにバランスを崩し4失点の惨敗となった。
J1 1stステージも今節を含めて残り4節。堅守速攻スタイルに立ち返り、6節湘南戦以来のリーグ戦勝利なるか。
前節磐田戦では稲垣選手が1ゴールと一人気を吐くものの、甲府の左サイドを攻略されて3失点で敗戦。それでも4日前のヤマザキナビスコカップ湘南戦では自陣でブロックを形成し、奪ったボールは前線に素早く供給する“割り切った”戦いをしたことで相手の攻撃を0封。逆にセットプレーから河本選手のゴールで1点を奪い、結局1-0で公式戦10試合ぶりの勝利を得た。
今節は累積警告で松橋選手が出場停止。また、湘南戦で森選手が負傷し戦列を離れている。スターティングメンバ―は、GK河田選手、CBは右から土屋選手、山本選手、津田選手、稲垣選手とビリー セレスキー選手のダブルボランチに、右WBは橋爪選手、左WBには田中選手。クリスティアーノ選手と河本選手のツーシャドーに、ワントップはチュカ選手が起用された。
鹿島は現在リーグ戦2位。4-4-2を基本システムとして日本代表FWの金崎選手や足元の技術の高いカイオ選手ら攻撃力の高いタレントがそろう。また、柴崎選手がキッカーを務めるセットプレーも得点源となっていて注意が必要だ。
甲府は鹿島の強烈な攻撃に晒されながら、まずは無失点で試合を進めることが重要となる。甲府は現在リーグ戦13戦で22失点とリーグワーストタイ。今季は昨年の堅守を一歩進化させて、高い位置でボールを奪うことにチャレンジしてきたがその分失点が増えてしまった。まずは基本に立ち返り、規律正しく守備ブロックを形成して相手にスペースを与えず粘り強い守備を展開できるかがポイントとなる。
今節から“ミスター・ヴァンフォーレ”石原選手が戦列に復帰。持ち前の持久性を武器にシャドー、両WB、ボランチをこなせるポリバレントプレーヤーの石原選手はチームとしても大きな武器となるはずだ。甲府一筋16年のベテランは「経験を生かして試合の流れを見ながらプレーしたい。チームのために戦えれば。」と意気込みを語る。
ファーストシュートは鹿島。前半2分、右サイドからのクロスのこぼれ球に反応した金崎選手がシュートを放つも、ボールはバーの上に外れる。一方の甲府は、前半7分、ゴールキックのボールを中盤でチュカ選手が胸で落として、クリスティアーノ選手が逆サイドにボールを供給。これに河本選手が走るも追いつけず、チャンスを作ることはできない。
粘り強く守備をしたい甲府だったが、山本選手が足を痛めて畑尾選手と交代となる。それでも甲府は前半11分、左CKを獲得するとショートコーナーからクリスティアーノ選手が直接ゴールを狙ってミドルシュートを放つも、ここはGKにセーブされてしまう。
一度は甲府がペースを握るも、その後は鹿島が攻勢を強める。前半24分、左サイドでFKを得ると中央へのクロスを供給。一旦は甲府DFがクリアするも遠藤選手がボールを拾ってミドルシュートを放つ。枠は捉えるもここはGK河田選手がファインセーブを見せる。前半37分にも、CKのセカンドボールを拾った遠藤選手がミドルシュートを放つも、ボールが浮いてしまいゴールならず。
前半無失点が見えた甲府だったが、アディショナルタイムにピンチを迎える。ペナルティエリア内でセカンドボールに反応した金崎選手がヘディングで押し込もうとするも、甲府DFが懸命にクリアし難を逃れる。しかしわずか1分後、カイオ選手がドリブルで持ち上がり、土居選手にパス。土居選手が一度マイナス方向にパスを送ると、柴﨑選手がワンタッチで再び土居選手にパスを渡す。マークの外れた土居選手がフリーでシュートを放つと、ボールはそのままネットを揺らす。嫌な時間帯に鹿島に先制を許してしまう…。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:佐久間悟監督
「スタジアムに足を運んでくれた皆さんに感謝したいが、この試合内容では落胆させてしまって申し訳なく、残念に思います。今日の試合に関しては、前節リーグ戦で磐田に惜しい内容、TMを含めて磐田とは3試合目だったが、TMの時と比べると内容がよかったし、互角の時間もあったが結果としては守備で頑張ろうとするチームが慌ててボールを取りに行ってカウンターを受けて失点した内容。そこを抑えることが重要。その中でチュカ選手と、クリスティアーノ選手、ボールを奪った後のビリー・セレスキー選手の配球に期待してカウンターに活路を見出して、前半0-0、あわよくば1-0で終われればいいと思っていたが、残念ながら終了30秒前に失点してそこでゲームプランを変えざるを得なかった。
後半はゲームプランといってもこれまで1点取られた後、著しくバランスを崩して飛び込むところがあったので今日は粘り強く後半20分までやり方を変えず、前半と同じくカウンターの脅威を与えながら守備をしっかりやろうという状況だったが、開始10分で2点取られて、我々のチーム状況を考えると3失点目でゲームが終わってしまった。つまり、55分間サッカーをする時間帯があったが、そのあとはそれほどエネルギーがある試合をお見せすることができずに残念。申し訳ない。
ただ、最後の最後まで選手がリーグ戦絶好調の鹿島相手に下を向かずに戦ってくれたこと、最後の最後までサポーターが応援してくれたことは感謝したい。サポーターの皆さんも「どれだけ応援すれば勝てるのか」と思っているかもしれない。指揮官である私自身が下を向くわけにはいかないので、もう一度整理して次の試合に挑みたい。」