試合結果

11.15 (日) 13:04

第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会 4回戦

AWAY 日立柏サッカー場

柏レイソル

試合終了

2-1

ヴァンフォーレ甲府

53分 工藤 壮人
120分 クリスティアーノ
0 前半 0 72分 阿部 拓馬
1 後半 1
0 延長前半 0
1 延長後半 0
柏レイソル ヴァンフォーレ甲府

選手交代

81分
大津 祐樹→ 太田 徹郎
91分
土屋 征夫→ 下田 北斗
81分
小林 祐介→ 茨田 陽生
94分
阿部 拓馬→ 石原 克哉
110分
藤田 優人→ 今井 智基
102分
バレー→ 堀米 勇輝

警告・退場

55分

イエローカード 鈴木 大輔

90分+2

イエローカード 鈴木 大輔

90分+2

レッドカード 鈴木 大輔

柏レイソル ヴァンフォーレ甲府

スターティングメンバー

GK 21

菅野 孝憲

GK 21

河田 晃兵

DF 2

藤田 優人

DF 41

土屋 征夫

DF 4

鈴木 大輔

DF 3

畑尾 大翔

DF 13

エドゥアルド

DF 17

津田 琢磨

DF 22

輪湖 直樹

MF 28

橋爪 勇樹

MF 30

クリスティアーノ

MF 8

新井 涼平

MF 25

小林 祐介

MF 6

マルキーニョス パラナ

MF 17

秋野 央樹

MF 16

松橋 優

MF 7

大谷 秀和

FW 15

伊東 純也

FW 9

工藤 壮人

FW 9

阿部 拓馬

FW 10

大津 祐樹

FW 10

バレー

サブメンバー

GK 1

桐畑 和繁

GK 1

荻 晃太

DF 6

山中 亮輔

DF 2

福田 健介

DF 20

中谷 進之介

MF 7

石原 克哉

DF 23

今井 智基

MF 18

下田 北斗

MF 8

茨田 陽生

MF 23

稲垣 祥

MF 26

太田 徹郎

FW 14

堀米 勇輝

FW 11

エデルソン

FW 19

盛田 剛平

監督

吉田 達磨 佐久間 悟

スタッツ

柏レイソル ヴァンフォーレ甲府
13 シュート 12
7 GK 18
5 CK 4
4 直接FK 10
2 間接FK 1
2 オフサイド 1
0 PK 0

試合総評

天皇杯4回戦 『 柏 2-1 甲府 』



 天皇杯4回戦。2年ぶりの8強入りに向け、アウェイで柏との対戦だ。

 前戦・J1 2nd第16節名古屋戦では前半に先制点を獲得するも、その後は立て続けに失点。後半アディショナルタイムに下田選手のバースデーゴールで1点を返すも、今季最多タイの4失点で惨敗した。

 甲府は負傷中の山本選手に加え、阿部翔平選手が練習中に足を痛めて欠場。これに伴い左WBに松橋選手が入り、右WBには橋爪選手が起用された。ディフェンスラインは土屋選手、畑尾選手、津田選手の3人。新井選手、マルキーニョス パラナ選手の2ボランチに伊東選手、阿部拓馬選手のツーシャドー、ワントップにはバレー選手が入った。

 対する柏は4-1-4-1の基本システムで徹底したパスサッカーを展開してくるチーム。外に追い出すのではなく中央のブロックの間に誘い込み、アンカーとバックラインで挟み込んでボールを奪い、前線にボールを供給してチャンスを作ってくる。大津選手、工藤選手らのFW陣に甲府から期限付き移籍中のクリスティアーノ選手のカウンターには要注意。

 柏がボールを保持する展開が長くなることが想定されるため、甲府はじれずに守備ブロックを構築し、0-0の時間を長くすることが重要。柏のブロックを攻略し、得点するためにはサイドチェンジでの揺さぶりに加え、2列目、3列目からの飛び出しが必要になる。右WBで先発した橋爪選手も「見極めて薄くなったところに飛び出していきたい」と闘志を燃やす。

 これまで出場機会に恵まれてこなかった選手達も来季に向けてのアピールとするためにも、負けられない一戦が始まった。


◆ ◇ ◆


 前半立ち上がり、柏が積極的に前に攻め上がる。前半3分、柏がFKを獲得すると、キッカーのクリスティアーノ選手が右足で直接ゴールを狙う。強烈なシュートは枠内に飛ぶも、ここはGK河田選手がファインセーブで難を逃れる。前半9分には、ペナルティエリア右手前で大谷選手、クリスティアーノ選手、工藤選手とワンタッチで繋ぎ、工藤選手が裏に抜け出すも甲府DFが対応してシュートまでは打たせない。前半39分には、輪湖選手が獲得したFKをクリスティアーノ選手がグラウンダー性のボールで直接ゴールを狙うも、ゴールは割れなかった。

 甲府は柏の守備もあってなかなかチャンスを作れない。それでも、前半28分に新井選手がフリーでミドルシュートを放つ。しかし、これは枠を捉えられない。さらに前半44分、バレー選手が中盤で奪ったボールを伊東選手がドリブルで持ち上がり、柏DFと競りながらシュートを放つ。これもボールに勢いがなく、GKにキャッチされてしまう。

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試合終了後 監督記者会見

 日曜日、アウェイの柏まで来て下さったサポータに感謝します。
試合は一言で力負けしたなと言うのが印象です。仕方ない結果だなと・・・。ゲームコントロールと言うか、柏はボールを簡単に失わないし90分通してほとんど我々はチャンスを作れなかった。阿部拓馬のゴールはあったが、全体のパフォーマンス数的有利な状況であったとしても敗戦に値する妥当な結果だった。
 数的有利になって色々考えましたが、うちの選手たちはボールを奪いに行くものの剥がされて疲弊をして・・・、最後の広大なスペースをクリスティアーノに使われるという予想していた一番嫌な形で失点してしまいました。
 改めてうちの選手の足りないところを本当に強く感じました。交代で入った選手たちも力を発揮することなく、これが今のチームの現状で力なのかなと思いました。

Q.足りなかった部分と言うのは?柏との違いは?
 自分たちでスペースを見つけて主体的に動き出すという部分。そこに関して監督に就任して以降やってきましたが、柏との差は大きい。ボールを持っている時が最大のピンチ、そして数的優位が我々にとってはディスアドバンテージになる。それにアイディア・テクニックそういうところの差をベンチにいながら感じました。

Q交代のところで、盛田選手や稲垣選手と言う選択肢もあったが。
 数的有利だったので広いスペースがありました。そこでまず受けることが大切で、そこからパスを出したり飛び出していくことが必要だった。稲垣選手は走ることが得意で運動量もありますが、ボールを出す受けるところで堀米選手、石原選手を選択しました。しかし、それで停滞して前への躍動感がなくなってしまった。バレーがいなくなったことも大きいが、そういう理由で選択したが効果的なものでは無かったと言えるのではないでしょうか。


Q.試合終盤に津田選手をウイングバックにして松橋選手をセンターバックに置いた理由は?
 サイドでもう少し起点を作りたかった。残念ながら阿部翔平選手が負傷したことで守備については良かったが、あのポジションからの縦への配球が少なかった。数的有利になり、相手のセンターバックの右の脇に一番ギャップがあり、そこに縦のボールを流せていなかったので津田選手の方が松橋選手よりもボールをそこに流す技術があるので、攻撃の優位性をそこで担保した。

試合データ

試合開始日時 2015年11月15日(日) 13:04
試合会場 日立柏サッカー場
主審 山本雄大
副審 相樂 亨
副審 植田文平
第4の審判員 藤沢達也
入場者数 4,755人
天候 曇時々晴
ピッチ状態 全面良芝:乾燥
気温/湿度 20.8℃/59.0%