GAME
試合結果
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選手交代
62分
マルキーニョス パラナ→ 保坂 一成
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70分
福村 貴幸→ 六平 光成
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70分
津田 琢磨→ 福田 健介
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77分
澤田 崇→ 鄭 大世
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76分
バレー→ 盛田 剛平
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81分
北川 航也→ 村田 和哉
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警告・退場
37分
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74分
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84分
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スターティングメンバー
GK 21
河田 晃兵
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GK 21
杉山 力裕
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DF 41
土屋 征夫 |
DF 26
鎌田 翔雅 |
DF 3
畑尾 大翔 |
DF 13
犬飼 智也
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DF 17
津田 琢磨 |
DF 45
角田 誠
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MF 28
橋爪 勇樹
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DF 38
福村 貴幸 |
MF 8
新井 涼平 |
MF 7
本田 拓也
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MF 6
マルキーニョス パラナ |
MF 20
竹内 涼 |
MF 16
松橋 優
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MF 22
枝村 匠馬
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FW 18
下田 北斗 |
MF 14
澤田 崇 |
FW 15
伊東 純也 |
FW 39
白崎 凌兵 |
FW 10
バレー
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FW 36
北川 航也 |
サブメンバー
GK 1
荻 晃太 |
GK 31
碓井 健平 |
MF 2
福田 健介 |
DF 3
平岡 康裕 |
MF 7
石原 克哉 |
MF 15
村松 大輔 |
MF 23
稲垣 祥 |
MF 16
六平 光成 |
MF 30
保坂 一成 |
FW 9
鄭 大世 |
FW 14
堀米 勇輝 |
FW 10
大前 元紀 |
FW 19
盛田 剛平 |
FW 11
村田 和哉 |
監督
佐久間 悟 | 田坂 和昭 |
試合総評
明治安田生命J1リーグ 2nd 第17節 『 甲府 2-2 清水 』
2015年シーズン最終戦。清水相手に有終の美を飾れるか。
甲府は先週、天皇杯4回戦で柏と対戦。後半開始早々に1点を失う展開となるも、阿部拓馬選手のテクニックあるドリブル突破からの得点で同点に追いつく。その後延長に突入し、PK戦も見えてきた延長後半15分に、レンタル移籍中のクリスティアーノ選手にゴールを決められ、惜しくも準決勝進出を逃した。
リーグ戦最終節の今節、甲府は山本選手、阿部翔平選手に加え、天皇杯4回戦で負傷した阿部拓馬選手が欠場した。スターティングメンバーは土屋選手、畑尾選手、津田選手の3バックに、新井選手、マルキーニョス パラナ選手のダブルボランチ。左WBに松橋選手、右には橋爪選手が引き続き起用された。ワントップはバレー選手、シャドーには伊東選手と阿部拓馬選手の代わりに下田選手が起用された。
J2降格が決まっている清水は若手主体のメンバー構成。前戦からの激しいプレスや両サイドバックの攻撃参加などアグレッシブなサッカーに回帰していて、コンパクトにパスをつないで相手ゴールに迫ってくる。中でも北川選手の鋭い飛び出しには注意が必要だ。
甲府はここ3試合で8失点と持ち前の堅守に綻びが見える。まずはブロックを構築して冷静に清水の攻撃を弾き返しながらチャンスを伺いたい。清水は人数をかけてボールを奪いに来るため、サイドチェンジを活用できれば攻撃を組み立てることは容易になる。バレー選手のポストプレーから下田選手がサポートし、伊東選手が裏へ飛び出すといった前線の3選手のコンビネーションで清水ゴールをこじ開けたい。
甲府が今季リーグ戦で挙げた勝利はわずかに3勝。来季にいい形で繋げるためにも、因縁のライバル・清水相手に勝利したい。最終節・ホーム中銀スタジアムには大勢のサポーターの歓声が響く。負けられない一戦のホイッスルが鳴った。
清水は序盤から積極的にゴールを狙う。前半4分、ペナルティエリア右手前から北川選手がミドルシュートを放つ。しかし、これは枠を大きく外れる。前半16分には右CKから本田選手がミドルシュートを放つも枠を捉えられない。
甲府もサイド攻撃からゴールを狙う。前半12分、下田選手から左サイドの伊東選手にパスが通ると、伊東はドリブルで持ち上がってクロスを供給するも、これは清水DFにクリアされてしまう。前半34分には自陣から畑尾選手が右サイドへロングボールを送ると、橋爪選手がこれを収めてゴール前にクロスを供給するも、味方には合わなかった。
なかなかシュートが打てない甲府に対し、清水は攻勢を強める。前半39分には、右サイドを澤田選手がドリブルで突破しクロスを供給すると、ファーサイドの福村選手がフリーで受けてシュートを放つも、ボールはゴール右に外れる。
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試合終了後 監督記者会見
今日リーグ最終戦ということで、スタジアムにバスが入ってからサポーターの皆さんに非常に良い雰囲気を作って頂いて試合に入ったのですが、清水さんは監督交代をして降格が決まり、田坂監督がこれまでおやりになっていた時とは少しチームのスタイルを変更されて前節の山形戦から少し接近してショートパスを繰り返しながらブロックの中に進入してくるというやり方でした。
私たちからするとやりにくいところもあり、準備はしてきましたけども、予定では前半は相手にボールをある程度は持たれて、一回大きいピンチはありましたけれども、概ね前半は守備のブロックをそれほど崩されることはなくいけたのかなと。
ただ攻撃に関しては相手の2トップ、それからサイドハーフが食いついてくるところを、うまくセンターバック1枚とウイングバックで剥がして入り込もうということだったのですが、相手のボールを取った瞬間のボールをファーストアタックされてロストして、非常に清水さんのトランジッションのところが素晴らしかったと思うのですが、逆にうちがビルドアップすると何となくバックラインから持たされている状態からロングボールを蹴ってロストしてということで、準備はしたのですが効果的な攻撃はまったくなかったかなと思っています。
前半0-0で終われましたので、後半は選手の交代も含めて今日は元々、保坂選手と福田選手を2枚入れてサイドの攻略とボランチのピックアップのところを動かそうと思っていました。これは最後にゲームが動かなかった時には清水戦で活用しようと思っていたのですがセットプレーから点を取られ2失点目を喫しましたので、そこは思い切って保坂選手をまずボランチに入れて、3バックとウイングバックの間でピックアップさせる仕事を徹底させ、そして橋爪選手を左に持ってきて、右に福田選手を入れてボールを保有できるような状態を作って、尚且つ津田琢磨選手を外して松橋選手でカウンターに備えると。
そこから同点に追いつくことが出来て何とか良かったかなと思っています。最後、盛田選手を入れましたので、そこで右からクロスボールを入れてサイドをえぐって、下田の左足、それから福田の右足でサイドからクロスボールを上げて決着を付けたいと思っていたのですが、最後は取りきれなかったかなと思います。しかし、後半0-2になってから選手たちがガッカリしている状況もあったと思いますけども、最後良く2点を追いついて頑張ってくれたなと思います。
Q:福田選手や保坂選手のように、これまで出場が少なかった選手を起用した意図は?
A:ミーティングの時に選手にも言ったのですが、今日は最終戦で何となく出ていなかった選手を出してという温情のメンバー構成ではないと。これまで私が監督に就任してから横谷コーチが映像を分析したものを私としっかりと合わせてそれをトレーニングに落とし込んで、その中でコーチと本当に議論してディスカッションしてメンバーを代えていく。シュミレーションして0-1のシーン。大きくリードされた場合、或いは勝っている場合というところのシュミレーションの中、今日は2トップと相手のサイドハーフの脇のギャップでボールを受けられるか受けられないかというところが、非常に重要なポイントだったので、一番得意な保坂選手を入れて、後は清水さんがクロスボールの対応が良くないという状況もありましたので、今週も練習しましたけれども、福田選手を入れてクロスボールを入れるということで、あの2人をメンバーに入れましたし、使わざるを得ない状況になってしまったので、使ったと。それだけの理由です。
Q:来年の監督に関して現時点で言えることは?
A:現段階では、クラブの中でも私を中心に東海林強化部長と役員の皆様とで議論をしている段階で、このチームのベースを継続するかどうかというところも含めて議論をしています。あと問題は来年のシーズンということで言うと、非常に短期決戦。8月下旬にはかなりの試合が消化してしまうことが予想されるので、大きな変化を加えることがチームの編成も含めてどうなのかという事をもう一回冷静にスケジュールと、それからヴァンフォーレ甲府の場合は予算が決まってきますので、既存のスポンサーさんがどうなのかというところも含めて、全体の事を考えてもうしばらく様々な事を議論していくことになるのかなという状況です。
Q:監督に求める条件は?
A:そこはいくつかあります。将来を見据えて、今日も私自身もそういうトライをしていますけれども、そういうサッカーを嗜好するような、選手たちも年齢を重ねて行きますと守備をしているだけでは厳しい。全体のサッカーのスタイルというところ。そこのところをしっかりと議論して、経営的に1年間J1残留に大きく拘るのか、或いは少しでも変化を加えながら新しい挑戦をするのか。或いは少し言葉は悪いですが、もう一回リニューアルするようなつもりでJ1に臨むのかというようなところ。そこは経営的なところにもなってきますので、私ひとりではなく役員の皆さんと話をさせて頂いているというところです。