GAME
試合結果

名古屋グランパス
試合終了
4-2

ヴァンフォーレ甲府
31分 ノヴァコヴィッチ 35分 永井 謙佑 56分 田口 泰士 74分 ノヴァコヴィッチ |
2 | 前半 | 1 |
12分 バレー 90分+1 下田 北斗 |
2 | 後半 | 1 |
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選手交代
78分
ノヴァコヴィッチ→ 川又 堅碁
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62分
土屋 征夫→ 下田 北斗
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78分
小川 佳純→ 杉森 考起
|
62分
松橋 優→ 橋爪 勇樹
|
84分
竹内 彬→ 牟田 雄祐
|
84分
マルキーニョス パラナ→ 堀米 勇輝
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警告・退場
24分
|
83分
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スターティングメンバー
GK 1
楢崎 正剛
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GK 21
河田 晃兵
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DF 19
矢野 貴章
|
DF 41
土屋 征夫 |
DF 5
大武 峻 |
DF 3
畑尾 大翔 |
DF 2
竹内 彬
|
DF 17
津田 琢磨 |
DF 6
本多 勇喜
|
MF 16
松橋 優
|
MF 10
小川 佳純
|
MF 8
新井 涼平 |
MF 7
田口 泰士 |
MF 6
マルキーニョス パラナ |
MF 20
矢田 旭
|
MF 27
阿部 翔平
|
MF 11
永井 謙佑
|
FW 15
伊東 純也 |
FW 18
ノヴァコヴィッチ |
FW 9
阿部 拓馬
|
FW 4
田中 マルクス闘莉王
|
FW 10
バレー |
サブメンバー
GK 50
高木 義成 |
GK 1
荻 晃太 |
DF 3
牟田 雄祐 |
MF 7
石原 克哉 |
DF 29
佐藤 和樹 |
MF 18
下田 北斗 |
MF 13
磯村 亮太
|
MF 23
稲垣 祥 |
MF 25
望月 嶺臣 |
MF 28
橋爪 勇樹
|
FW 27
杉森 考起 |
FW 14
堀米 勇輝 |
FW 32
川又 堅碁 |
FW 19
盛田 剛平 |
監督
西野 朗 | 佐久間 悟 |
試合総評
明治安田生命J1リーグ 2nd 第16節 『 名古屋 4-2 甲府 』
J1残留を決めた前節・広島戦から2週間。今節(J1 2nd第16節)は10位・名古屋との対戦だ。
前節の広島戦はドウグラス選手のスーパーゴールなどで前半30分までに2失点と立ち上がりから苦しい展開となった。後半には下田選手、伊東選手、橋爪選手を投入するも、引いて守る広島のゴールは割れず、0-2とホームで痛い敗戦となった。
前節、松本が敗れたため甲府のJ1残留は決まったが、今節も若手中心のメンバー構成に振ることはせずに、スターティングメンバ―は前節とほぼ同じとなった。DFラインは土屋選手、津田選手、キャプテン・山本選手の欠場に伴い、中央に畑尾選手が起用された。WBには右に松橋選手、左には前・名古屋の阿部翔平選手。ボランチは新井選手とマルキーニョス パラナ選手の2ボランチ。シャドーは阿部拓馬選手とリーグ戦では柏戦以来7試合振りの先発起用となる伊東選手。ワントップにはバレー選手が入っている。
対する名古屋はDF田中マルクス闘莉王選手に要注意。第12節神戸戦以来、闘莉王選手は前線で起用され、1.5列目でボールを収めてタメを作り攻撃の起点となっている。スピードが武器のFW永井選手の飛び出しに加え、長身FWのノヴァコヴィッチ選手を狙ったサイドからのクロス攻撃など多彩な攻撃バリエーションで相手ゴールに迫ってくる。闘莉王選手が前線でタメを作られれば、厚みのある攻撃に晒されるだけに、闘莉王選手にボールを落ち着かせないことが重要となる。
甲府はこれまで通りブロックを作って名古屋の攻撃を弾き返し、0-0の時間をいかに長く作るかが名古屋攻略のカギとなる。キャプテン・山本選手が普段守備ラインから前に飛び出し、相手のチャンスを潰してきた。代わりに入る畑尾選手も“潰し”の動きについて浦和とのトレーニングマッチなどで手応えを感じていると話し、名古屋相手にも「勇気を持ってチャレンジしたい」としている。
甲府のJ1での過去最高順位は昨年の13位。現在の11位を死守するために、そして来季に繋げるためにも勝利を上げて勝点を積み重ねたい。
甲府は試合開始直後から積極的にゴールに迫る。前半5分には左CKを獲得すると、阿部翔平選手のクロスをバレー選手が頭ですらしてファーサイドの畑尾選手がシュートを放つ。しかし、ボールは枠を捉えない。そして前半12分、右サイドで伊東選手がボールを奪い、前線に駆け上がってグラウンダーのクロスを供給。マルキーニョス パラナ選手がスルーし、ファーサイドのバレー選手がフリーでボールが受けると、落ち着いて左足を振り抜き、ゴールに流し込み、先制に成功する。
先制してペースを掴んだかに見えたが、名古屋の反撃に遭う。前半31分、左サイドからのクロスを闘莉王選手が頭で落とすと、ノヴァコヴィッチ選手がフリーで右足を振り抜く。ボールはGK河田選手の脇を抜け、ゴールに吸い込まれる。わずか4分後の前半35分には、永井選手がドリブルで持ち上がり、左サイドにパスを供給。田口選手が折り返したクロスに再び永井選手が頭で合わせると、ボールはネットを揺らす。注意していた闘莉王選手の高さ、永井選手のスピードにより失点し、前半を1点ビハインドで折り返す。
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試合終了後 監督記者会見
「アウェーにもかかわらず本当に多くの皆さんが応援に駆けつけてくれましたが、一言でいえば完敗だったという印象。
ゲーム前、(以前から)選手には清水戦を除いた最後の5試合、「ファイナルファイブは絶対に負けない、勝点を取る」と話していて、前節の広島戦は残念ながら負けて、今日はファイナルファイブの最後のゲームは絶対に負けない、これまでやり続けてきた守備と攻撃のバランスを取っていこうと。ただ、名古屋は守備から攻撃への切り替えの速さはあるが、攻撃から守備への速さはあまりないので、ボールを繋いで行こうと臨んだ。
前半いい形で点を取れたが、選手が意外と攻められると感じたのか、オープンな形になってしまってピンチもあった。今日の名古屋は永井選手がインサイドに入ってきて、土屋選手の前でプレーされることが多くて、土屋選手もけん制したが、サイドバックの本多選手のところが空いて攻撃を受けた。前半に2点取られてしまった。
後半は3点目を取られないことと、先に1点とれば追いついて、3-2にして勝てるチャンスも出てくると思っていたが、あのシュート(田口選手)、プレッシャーが甘かったがアンラッキーな形で(おそらく)畑尾選手に当たって入ったのか、3点目を取られた。
そこからもオープンな展開になって、1-4になったことで堀米選手をボランチに入れて構成力を高めようとしたが、1点しか取れなかった。4~5ヶ月間積み上げてきたことが生かされずに、チェンジサイドのところを有効にやろうということでは、選手はやってくれたが最終的に終わってみると複雑な印象です。」
■質疑応答
▼1-0になってからオープンになった理由についてどう考えますか?
「(選手は)いつでも攻撃すれば、なんとなくチャンスができると思ったと思うんです。でも、シャドーの伊東選手の所の守備がちょっと…。久しぶりの出場で、私のトレーニングの落とし込みが上手くいかなかったのか、失ってからの切り替えとボールへのアプローチが上手くいかなかった。
攻撃ではチェンジサイドすることを指示していたが、右サイドから攻めきってしまって、チェンジサイドしなかった。左右に揺さぶれば(名古屋は)そんなにアグレッシブに動けなかったと思う。なんとなく自分たちで攻められると思って陥ってしまった。そういうところでオープンになったと思います。」
以 上