GAME
試合結果
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選手交代
67分
稲垣 祥→ 堀米 勇輝
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73分
ダヴィ→ 土居 聖真
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67分
津田 琢磨→ 松本 大輝
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80分
カイオ→ 鈴木 優磨
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87分
バレー→ マラニョン
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警告・退場
32分
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26分
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68分
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45分+1
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スターティングメンバー
GK 21
河田 晃兵
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GK 21
曽ヶ端 準 |
DF 41
土屋 征夫 |
DF 22
西 大伍
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DF 4
山本 英臣
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DF 14
ファン ソッコ
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DF 17
津田 琢磨 |
DF 5
青木 剛 |
MF 16
松橋 優
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DF 16
山本 脩斗
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MF 18
下田 北斗 |
MF 20
柴崎 岳 |
MF 6
マルキーニョス パラナ |
MF 40
小笠原 満男
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MF 27
阿部 翔平
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MF 25
遠藤 康
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FW 23
稲垣 祥 |
MF 7
カイオ
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FW 9
阿部 拓馬
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MF 33
金崎 夢生 |
FW 10
バレー |
FW 11
ダヴィ |
サブメンバー
GK 1
荻 晃太 |
GK 1
佐藤 昭大
|
DF 3
畑尾 大翔 |
DF 4
山村 和也
|
MF 7
石原 克哉 |
DF 23
植田 直通 |
MF 24
松本 大輝
|
MF 8
土居 聖真 |
FW 11
マラニョン |
MF 10
本山 雅志 |
FW 14
堀米 勇輝 |
MF 27
梅鉢 貴秀 |
FW 19
盛田 剛平 |
FW 34
鈴木 優磨 |
監督
佐久間 悟 | 石井 正忠 |
試合総評
明治安田生命J1リーグ 2nd 第11節 『 甲府 0-1 鹿島 』
前節、川崎F相手にバレーのPKで1点を奪うものの3点を失い敗戦した甲府。J1残留のために勝点を積み重ねなければならない今の甲府にとっては痛い敗戦だった。
「粘るべきところで粘り切れない」と試合後に山本英臣キャプテンが振り返った通り、ブロックの綻びから失点に繋がってしまった。リーグ戦で勝利した試合は全て零封しているだけに、堅守速攻の要である守備の再構築は必要だ。
今節の対戦相手は鹿島。前回5月の対戦では、伊東選手にとってJ1初ゴールで挙げた1点を守りきって勝利を挙げた。しかし、その伊東選手は左足の故障により今節は欠場。新井選手も股関節を痛め戦列を離れている。
一方の鹿島は2ndステージ第4節以降6連勝と快進撃を続け、前節のG大阪戦で連勝が途絶えた。現在の鹿島は2ndステージでは広島と首位争いを展開している。前節で敗戦を喫したからこそ、首位争いに留まるため、より強い姿勢で勝利を目指してくることは想像に難くない。
そんな鹿島に対する佐久間監督のゲームプランは、堅守速攻をベースにしてカウンターもしくはロングボールで鹿島のバックラインを狙うこと。強豪の鹿島相手に数少ないであろう決定機を決めきりたい。
甲府のメンバーは、先発は前節と同メンバーで控えに畑尾選手と松本選手が入った。前節で課題となったブロックを更に強固にして、佐久間監督の警戒する鹿島のカウンターを跳ね返したい。
鹿島のメンバーは、前節とほぼ同メンバーで、若くして鹿島のキーマンかつ日本代表の柴崎選手が出場停止明けでスタメン出場。さらに元甲府のダヴィ選手も控えに名を連ねた。
高い技術と豊富な運動量で甲府ゴールに攻め込んでくる鹿島相手に守備の時間が長くなることは容易に想像出来る。焦れずに守って決定機を見逃さずに精度高く決めきることが重要だ。
秋風を感じる午後5時の中銀スタジアム。2ndステージ優勝を争う鹿島相手に勝点を奪えるか、J1残留に向けて負けられない戦いが山梨中銀スタジアムで始まった。
■ピックアップシーン
▼前半4分
左サイドでFKを獲得。阿部翔平選手がファーサイドへのクロスを供給し、土屋選手が折り返すもDFにクリアされる。さらにセカンドボールを下田選手が拾いミドルシュートを放つも、枠を捉えられない。
▼前半12分
鹿島の攻撃。逆サイドからのパスを受けた山本選手が低い弾道のクロスを中央に供給。しかし、山本英臣選手がクリア!!
▼前半22分
鹿島の攻撃。山本選手から下田選手に戻したボールを金崎選手が奪い、そのままドリブルで持ち上がり、ペナルティエリア手前でシュートを放つ。しかし、ボールはGK河田選手の正面!!
▼前半24分
山本選手のインターセプトからボールを繋ぎ、下田選手がミドルシュートを放つ!!ボールは枠を捉えるものの、GK正面に力なく転がる。
▼前半26分
鹿島の攻撃。右サイド深い位置で遠藤選手がシュートを放つ。しかし、ボールはポストに当たって難を逃れる!!
▼前半39分
鹿島の攻撃。柴崎選手からのクロスに合わせた山本選手がヘディングシュート。枠を捉えるも、GK河田選手がビックセーブ!!
▼前半43分
マルキーニョス パラナ選手がボールを奪う!!左サイドの阿部翔平選手がクロスを送り、バレー選手がヘディングシュートを放つ!!しかし、ボールは枠の外に外れる。
▼前半44分
鹿島の攻撃。味方のパスに反応したカイオ選手が裏に抜け出し、キーパー1対1。ゴール右隅を狙ったボールは・・・・・。
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試合終了後 監督記者会見
前節もホームで勝つことが出来ませんでしたので、今日は何とかしてホームで勝ちたいという意気込みで臨んだのですが、鹿島は予想していた通りシンプルにトップに当ててセカンドボールを拾う。今日は金崎選手が津田琢磨のところに入り、最初は恐らくうちの左サイドを西選手も含めて攻略したいという状況だったと思うのですが、そこは私たちのプラン通りうまく防いだかなと思っています。鹿島はそこからボランチを起点にしてボックスの角、それからディフェンスラインの背後を突破してくる。飛び出してくることを彼らの攻撃のストロングポイントとして想定していましたけれども、そこは前半はうまく消せたのではないかと思います。
ただ自分達のマイボールをあまり良い形ではなく失って、そこから決定的なピンチを招いたということ。あとはクロスの対応で何度か相手をフリーな状況にしてピンチはありましたけれども、前半に関しては幸運もありましたけれども、自分達のプラン通りだったかなと思います。
後半に関しては、せっかく前半我々もファーストボールを頑張って、そしてセカンドボールも積極的に拾いにいって、特に局面の1対1でのバトルは負けないようにしようと後半も、そのように戦ってなんとか勝ち点1でも絶対に取りたいなと思いましたけれども、フリーキックを取られて奇跡的に防いで、その後の一瞬のスキで失点をしてしまいました。そこからは当然ビハインドになりましたので、点を取りにいかなければいけないというところで、堀米選手と松本選手を入れて相手の左サイドの背後を突こうと思って攻撃しましたけれども、なかなかチャンスも出来ず、後半は二極分化したというか、ディフェンスは失点したくない。2点目をやられてしまったら終わってしまうので、かといって1点を取りにいくという作業を続けましたが残念ながら点を取れずに終わってしまったというところです。
Q:バレー選手を含めて攻撃の形がなかなか出来ていなかったように見えましたが。
A:ひとつはバレーにボールは入っていたし、バレーもそこでプロテクトしようというところはあったと思いますが、鹿島の2人のセンターバックがかなりマンツーマンで圧力を掛けてきたので、そこがうまくセカンドボールを拾えない時間が長かったのかなと。
バレーにはもっとサイドで受けてというところだったのですが、どうしても真ん中で受ける時間が長くて、少しシャドーであったりボランチとの距離が広かったので、バレーのファーストボールを競った後のセカンドボールをなかなか良い形で拾えなかったことがその後の二次攻撃に繋がらない要因だったかなと思います。
Q:バレーの交代をあの時間まで引っ張ったことと、マラニョンを入れた理由は。
A:バレーに関しては、とはいってもコーチとも話をしてて彼が後ろに引っ張ることによって鹿島のバックラインが引きづられていたことは間違いないと思うんですよね。そこで良い形で受けられればアベタクがもぐりこんだり出来ると思いましたので、最後の最後まで可能性にかけようと。
あとはクロスボールを入れたとしても、そこまで効果的なクロスが上がらないので、高い選手を入れてもというところ。あとバックラインと中盤が少し疲弊していたので、その後のセカンドボールも拾えないなと思いましたので、もう少し早めにアベタクを真ん中に入れてマラニョンを左に置いて、左サイドからも少し引っ張って攻撃しようかなと思っていたんですけれども、マラニョンの今の状況を考えると、まだバレーがいた方が一発のヘディングもあるし、こぼれ玉を誰かが拾うということもあるし、ということを考えたときにバレーの方がまだ僕の信頼というかが高かったということです。