GAME
試合結果
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選手交代
66分
エデルソン→ 大津 祐樹
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76分
阿部 拓馬→ 稲垣 祥
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69分
秋野 央樹→ 栗澤 僚一
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77分
津田 琢磨→ 松橋 優
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87分
藤田 優人→ 今井 智基
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85分
土屋 征夫→ 盛田 剛平
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警告・退場
26分
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80分
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スターティングメンバー
GK 21
菅野 孝憲 |
GK 21
河田 晃兵
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DF 27
キム チャンス
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DF 41
土屋 征夫 |
DF 4
鈴木 大輔
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DF 4
山本 英臣 |
DF 13
エドゥアルド |
DF 17
津田 琢磨 |
DF 2
藤田 優人 |
MF 8
新井 涼平 |
MF 30
クリスティアーノ
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MF 6
マルキーニョス パラナ |
MF 15
武富 孝介
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MF 18
下田 北斗 |
MF 8
茨田 陽生
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MF 27
阿部 翔平
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MF 17
秋野 央樹 |
FW 15
伊東 純也 |
FW 9
工藤 壮人
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FW 9
阿部 拓馬
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FW 11
エデルソン |
FW 10
バレー |
サブメンバー
GK 1
桐畑 和繁 |
GK 1
荻 晃太 |
DF 3
近藤 直也
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DF 16
松橋 優
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DF 23
今井 智基 |
MF 23
稲垣 祥 |
MF 25
小林 祐介 |
MF 30
保坂 一成 |
MF 26
太田 徹郎 |
FW 11
マラニョン |
MF 28
栗澤 僚一 |
FW 14
堀米 勇輝 |
FW 10
大津 祐樹 |
FW 19
盛田 剛平 |
監督
吉田 達磨 | 佐久間 悟 |
試合総評
明治安田生命J1リーグ 2nd 第9節 『 柏 2-2 甲府 』
前節で連敗を脱した甲府。もちろん目指すは連勝。前節の神戸戦では堅守速攻を体現し攻守のかみ合った試合内容だった。今節も甲府の流れで勝点3を狙いたい。
今節の対戦相手は2ndステージに入ってから絶好調の柏。その原動力は今季から甲府から期限付き移籍で柏に加入したクリスティアーノ選手だ。2ndステージに入ってから既に6得点を挙げチームの好調に貢献している。
そんな柏に対する佐久間監督のゲームプランは、素速いカウンターとサイドからの攻撃で得点を目指す。また柏のクロスボールの対応をウィークポイントと捉えており、そこを突きたい。
甲府のメンバーは、前節で躍動し得点を挙げたバレー選手をワントップに阿部拓馬選手&伊東純也選手のツーシャドウで得点を目指す。
守備では、土屋選手、山本選手、津田選手のベテラン3バックで前出のクリスティアーノ選手を始めとした柏の好調の攻撃陣を抑える。しかし、夏の連戦により疲労の蓄積は不安材料ではあるものの踏ん張りに期待したい。
柏のメンバーは、8/25(火)に行われたAFCチャンピオンズリーグ準々決勝のメンバーとほぼ同ラインアップ。ただし同試合で先発した選手の一部は控えに回った。
要注意は繰り返しになるがクリスティアーノ選手、工藤選手をはじめとする攻撃陣をいかに封じ込められるか。そして4-1-4-1のシステムによる中央の堅守を崩せるか。
連勝そして勝点3を目指して、アウェイ日立柏サッカー場で試合は始まった。
■ピックアップシーン
▼前半2分
阿部拓馬選手がペナルティエリア手前左からミドルシュートを放つ!!しかし、柏DFに弾かれる。
▼前半4分
柏の攻撃。クリスティアーノ選手が強烈なミドルシュートを放つ。しかし、ボールは甲府DFに弾かれる。
▼前半11分
阿部翔平選手がグラウンダーのクロスを入れる!!バレー選手が足元で収めて右足でシュートを放つも、GKがセーブ。
▼前半27分
柏の先制点。クリスティアーノ選手がパスカットから右サイドのエデルソン選手にパスを供給。エデルソン選手が持ち上がり、クロスを供給。駆け上がったクリスティアーノ選手がヘディングでゴールに流し込む。柏1-0甲府
▼前半34分
柏の攻撃。クリスティアーノ選手の浮き球パスに反応した武富選手が裏に抜け出し、右足でシュートを放つ。しかし、ボールはポスト直撃。甲府は難を逃れる。
▼前半42分
柏の追加点。甲府CKの流れからのカウンター。エデルソン選手のパスをクリスティアーノ選手が右に流れながら受け、シュート性のクロスを上げる。逆サイドの工藤選手が左足で合わせると、ボールは・・・・・。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:佐久間悟監督
「雨の中、夏休み最後、終わったところもありますが、多くの方がスタジアムに来てくれて感謝しています。厳しい状況の中、最後まで心から応援してくれたことに感謝したいです。
ゲームは失点するまではほぼプラン通り。実はその前後から、なんとなく選手が一つの戦うチームになっていませんでした。ボールが来ないと文句を言う、ポジションに戻らない・・・。
私からすると、ゲーム内容のいい悪いよりも、勝ち負けよりもプロとして同じ時間を共有することが出来ず、プロとして力を発揮することを別のエネルギーに向けている(ことが気になった)。
それがあって、そういうチームになるとリスク回避を忘れてカウンターを喰らい難しくなる。浦和やマリノスのように華麗な中央突破のパスのコンビネーションをやって、簡単にロストしてカウンターを喰らうことになります。
2失点して私自身、山本選手のミスがどうのこうのではなく、そういう状況を残念に思いました。ハーフタイムにその話をして「このままでは山梨に帰れない。サポーターに必死に頑張って走っているサッカーの原点を見せないと駄目だ」という話をしました。
早いタイミングで阿部拓馬のゴールが決まって、それが全てだったかもしれません。後半はチェンジサイドする、準備してきたサッカーでもう一度揺さぶりをかけてサイドで優位を作ってそこで仕掛けてクロスを上げるようにやり直しました。この意味では後半は狙い通り。レイソルはACLの疲れもあって体力的に厳しかったと思うが、そういう中で追いつけたことはよかったです。
ただ、そこから最後、このゲームを勝ちきろうか悩みましたが、津田選手と土屋選手が筋肉系のケガを訴えてきたので2枚を代えないといけませんでした。アウェーで2点を取って勝点1を取れたことは選手がよくやったと思います。」
■質疑応答
▼前半の問題の要因は?
「私の推測で、事実誤認があるかもしれませんが、シーズン終盤、メンバーもほぼ固定されつつあり、ゲームに出たい選手がいて、得意なポジションではないところで出ている選手もいて、ケガから復帰して直ぐに使われる選手がいる中で努力しても出場できない選手がいる。
私のチームに対するマネージメントの部分だと思いますが、そういうようなこと、あるいは神戸に勝って、伊東選手、阿部拓馬選手をFWに起用した今日のゲーム。
アグレッシブに行くということをミーティングで話したが、そういうところの驕り、勘違い、自分のところを見てくれない、パスを出してくれない、人がミスをしたら文句を言う・・・いつも間にかそういう心理状態になり、そこからこういうことに繋がったことは残念です。私の力不足です。」
▼失点するまではプラン通りという話がありましたが、その意味とWBが引きすぎて相手のSBを自由にさせたことについては?
「立ち上がりはある程度受けて柏にボールを持たせて、カウンターから仕掛けるゲームプラン。(ボールを奪って攻撃になると)柏は2CBになっているので、そこでボールを引っ掛けたサイドで攻撃をする。
ところがウチが取ったら相手は比較的距離感もプレッシャーもいつもより感じなかったので、中央突破やショートコンビネーションで突破できると思ったと思うんです。
前半そういう感じが続いて、ボールを保有してチェンジサイドしたいという約束をしていたが、それをしないで同サイドでトップにぶつける、シャドーにぶつけて、シャドーがターンをして難しいプレーをして引っ掛けられるということになりました。失点したあとにそういうプレーが増えました。」