GAME
試合結果
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選手交代
52分
水谷 拓磨→ 長沢 駿
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20分
バレー→ 伊東 純也
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75分
石毛 秀樹→ 内田 健太
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67分
松橋 優→ 保坂 一成
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76分
阿部 拓馬→ 堀米 勇輝
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警告・退場
58分
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90分+1
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スターティングメンバー
GK 1
櫛引 政敏 |
GK 21
河田 晃兵 |
DF 22
枝村 匠馬
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DF 41
土屋 征夫
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DF 13
犬飼 智也
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DF 4
山本 英臣
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DF 38
福村 貴幸 |
DF 8
新井 涼平 |
DF 32
松原 后
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MF 16
松橋 優
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MF 28
八反田 康平 |
MF 6
マルキーニョス パラナ |
MF 34
水谷 拓磨 |
MF 18
下田 北斗 |
MF 8
石毛 秀樹 |
MF 27
阿部 翔平
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MF 19
ミッチェル デューク
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FW 23
稲垣 祥
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FW 10
大前 元紀
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FW 9
阿部 拓馬 |
FW 18
ピーター ウタカ
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FW 10
バレー |
サブメンバー
GK 21
杉山 力裕 |
GK 1
荻 晃太 |
DF 27
内田 健太 |
DF 3
畑尾 大翔 |
MF 35
宮本 航汰 |
MF 24
松本 大輝 |
MF 16
六平 光成
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MF 30
保坂 一成
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MF 23
高木 善朗 |
FW 11
アドリアーノ |
FW 9
長沢 駿
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FW 14
堀米 勇輝 |
FW 30
金子 翔太 |
FW 15
伊東 純也 |
監督
大榎 克己 | 佐久間 悟 |
試合総評
明治安田生命J1リーグ 1st 第16節 『 清水 0-2 甲府 』
J1リーグ戦1stステージも残り2試合。今節は過去10回の対戦で一度も勝ち星を挙げていない清水との対戦。甲府としてはサポーターと共に否が応でも気合いの入る対戦相手だ。
約2週間の中断期間で佐久間監督が選手達に伝えたことは、堅守をベースにすることを前提とした「攻撃のオーガニゼーション」。つまり個のスキルに頼る攻撃ではなく組織的な攻撃により得点を目指すことだった。
甲府のメンバーは故障から復帰したバレー選手が2試合ぶりに先発。今季ここまでリーグ戦11戦連続で先発出場してきた津田選手がケガのため今節を欠場、代わりに新井選手が入った。右のウイングバックには前節に続いて松橋選手が起用された。
清水のメンバーはピーター ウタカ選手、ミッチェル デューク選手、大前選手ら個の力の高い選手が名を連ねる。前節では首位を走る浦和相手に敗戦しているものの、前線からの積極的な守備で失点を1に抑えている。
今節は『富士山ダービー』かつ『中部日本横断ダービー』と銘打った清水との一戦は始まった。
■ピックアップシーン
▼前半10分
敵陣浅い位置でFKを獲得。山本選手がペナルティエリアにボールを供給するも走りこんだ松橋選手には合わず。
▼前半11分
ペナルティエリア左手前の下田選手からクロスが上がる!!ファーに構えたバレー選手が頭で合わせ、相手DFがクリアしようとするも、ボールはゴールへ!!清水0-1甲府 甲府がオウンゴールで先制!!
▼前半20分
バレー選手が負傷交代。伊東選手が代わってピッチに立つ。
▼前半21分
清水の攻撃。自陣深い位置からのロングフィード。裏に抜け出した大前選手が甲府DFを振り切ってシュートを放つ。しかし、ボールはGK正面。
▼前半22分
清水の攻撃。ペナルティエリア右手前から犬飼選手がクロスを上げる。ゴール正面で大前選手が頭で合わせるも、ゴール左に外れる。
▼前半24分
阿部拓馬選手がペナルティエリア右の深い位置から逆サイドの阿部翔平選手へクロスを送る!!阿部翔平選手が左足でダイレクトシュートを放つも、ゴール左に外れる。
▼前半30分
阿部拓馬選手が浮玉のパスをペナルティエリアに供給!!伊東選手が落として、走りこんだ稲垣選手が右足でシュートを放つ!!しかし相手GKにキャッチされる。
▼前半アディショナルタイム
ピーター ウタカ選手が切り込み、ペナルティアークの大前選手にマイナスのパス。大前選手がシュートを放つも、ボールは・・・・・。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:佐久間悟監督
「勝利できて、タフな戦いを制することが出来てホッとしています。山梨から1200人くらいが駆けつけてくれて、清水のサポーターの皆さんも富士山ダービーということでお互いにチーム状況は厳しいが多くのサポーターに声援してもらった中でプレーできたことを光栄に思いますし、感謝したいです。
試合に関しては2週間空いて選手の体調不良やケガがあっていい立ち上がりではなかったかなぁという印象です。甲府のメディアの方からトレーニングマッチがなくて試合勘のなさがディスアドバンテージならないかという質問を受けた記憶がありますが、やってみるとそれは否めない感覚でした。
その中でもバレーが早い時間帯に得点を取ってくれました(公式記録は清水のオウンゴール)。清水はホームで、今の状況を考えると甲府には負けるわけには行きません。大榎監督が志向するアタッキングフットボールをあの得点で加速したというか、勢いを増しました。人数をかけた攻撃を受けるかなぁという状況でした。
我々もボールを動かすこと、奪ったあとのボールを冷静につけてカウンターを仕掛けたりというトレーニングを行ってきたが、なかなか上手くいかず、正直言って前半は点を取れたが、ほぼ守備をしているだけのゲームだったかなぁと思います。
後半は清水の大前選手がウタカ選手とツートップというよりもトップ下気味でワントップ、スリーシャドーで両サイドが高い位置を取るということで、攻撃的なオーガニゼーションで、それに対して我々も守備の考え方をHTに整理して、もう一つはアタッキングに対して取ったボールを大切にするということと、チェンジサイドをしっかりするという指示を与えました。
結果的にカウンターでまた2点目を取れたがそのあと清水は長沢選手が入ったり、いろいろなカードがあったりして押し込まれる時間が長かったです。大きなPKもGKが防いだり、決定的なシュートをGKが防いだり、この地ではサッカーの神様が微笑んでくれたのかなぁと、結果的に勝利しましたが、私としてはそういう気持ちです。」
■質疑応答
▼後半30分過ぎくらいからデュークが中に入ってきてパワープレーになった中、甲府としてはディフェンスラインの高さを担保する考えもあったと思いますが、堀米、その前の保坂を入れた狙いはどんなものがありましたか?
「この状況にバックアップの選手が、個人的にはいなかったと思います。ファーストプライオリティが出来ないのであれば、逆にボールを持つ時間を大切にしたい。
一番の問題はボールを奪ってもそれを奪い返されて、シュート・カウンターを食らうことが、清水の攻撃の一番の特徴かなぁと。そして、中央に固まってショートパスをして相手のボールをもぎ取って一振りをするのが清水の明らかな特徴。
それだったらボールを失わないこと、サイドにそういうタイプの選手を置けば、ボールを奪ってからカウンターで時間ができると考えたが、現実問題としてなかなかバックアップに守り切れるサイドハーフでエネルギーがある選手がいないので、その中でどれがベストチョイスか今日は久しぶりに交代で悩み 、システムを考え、役割・タスクをしていったのか考えたときにパラナを右サイドに出したら少しフラストレーションがあったので、そこは堀米を入れて5-4-1にして割り切ってそっちにしました。」
▼清水戦の初勝利についてどうお考えですか?
「本当に嬉しいですね。
昨日、練習後に多くのサポーターから『頑張ってください』といわれて、山梨県民にとって清水戦にこだわりがあることを改めて感じました。
今日のミーティングで、山梨県民は堀米しかいないが、この勝負の分岐点になるのは山梨県民として90分間、サポーターの負けたくない気持ちを受け止めて背負って戦うことが出来るかどうかと話をして、「俺は今日は山梨の方言でコーチングをするから気をつけろ(笑)」と言いました。
今日のゴール前での身体の張り方はサポーターの思いが乗り移ったんじゃないかと思います。そういう意味でサッカーの神様がいたんじゃないかなぁと思いました。」
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