GAME
試合結果
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選手交代
87分
松橋 優→ 橋爪 勇樹
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70分
小屋松 知哉→ 川又 堅碁
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90分
アドリアーノ→ 伊東 純也
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76分
ダニルソン→ 小川 佳純
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警告・退場
18分
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スターティングメンバー
GK 1
荻 晃太 |
GK 1
楢崎 正剛 |
DF 3
畑尾 大翔 |
DF 2
竹内 彬 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 3
牟田 雄祐 |
DF 13
野田 紘史
|
DF 4
田中 マルクス闘莉王 |
MF 16
松橋 優 |
DF 6
本多 勇喜 |
MF 23
稲垣 祥
|
MF 20
矢田 旭 |
MF 8
新井 涼平 |
MF 8
ダニルソン |
MF 27
阿部 翔平 |
MF 7
田口 泰士 |
FW 7
石原 克哉 |
MF 22
小屋松 知哉 |
FW 9
阿部 拓馬 |
FW 18
ノヴァコヴィッチ
|
FW 11
アドリアーノ |
FW 11
永井 謙佑 |
サブメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 50
高木 義成 |
DF 17
津田 琢磨 |
DF 5
大武 峻 |
MF 5
ブルーノ ジバウ
|
DF 29
佐藤 和樹 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
MF 10
小川 佳純 |
MF 30
保坂 一成 |
FW 17
松田 力 |
FW 14
堀米 勇輝 |
FW 19
矢野 貴章 |
FW 15
伊東 純也 |
FW 32
川又 堅碁 |
監督
樋口 靖洋 | 西野 朗 |
試合総評
『甲府今季初ゴールは阿部翔平の古巣相手の直接FK弾!!広島の敗戦を力に変え、今季初勝利をホームで飾る!!』
広島戦の課題を落とし込み2トップの布陣が機能。気迫あふれるプレーでJ屈指のスキル軍団・名古屋を完封。1-0で、甲府にとってJ1初のホーム開幕戦勝利を飾る。
今季2戦目はホーム名古屋戦。広島では「らしさ」を見せられなかった甲府、仕切り直しのホーム開幕戦を迎えた。
注目は甲府の2トップへの布陣変更。ワントップが機能せず前への推進を得ることが出来なかった広島戦の反省を受け、アドリアーノと阿部拓馬の2枚を前線に並べ、その下のトリプルボランチに石原、そして今シーズン初先発となる稲垣、新井。
試合序盤から追い風を使い、名古屋のサイド裏を狙って行く甲府。名古屋は攻守の切り替え早く、長身ワントップのノヴァコヴィッチをターゲットに甲府ゴールに迫る。
前半25分、阿部拓馬がチャンスメイクも詰めた稲垣が合わせられず、最初の決定機を逃す。
個のスキルの高さから危険なカウンターを見せる名古屋。前半27分、永井にエリア侵入を許すもシュートはGK荻がビッグセーブ!!ゴールを死守!!
パス交換からサイドを広く使い、攻撃の形を作って行く甲府。前半39分、アドリアーノの右ミドル、前半44分、阿部拓馬がドリブルでの中央突破を見せるも得点ならず。
前半を0-0で折り返す。
後半、名古屋が猛攻を見せる。後半16分、カウンターから永井にエリア内でのシュートを許すもクロスバー直撃。さらに左CKをファーで闘莉王に左足で合されるも枠の外。
後半25分、名古屋はFW川又を投入、さらに前に出る。
粘り強い守備でかわし前を狙い続けると、甲府に勝利の女神がほほ笑む。後半36分、エリアすぐ外からのFKを阿部翔平が左足で直接ゴール右隅に蹴り込み、1-0とリードに成功。
パワープレーに入る名古屋に対して、甲府は橋爪、伊東と投入し運動量を落とさない。
試合終了。1-0で甲府がホーム開幕戦で今シーズン初勝利を挙げた。
粘り強い守備からワンチャンスをものにしての甲府プランの勝利。
広島戦の課題を受けて採用した2トップという新布陣の機能はもちろんだが、勝点3を奪えたのは試合を通しての選手の気持ちの部分が大きかった。
前節では見られなかった躍動感を攻守に渡りピッチで披露。広島戦の反省を活かした思い切りの良いプレーで個を活かし、チームの勝利に繋げる意識の高さを90分間貫いた。
得点が元・名古屋の阿部翔平のFK一発というのもドラマティック。今シーズン初得点もだが、甲府の代名詞である堅守が復活したことは今後を戦う上でのベースなだけに何より大きい。ここからミスを少なく、精度を高く、そして流れの中からの得点と積み上げて行こう。
次節(J1リーグ戦)は、ナビスコ杯を挟んで3月22日(日)ホーム連戦となるG大阪戦。サポーターの声援を力に変え、昨シーズンの三冠王者を迎え撃つ。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:樋口靖洋監督
まず、ホーム開幕戦で勝ち点3をとって、今日大勢駆けつけてくれたファン・サポーターと一緒にこの勝利を喜びたいと思います。
この場をお借りしまして「ありがとうございます。」と感謝の気持ちを伝えたいと思います。
ゲームの方は先週、開幕戦アウェイで、広島どうこうというより自分たちのサッカーを上手く出せなかったという部分で、今週1週間のトレーニングの中でいろいろ意識を変えなくてはならないということでやってきました。その1つがシステムを変えたことであり、そうすることでチーム全体にもう少し躍動感を出せないかというところを取り組んできました。
まだまだ攻撃のつなぎの段階でのミスが多くて、やり切る場面が思ってるよりも作れていない。これは反省しなくてはいけないんですけれども、しっかりとした粘り強い守備。そこからコレクティブな攻撃をしかけるという、今シーズンのコンセプトを少しはその一端を見せれたかなと思います。
今日の勝利は本当にチームにとっても大きな勝利だと思います。ただ、ここからまだまだ先は長いので、課題が多いということを改めて感じるゲームでもありましたので、また次に向けて準備したいと思います。