GAME
試合結果
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選手交代
67分
浅野 拓磨→ ドウグラス
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66分
ブルーノ ジバウ→ 稲垣 祥
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79分
佐藤 寿人→ 柴崎 晃誠
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66分
石原 克哉→ ウィリアム エンリケ
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87分
柏 好文→ 佐々木 翔
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82分
松橋 優→ 松本 大輝
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警告・退場
35分
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56分
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73分
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90分
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スターティングメンバー
GK 1
林 卓人 |
GK 1
荻 晃太 |
DF 33
塩谷 司 |
DF 3
畑尾 大翔 |
DF 5
千葉 和彦 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 4
水本 裕貴 |
DF 13
野田 紘史 |
MF 14
ミキッチ |
MF 16
松橋 優 |
MF 6
青山 敏弘 |
MF 5
ブルーノ ジバウ |
MF 8
森崎 和幸 |
MF 30
保坂 一成 |
MF 18
柏 好文 |
MF 27
阿部 翔平 |
MF 29
浅野 拓磨 |
FW 7
石原 克哉 |
MF 7
森崎 浩司 |
FW 9
阿部 拓馬 |
FW 11
佐藤 寿人 |
FW 11
アドリアーノ |
サブメンバー
GK 13
増田 卓也 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 19
佐々木 翔 |
DF 17
津田 琢磨 |
MF 37
宮原 和也 |
MF 14
堀米 勇輝 |
MF 30
柴崎 晃誠 |
MF 23
稲垣 祥 |
MF 27
清水 航平 |
MF 24
松本 大輝 |
MF 24
野津田 岳人 |
FW 10
ウィリアム エンリケ |
FW 9
ドウグラス |
FW 15
伊東 純也 |
監督
森保 一 | 樋口 靖洋 |
試合総評
『樋口VF・初陣での勝利ならず。完成度の違いを見せられ0-2黒星発進』
J1初の開幕戦勝利はならず、敵地広島で0-2黒星。チームとしての「完成度の違い」を見せつけられた厳しい試合も、「未完成の可能性」を信じて戦うのみ。
2015シーズン開幕戦。メンバーは大きく違うが、昨年と同じ3-4-2-1の布陣でアウェイ広島戦に臨んだ。
小雨が落ちるスリッピーなピッチコンディションの中、試合は始まる。ボールをキープし前を狙う広島に対し、組織的守備で落ち着いて対応する甲府だったが、前半10分個人技から佐藤寿人に左で決め切られ追いかける展開に。攻撃の形を作りたい甲府だが前線でボールを収めることができず、0-1で折り返す。
後半、試合を決めようと積極的に入った広島。甲府も高い位置のプレスが機能、形を作る。後半7分左サイドを駆けあがった阿部翔平の左クロス、石原がファーにヘッドもポストの外、決定機を逃す。
後半21分稲垣、ウイリアム・エンリケを投入。ややオープンな展開の中、後半37分には松本を投入し勝負に出るも、逆に後半42分広島にセットプレーからドウグラスのヘッドを許し万事休す。0-2で敗れ、開幕戦白星はならなかった。
試合後の樋口監督のコメントにもあったが、「チームの完成度の差」が勝負を分けた。
序盤から組織的守備を展開したものの、スーパーなプレーを2つ重ねられての失点。これは防ぎようがないが、粘り強い堅守が武器の甲府に取って序盤での失点は痛かった。
前半はボールを中々奪えなかったが、後半は修正。高い位置でボールを奪え、収めることにも成功。広島も完全に引いて守るのではなく、追加点を奪うためオープンな展開になるも甲府は攻撃の精度が出ない。次の得点の行方に期待が持たれたが、終盤のセットプレーから失点。ここでも広島の完成度の高さにやられる結果となった。
甲府は昨年からメンバー変更も多く、この時期にチームを100%に持って行くのは難しい。しかし、後半は攻撃の可能性が見えただけに、シーズン中での完熟を目指し、作り上げて行くのみ。
次節は3月14日(土)ホーム開幕戦となる名古屋戦。未完成の可能性を信じて、共に戦おう。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:樋口靖洋監督
少し雨模様の中、甲府から時間をかけて応援に来てくれたサポーターの皆さんに感謝申し上げます。いい結果を伝えられなかったことを残念に思います。ゲームは2015年スタートからここまで準備してきたことをどれくらいピッチで表現できるか期待感を持っていた。正直に言って広島との完成度の差を感じた。守備はブロックを作ったときにそれほどやられることはなくて、その部分はある程度の手ごたえを感じたが攻撃の部分ではウチが仕掛けたボールのパスがずれる、コントロールがズレる。そこで連動性を発揮しようとしたところで失う形でカウンターを受ける。その差がボールの動かし方、ラスト三分の一に入ったところでの完成度の差がまだ難しいなと感じます。ただ、やれた部分に手ごたえを感じるところはあるし長いシーズンこれから一つひとつ積み上げて、広島の完成度に近づき、追い越すくらいのシーズンにしていきたいと思います。
Q
キャンプから続いている最初の15分辺りまでの失点ですが、今日は10分くらいだったと思いますが、失点シーンを振り返ってラインの設定を含めて反省点はどんな部分ですか?
A
ゲームのスタートの入りの10分、15分は少しでも相手をひっくり返すようなボールを入れて、前にプレッシャーを掛けるとか、相手の勢いをそぐ、そういうことをやろうということで入って、入り自体は決して悪くなかったと思います。ただ、あの失点シーンに関してはウチが仕掛けていったところで倒されてファールじゃなかった、そこでフッと僕の中では全体の切り替えが遅れた(ように感じた)。その瞬間を隙のない広島の強かさ、強さを見せられた。その瞬間の出し手、受け手、(佐藤)寿人の動き、本当にあれはJリーグでトップレベルのゴール。あの隙を見せると広島にやられる。おっしゃるとおり、プレシーズンのところでもセットプレーの隙であるとか、立ち上がりのところでゲームをコントロールしきれていないところは勝ち点を取っていくところで必要になるので強く求めていきたい。
Q
ペナルティラインの少し手前でスペースを与えてシュートを浴びることが多かったと思うが、その理由は?
A
前半、ツーシャドーを意識しすぎて、背中を気にしすぎてボランチが前に出られない。その中で、1回サイドに展開された。次に中に折り返されるところでウチがワンレーンに近い状態になった。そこで少し、遅れながら出ているんですけど、もう少し押し出す形を作れればシュートではなく、バックパスをもう1つさせる条件を作れる。広島のツーシャドーの選手ばかり見ていると(佐藤)寿人の裏を狙う動き、そこが組み合わせ出来ているので少し警戒しすぎて全体が下がったかなと思う。
以上