J1 2nd 第1節　vs.ガンバ大阪

　本日は明治安田生命J1 2nd 第1節　vs.ガンバ大阪戦。

　アウェイで昨シーズンのJ王者、1stステージでは0-2で敗戦を喫した相手に挑む。


　1stステージ最終節柏レイソル戦と同じスターティングメンバー。サブには怪我明けのバレー選手が入った。


　キックオフ時の気温は27.4℃と蒸し暑い気候の中で試合は始まった。両チームともゆったりとしたゲームの入りだったがチャンスはいきなり訪れる。前半9分、阿部翔平選手の浮き球のパスを受けた阿部拓馬選手が前を向くとゴール向かってドリブルで突進、相手を振り切り左足でシュートを決める。
　その後は選手間の距離を保った守備でボールを奪い、丁寧にボールを繋ぎ相手ゴールに迫って行く甲府。対するガンバ大阪は、甲府の堅い守備を崩しきれないものの焦れずにボールを繋ぎチャンスを伺う一方、宇佐美選手のドリブルとフィジカルの強いパトリック選手の個の力を活かしゴールに迫ってくる。迎えた34分、まさにその個の力を見せつけられる。ゴール前に上がったハイボールのクロスをパトリック選手に合わされ同点とされ前半を終える。


　ハーフタイム「「後半10～15分、しっかりと戦うこと。そこからが勝負だ!」と佐久間監督からメッセージを受けた選手たち。相手の突破力を警戒しながらも自分たちのスタイルである堅守とカウンター、そして取り組み続けている「ボールポゼッション」において相手に臆することなく挑んでいく。その内容は追加点を十分に期待させるものだったがゴールという結果に結び付けることが出来ず。逆に後半終了間際にPKの判定で失点を喫する。それでも下を向くことなく最後まで相手ゴールに迫って行くもゴールを奪えず試合終了。


「アウェーに多くのサポーターが来て頂いたし、甲府ではパブリックビューイングが行われていまして、県民の皆さんの期待を担ってセカンドステージに向かえましたが、一言でいって勝点が取れずに残念な試合でした。いろいろなことがあったけれど、結果としてG大阪相手に致命的なミスを2回すると勝てません。如何にミスをしないでゲームを進めるか、重要性を感じました。 7月は連戦が続きますが、体調を整えて次のゲームに向かいたいです。今日は勝点が取れずに残念の一言です」(佐久間監督)


　試合終了後、ゴール裏に挨拶に行く選手たちに向けられた言葉「上を向いて！次だ次！」

そんなサポーターと共に中3日で迎える仙台戦に向け準備をして行きます。

次こそ勝点3を！！