GAME
試合結果
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選手交代
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62分
松岡 瑠夢→ ベ ジョンミン
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56分
佐藤 和弘→ 平塚 悠知
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85分
藤井 皓也→ 竹本 雄飛
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73分
田中 雄大→ 大島 康樹
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90分+1
神代 慶人→ 大﨑 舜
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73分
鳥海 芳樹→ 三平 和司
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85分
内藤 大和→ マテウス レイリア
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85分
遠藤 光→ ヴァウ ソアレス
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警告・退場
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63分
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75分
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スターティングメンバー
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GK 23
佐藤 優也 |
GK 1
河田 晃兵 |
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DF 25
小林 慶太 |
DF 21
ヘナト アウグスト
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DF 4
袴田 裕太郎
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DF 3
孫 大河 |
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DF 24
李 泰河
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DF 5
一瀬 大寿 |
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MF 21
豊田 歩 |
MF 20
遠藤 光
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MF 8
上村 周平
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MF 26
佐藤 和弘 |
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MF 17
藤井 皓也 |
MF 7
荒木 翔
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MF 6
岩下 航 |
MF 24
佐藤 恵介
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FW 14
塩浜 遼
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MF 10
鳥海 芳樹
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FW 28
神代 慶人
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MF 14
田中 雄大
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FW 16
松岡 瑠夢
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FW 44
内藤 大和
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サブメンバー
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GK 1
佐藤 史騎
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GK 97
東 ジョン
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DF 2
黒木 晃平 |
DF 2
井上 樹 |
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DF 5
阿部 海斗
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DF 22
小出 悠太 |
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MF 7
竹本 雄飛
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MF 18
柏 好文
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MF 9
大本 祐槻
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MF 25
平塚 悠知
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MF 13
飯星 明良
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MF 48
ヴァウ ソアレス
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MF 15
三島 頌平
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FW 9
三平 和司 |
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FW 11
ベ ジョンミン |
FW 29
大島 康樹
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FW 20
大﨑 舜
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FW 77
マテウス レイリア |
監督
| 大木 武 | 大塚 真司 |


試合総評
明治安田J2第38節 『熊本 0-0 甲府』
『気迫の最終節、互いに譲らずスコアレスドローで今季終了』
J2リーグ最終節、甲府はアウェイで残留を懸けた熊本と対戦した。相手は勝てば自力で残留が確定する状況で、スタジアムには強い思いを抱えたサポーターが詰めかける一戦。一方の甲府も、大塚真司監督のラストマッチを勝利で締めくくりたい意地と責任があり、難しい相手との最終節に臨んだ。
試合は立ち上がりから甲府が積極的に前へ出てプレッシャーをかけ、主導権争いに持ち込む展開に。熊本の推進力ある攻撃に対しても、全体のスライドと球際への強度で対応し、決定機を迎えた場面も見られた。互いにゴールへ迫りながらも最後の局面で得点には至らず、0−0のままタイムアップ。甲府は集中を切らさずに戦い抜いたものの、勝利には届かず今季を終える結果となった。
今節を振り返る。
甲府のフォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手。CB:一瀬選手、孫選手、ヘナト選手。WB:佐藤(恵)選手、荒木選手。ボランチ:遠藤選手、佐藤(和)選手。シャドー:鳥海選手、田中選手。ワントップ:内藤選手の布陣。前節からの変更は4名。ワントップの内藤選手の他、シャドーに田中選手、右WBに佐藤恵介選手、右CBに一瀬選手といった若手の選手が多く起用された。
2025シーズンの最終戦。VF甲府はクラブ創設60周年の節目でありながら、37節を終えて11勝10分16敗、勝点43でチームは13位という不本意な成績に終わった。大塚真司監督の退任や柏好文選手の現役引退、エドゥアルド マンシャ選手の契約終了といった発表もされて、来季に向けた変革は既に始まっているが、まずはこの最終戦で勝利を掴み、笑顔で一年を締めくくりたい。
対戦相手の熊本は、現在J2残留争いの渦中にある。この一戦の結果次第ではJ3降格の可能性もあり、前節の富山戦同様に必死の覚悟で甲府に立ち向かってくる。甲府以上に熊本のモチベーションが高いのは想像に難くないが、このような状況だからこそ、チームの真価が試される。選手たちはこの一戦に集中し、プロとしての誇りを持って戦い抜いてもらいたい。
今節の勝利は、一年間支えてくれた全てのサポーターへの感謝。60周年のシーズンをチーム一丸となって戦い抜き、来季へ繋がる確かな一勝を掴みとりたい。
《前半》
甲府のキックオフで試合開始。序盤から両チームともコンパクトな陣形で攻守切替の激しい試合展開となった。
甲府は序盤から相手の最終ラインに積極的なプレッシングをかけ、ボールホルダーやルーズボールへの早い寄せを繰り出してハードワーク。しかし熊本の守備も固く、ワントップの内藤選手にボールが入ることもあったがすぐに囲まれてしまいシュートを打てない場面も多かった。またパスの精度がやや悪く、そこが繋がれば決定機と言う場面もあったもののゴールは生まれなかった。
前への勢いがある熊本に開始9分に甲府はバックパスを神代選手にカットされてシュートを打たれてしまう。熊本の決定機だったがここはGK河田選手の好セーブでゴールを守る。ちょっとしたパスミスが命取りになるバックパスには細心の注意が必要だ。
熊本にゴール前に押し込まれるシーンが多かったが、最後の最後は守り切って前半をスコアレスで折り返した甲府。先制点は後半に持ち越された。
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試合終了後 監督記者会見
最終節、今日の試合というよりここまで苦しいシーズンを過ごしてきました。最後の最後、みんなで笑って柏(好文)を送り出そうとしてきた。最後、引き分け…勝って終われなかったこと残念な思いです。
■質疑応答
■甲府の監督として昨季からの1年半のキャリアは終わりますが、振り返ってどう感じていますか?
一言でいうと悔しい1年半になりました。監督としてもっとクラブの力になりたいという強い思いでやってきました。ラスト10試合で上昇していく思いだったが、そこで下降していった。そういったところで自分自身の至らなさを強く感じました。
■柏選手をベンチに入れたものの起用しなかったのは?
チームが勝ちに来ていて、ゲームの内容展開で柏を出すのか、小出を出すのか、佐藤恵介が最後足が攣りましたが荒木翔もWB2枚ともいいパフォーマンスだったので交代枠の5枚をどこに使うのか、優先順位をつけていくなかでWBにならなかった。勝つための決断でした。
■勝つための戦いを遂行して結果的に引き分けた。サポーターも柏選手のプレーする姿を見たいと思います。勝負の世界ですが結果も届けられず、サポーターが求めるものを見せられなかった。大塚監督がクラブに残せたものは?
残せたものは…この結果ですから今シーズンに限れば…僕自身が評価するものではなくて、周りの人たちが評価するものだと思うので僕自身は今、自分がやれることはやったつもりなので、また次へのバトンを渡したいです。
■これからのVF甲府に期待することは?
4年間いましたがここに来た瞬間から…温かいクラブですし、温かい人たちがチームを支えています。素晴らしいクラブで過ごさせてもらえました。来年から新しい監督のものとで強くなってJ1に進んでいくことを願っています。
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