(株)日建×ヴァンフォーレ甲府「国際交流事業」記者会見

2015.01.29(木)

クラブ

 ヴァンフォーレ甲府とオフィシャルスポンサーでもあります株式会社日建(山梨県南アルプス市上今諏訪564-1 代表取締役社長 雨宮清 氏)が28日、共同記者会見を開き、国際交流事業でパートナーシップを結び、おもにASEAN諸国で人材やスポーツの交流を進めていく構想を発表しました。
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<海野会長あいさつ>
 地雷除去機で世界のトップシェアを誇り、ASEAN諸国を中心に「国際貢献活動」を積極的に展開している(株)日建様と「地域貢献活動」を基本理念としているヴァンフォーレ甲府がパートナーシップを結び、協力、協調して、「国際貢献活動」をしていこうということになりました。主にJリーグが力を入れているASEAN諸国での活動です。地雷が除去された土地がグラウンドとなり、そこで子どもたちのサッカーが行われる。復興支援とスポーツを通じて人材や経済の交流を盛んにしていこうというものです。
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佐久間GMより本事業の趣旨・概要説明を行いました。
 活動目的は
 1.ヴァンフォーレ甲府のブランド構築(地方創生・地域の宝)
 2.山梨県内企業の海外進出と技術者養成等に寄与
 3.人材交流の促進に寄与
 4.山梨県の観光、教育、物産、文化、スポーツを発信
 まず、2月7日~8日には私とアカデミーの保坂不二夫センター長、西川陽介Uー12監督がラオスを訪れ日本・ラオス外交樹立60周年記念事業として、現地の小学生を対象にサッカー教室を開催する予定です。
 また今後、選手や指導者の育成などでインドネシアの大学との提携も考えています。

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 また、(株)日建の雨宮社長より山梨県における国際貢献と人材交流への取り組みについてご説明をしていただきました。
 現在、中進国および発展途上国のインフラ整備等の復興に係る企業進出、人材交流およびNPOの国際貢献は進んでいるが、個企業の枠を超えておらず、継続的なものとなっていない。これら企業の国際貢献と人材交流を契機として、以降、継続的な人的交流を継続するためには、観光、学生交流や技術者及びスポーツ交流など、多方面からの交流プログラムを用意する事が望まれます。ヴァンフォーレ甲府と共に観光・県内企業支援・学術、文化・スポーツの4つを柱とした多様な支援と人材交流の推進を図りたいと思います。

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 これらの国際交流事業の際に使用するユニフォームを輿水社長より紹介いたしました。

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 こうした取り組みを通じてJリーグやクラブの魅力をASEAN諸国に伝え、新たなファンの獲得や選手の発掘を進めることでヴァンフォーレ甲府が国際進出し、山梨県と現地との交流も進めることで活性化にもつながるよう、日建様と共に日本と山梨の代表として取り組んでいきたいと思います。
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