明治安田生命J1 2nd 第16節 vs.名古屋グランパス

2015.11.07(土)

試合

 本日は、明治安田生命J1 2nd 第15節 vs.名古屋グランパス戦。
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 リーグ戦も残り2戦。今シーズン初勝利を挙げた名古屋を相手に先手を奪い勝利でホーム最終戦を迎えたいところ。

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 大事をとって欠場となったキャプテン山本選手に代わって畑尾選手がセンターバックに入り、キャプテンマークは阿部翔平選手が巻いた。また、久々に先発出場となる伊東選手のスピードに乗った突破にも期待がかかる。

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 J1残留が決まった後のアウェイ初戦で約1000人のサポーターが選手の後押しに駆けつけてくれた。

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 試合は開始直後から前への意識を見せる立ち上がり。相手の良さを消す守備をしながら落ち着いてゲームを運ぶと12分に相手のミスを突きショートカウンターを仕掛ける伊東選手のスピードに乗ったドリブルから中央に冷静なパスを通し、最後はバレー選手が落ち着いて決め先制ゴールを挙げる。その後もある程度ボールを保持しながら攻め込んでいくが最後の部分で精度を欠き追加点を奪えず相手のスピードのったカウンターと高さを押し出した攻撃を誘発させてしまい30分35分と連続失点を喫し前半を終える。

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 ハーフタイム「ここまでの積み上げが見えない残念な失点だ」「前半ビハインドだったがチャンスはあった。もう一度ここまでやってきたことを出して攻守の切替えで相手を上回り逆転しよう!」と佐久間監督から檄が飛び後半に臨む。

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 後半に入りまずは失点しないことで同点のチャンスを狙いところだったが、後半11分に不運な形で失点を喫すると試合はオープンな展開に。ゴールを奪うために前掛りになり相手ゴールに迫って行くものの決めきることが出来ずにカウンターを受けるという場面が増え後半29分にも失点。交代出場した橋爪選手、下田選手、堀米選手が積極性あるプレーを見せるも追加点は下田選手のアディショナルタイム弾のみに終わり2-4で惨敗。

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「残留がかかるようなゲームだったら、1点取ったらあとはガッチリ守り、堅い守備をしていたと思う。しかし、(失点したのは)2点目を取りにいくチャレンジをした部分だと思う。今の時点の状況で。攻撃している中で、しっかりと守らないといけなかった。それがないと来年の成長はない。ずっと同じ戦い方になってしまう」(津田選手)

 残留を決めた今だからこそ、発揮しなければいけない「積上げ」と来シーズンを見据えた「上積み」その狭間で見せた戦いは苦しくも成長に繋がる。


 1試合の中で生まれた課題と成果を見直し、週末の天皇杯柏戦に向かっていきます。
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