明治安田生命J1 1st 第5節　vs.ヴィッセル神戸

　本日は、明治安田生命J1リーグ 1st 第5節ヴィッセル神戸戦。

　遠いアウェイまで駆けつけてくれたファン・サポーター、それぞれの場所で勝利を願ってくれる人たちに勝利を届けたい。


　メンバーは、リーグ戦ここまで全試合先発だったアドリアーノ選手に代わり「タメ」を作る存在として期待のかかる盛田選手が入った。また、途中加入のマルキーニョス パラナ選手もボランチの位置で名を連ねる。


　前半立ち上がり、まずは失点しないことを大前提にゲームに入って行くところであったが4分に一瞬の「緩さ」を見せたことで、DFラインの背後を取られ失点してしまう。
　そこから同点ゴールを狙い攻撃を仕掛けていく甲府。
　昨シーズンの功労者・盛田選手にボールを集め、タメを作ることで2人目の選手が関わりチャンスになりそうな場面を作り出していく。
　しかし、ラストのところで3人目の動きやパスの精度などを欠き時間が過ぎていく。
　このまま最少得点差で後半へ繋ごうとした45分、クリアミスを拾われ失点を喫し0-2で前半を終える。


　「次の1点が勝負になる！後半でひっくり返す気持ちを持って！」と樋口監督から送り出された選手たち。


　ハーフタイム、全体でもう一度しっかりとした守備から攻撃に移って行こうと話し後半へ向かうが、攻撃⇔守備の微妙なサポートの距離を修正する事が出来ず、ボールを奪われる場面が散見される。その隙を神戸に突かれ、決定的なピンチを幾度となく作られる。
　ギリギリのところで耐え続けるが54分、73分に失点しまさかの4失点。
　その後、何としても一矢報い同点への活路を見い出したい甲府は、後半最初から入った伊東選手、途中出場のアドリアーノ選手をターゲットに我武者羅にゴールに向かう姿勢が出始め前掛りになる。その勢いに乗り83分にアドリアーノ選手の加入後初ゴールを記録、さらに畳掛けてゴールに迫っていきチャンスを作るが2点目を奪えず試合終了。


　「なかなか結果が出なくて、今日も結果が出ずアウェーにもかかわらず来ていただいた甲府サポーターには申し訳ないです。選手は苦しい状況の中でしっかりと戦う姿勢を見せてくれているし、自分自身でもっとゲームプランが崩れないように持っていくところをやらないといけないと思っています。今は、苦しい時期ですが一週間後から続く連戦に向けて大事に戦いながら状況を変えることに集中したいです」(樋口監督)

　リーグ戦5試合を終え1勝4敗という状況ですが、毎年厳しい戦いを強いられるという下馬評を覆し、何とかJ1というステージに残ったチーム。

　残りの29試合を1試合1試合大切に戦い、最終的に右肩上がりの成長曲線を描くために、今自分たちの置かれた状況を受け入れ、出来ることを全力でやり抜くことが大切です。

　次回は、4月18日(土)サガン鳥栖戦。

　皆で「勝利のために」同じ方向を向いて戦っていきましょう！！

　必ずやホーム・中銀スタで勝利を！！