明治安田生命J1 1st 第4節　vs.FC東京

　本日は明治安田生命J1リーグ第4節vs.FC東京戦。

　ACLの関係でヤマザキナビスコ･柏レイソル戦が無くなり、2週間ぶりの公式戦。


　アウェイながら多くのサポーターがスタジアムに足を運び選手を後押ししてくださいました。


　スターティングメンバーは、右サイドに稲垣選手、中盤に下田選手とプロ2年目を迎えた2選手が名を連ねる。
　J1通算では1勝3分4敗と分が悪いFC東京に対して、2週間意識して取り組んだ「球際の強さ」「切替のスピード」を見せ勝点を奪いたいところ。


　試合は立ち上がりからFC東京の早く激しいプレッシャーに苦しみ押し込まれる展開。
　連続してシュートを打たれる時間が続いた15分、パスミスを拾われロングパスを石川選手に通され失点。その後も攻め込まれる時間が続くが、相手の背後のスペースを使う回数が増えると阿部拓選手の突破、新井選手・下田選手のミドルシュートなどで惜しいシーンを作り出し前半を終える。


　ハーフタイム「もっと激しく、勇気を持って戦え！」と樋口監督に檄を飛ばされたイレブン。
　純粋に「目の前の相手に負けない」「ゴールを目指す」という意識が姿勢となって表れる。
　攻撃においては、盛田選手が前線に入ったことでターゲットが生まれシンプルにボールを入れることで前に人数をかけて攻撃が増えるようになった。
　しかし、同点ゴールを奪えずにいると62分にロングボールの処理から相手にPKを献上してしまう。ゲームを決めてしまうかもしれない状況で放たれた森重選手のPKはポストに直撃し何とかピンチを逃れる。その後は、伊東選手の推進力を活かしながら相手ゴールに迫るもゴールは奪えず敗戦を喫する。


　「チームが点を取れない要因としてパスのクオリティがなかなか上がらないことが挙げられます。つなぎの段階、ビルドアップでイージーなミスが多すぎて突破のところまでボールを運べません。そこまで行けていないチームの現状を認識して、トレーニングでやっていくしかありません。試合は待ってくれませんので、次に来る試合に向けてどこまで準備が出来るのか、チーム一丸となってやりたいです」(樋口監督)

　中3日で迎えるヤマザキナビスコ・松本戦。

　リーグ戦・カップ戦に関わらず「ゴール」を奪うための準備をしていきます。