天皇杯 3回戦 vs.関西学院大学

2014.08.20(水)

試合

本日は、天皇杯3回戦vs.関西学院大学戦。
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リーグ戦から中3日で迎える一戦は、大学生ながら2回戦でヴィッセル神戸を倒し勝ち上がってきた勢いのある関西学院大学。

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鹿島戦から8人が入れ替わったスターティングメンバー。イルファン選手は加入後、公式戦初スタメンとなった。

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試合は、両チームともゆったりとした入り。甲府は、ある程度引いて相手にボールを保持させ、奪ったボールをシンプルに裏を狙っていく。イルファン選手の抜け出しや橋爪選手のクロスから決定機を迎えるも決めきれず。21分にはイルファン選手の突破から獲たPKをクリスティーノ選手が蹴るも相手GKにセーブされるなど、リーグ戦同様にチャンスを決めきれないことで自分達を苦しめることになる。

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直接フリーキック1発に沈んだ前半。ハーフタイムのロッカールーム「このまま終わったら恥ずかしいぞ!後半、最初からフルでやれ!」(城福監督)と激を飛ばし選手達を送り出した。

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後半、山本選手をボランチに入れたことと、システムの変更したことで効果的にボールを動き始める。前半とは違い、明らかに相手ゴールに向かう迫力が増した甲府ではあったが、最後のところで相手の粘りや精度を欠きゴールネットを揺らすことができない。相手陣地でボールを保持しながらも崩し切れないという嫌な流れの中で変化をもたらしたのは交代出場で入った「ベテラン」の2選手だった。盛田選手の「高さ」、石原選手の「攻撃のリズム」が加わったことで運動量の落ちた相手をさらに押し込んでいく。迎えた87分石原選手のクロスにクリスティアーノ選手が合わせ同点、さらに88分には盛田選手のヘディングシュートのこぼれに稲垣選手が反応し逆転ゴール!最後の最後でプロの意地を見せ4回戦へと駒を進める。

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「まずスタジアムに来てくれたサポーターの皆にお詫びしたい。気持ちの入っていないプレーをしたわけではないが、自分たちで難しい試合にしてしまってヤキモキさせてしまったと思います。嫌な展開の中、辛抱強く戦ってくれた選手は次に進むにふさわしい頑張りだったと思うし、本来のポジションではないポジションでやった選手が何人かいて、そんなやりくりの中で選手はよく対応してくれたと思います」

次の公式戦は中2日でホーム中銀スタにガンバ大阪を迎える。

同じ相手に2度負けない。

今日の試合で得た小さな小さな自信と幾つかの課題を修正し勝利を目指す!
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