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【Jリーグ新人研修】甲州リハビリテーショングループ「寿の家」研修
2018.12.08(土)
クラブ
この研修はヴァンフォーレ甲府に加入した新卒選手が毎年行っています。
「入浴介助」
衣服の着脱、入浴の補助を行いました。
利用者さんと同じ目線で話しかけたり、シャワーの水が直接当たらないようにするなど工夫して介助を行うことができました。
太田選手、荒木選手は大学時代の授業で実習を経験したこともあり慣れた様子で活動していました。また、今津選手・入間川選手も積極的にコミュニケーションを図って頑張る姿が印象的でした。
「レクリエーション」
ショートスティの利用者さんとボールを使って体を動かしました。
選手たちはリフティングなどを披露した後、座りながらボールを蹴り利用者さんと楽しみました。ボールに触れる回数が増えていくにつれて、「強く、正確に、遠くに」というような欲が出てきているのが目に見えて分かり、運動能力の維持に効果的な療法なのではと感じました。
「自宅への送迎」
入間川選手はショートステイの利用者さん宅まで車でお見送りに出かけました。
「食事介助」
お年寄りの食事のお手伝いを行いました。
各選手、食べるスピードや好みなどを言葉や表情、動作などを見ながら情報を得て対応を変えていたようです。その辺りは、流石スポーツ選手というような対応でした。
約5時間の研修を終えて、その日の仕事や感想を各選手達。各々思うところがあったようで、あっという間に仕上げていました。
最後にお世話になったスタッフの方々に感想とお礼を伝えました。本当に毎年、貴重な機会を頂き感謝しております。
■太田修介選手
大学時代に授業で介助実習を行ったことがあるが入浴介助は初めての経験でした。利用者さんの表情や動作を良く観ながら対応することが大切だと感じた。
■荒木翔選手
サッカー選手という仕事をしている中で貴重な経験となりました。介護の現場で働く方々は、利用者さんの性格や好みなど見極めながら1人1人違う対応をしており素晴らしかったです。私たちが伺ったことで笑顔になってくれる方もいて、より一層サッカーを頑張らなければと思いました。
■今津佑太選手
自分が思っている以上にお年寄りの方々は不便なことがあることを知りました。だからこそ、介護者・介助者の役割は大切で我々も日頃の生活からお年寄りの目線に立ちながら接することが大切だと感じました。
■入間川景太選手
自分が年を重ねて介助される側の立場になったらという目線で活動しました。どんなことを相手が求めているのか、自分だったらどうやって欲しいかということを考えながら行いましたが一番大切なのはコミュニケーションを図ること、話し方が重要だと感じました。
甲州リハビリテーショングループのみなさまありがとうございました。
みなさまの笑顔でこちらも元気をもらいました。
また来年もよろしくお願いいたします!