宮崎・綾町 2次キャンプ【12日目】

2016.02.12(金)

クラブ

 本日は、宮崎・綾町2次キャンプ12日目。
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 ベガルタ仙台と45分×4本のトレーニングマッチ。

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 小雨が降る中、昨シーズン年間順位14位の仙台との一戦。布陣は、TM.大宮戦から3選手を入れ替え臨んだ。
 1本目は相手にボールを圧倒的に保持されるも昨年同様に粘り強い戦いで与えた決定機は1回のみ。開幕戦に向けて、守備面は十分に計算できるレベルに到達していることを感じさせた。しかし、攻撃面ではマイボールの時間が短く連携した崩しで相手ゴールに迫る場面は数えるほど。守備に力を注ぐ戦いがベースになるが、奪ったボールを前に運ぶために、人・ボールの動きが前になるようなコンビネーションの構築が必要。

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 3本目以降は、比較的マイボールの時間が長く高い位置で崩しのコンビネーションが見られた。12分の河本選手のゴールは、中央左サイドへの展開から森選手が相手の背後にランニングした河本選手にロングパスを通し、ゴールを陥れた。ボールを保持できれば、ゴールを奪うだけの個人の技術・戦術を持った選手たちがいることも示した。

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 3,4本目でも堅守は変わらず。ここでも守備の戦術浸透度の高さを証明した。

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 その後も、粗削りな場面も目立ったが貪欲にゴールに迫るシーンが多かった3,4本目。
 4本目の21分には、盛田選手のパスを二ウソン選手が強引にシュートまで持っていき右足でゴール!キャンプ最後の練習試合で、初の複数得点で勝利することが出来ました。

【試合後 コメント】

■ビリー セレスキー選手
 相手は高い技術を持った選手が多く、コンタクトも強く、あまりチャンスを作ることが出来なかった。個人的には長い時間プレー出来たので自分のコンディションも分かったし、もっと試合を重ねて良くしていきたい。今日はピッチがスリッピーなこともあり、ボールを失いポゼッションやコンビネーションを出せずチャンスをあまり作れなかった。
 クリスとは練習から良い理解を持って連携が出来ている、ゲームでもっと深めていきたい。開幕まで、あと2週間だがその前にもう1試合練習試合もあるので、今日の試合映像などを観て悪かった所を練習で改善して臨んでいきたい。

■福田健介選手
 監督からはボールの落ち着きどころを作ってくれと言われてゲームに臨んだ。ただ、守備の時間が長く、久々の試合さらには右サイドではなく左サイドということもあり、身体の微妙な開き具合やボールの置き所の感覚を合わせるのが難しかった。右サイドだと、それは自然に出来るけど、そういう細かい所を合わせていきたい。
 クリスティアーノが1トップに入って常に見ながらプレーしたが低い位置に来る場面が多かったので、見えていても出さなかった。ただ、結局クリスにボールが入れば勝てるから、もっとパスをつけてあげても良かったかなと思う。
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