「総合球技場(フットボール専用スタジアム)建設を求める署名運動」の最終集計結果

2014.09.12(金)

ニュースリリース

 ヴァンフォーレ甲府は、山梨県サッカー協会、山梨県ラグビーフットボール協会、山梨県アメリカンフットボール協会とともに、総合球技場(フットボール専用スタジアム)建設を山梨県に要望(4月24日)したことに伴い、スタジアム建設を求める署名運動を5月6日の国立競技場でのホームゲームを皮切りに8月末まで118日間行ってきました。

 この間、山梨中銀スタジアムのホームゲームにおける運動や、サポーター、スポンサー、アカデミー組織への働き掛け、Jリーグ各クラブへの呼び掛けなど、われわれが持つさまざまなネットワークを活用し、多くの方に署名への協力を呼び掛けさせていただきました。

 サッカー協会、ラグビーフットボール協会、アメリカンフットボール協会も、傘下の組織を通じた運動や試合会場での呼び掛けなど、それぞれの強みをいかして運動を展開してきました。4団体による街頭署名運動も7月3日に甲府駅で、8月17日に5店舗の流通大型店で行いました。

 その結果、9万5627人もの署名が山梨県内を中心に集まりました。県外のサッカーファン、Jリーグクラブなど全国からも幅広く署名が届きました。本当にありがとうございました。このホームページを通じて、深く御礼申し上げます。

 本日9月12日に、海野一幸会長、輿水順雄社長、佐久間悟GMが、運動を展開した他の3団体代表とともに、横内正明山梨県知事、阿部邦彦山梨県教育長に署名簿を提出しました。代表して県サッカー協会の宮島雅展会長(甲府市長)が「10万人に近い数字の署名が集まった。この数字の重みをくみ取ってほしい」などと述べ、署名簿を横内知事に手渡しました。

 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の村井満チェアマンも多忙の中、駆け付けていただきました。村井チェアマンは、Jリーグ各クラブの専用スタジアム状況を示す資料を説明しながら「地域に支えられているクラブに(フットボール専用)スタジアムができることに意義がある。ヴァンフォーレ甲府に、そうしたスタジアムが実現することは、サッカー界としても悲願。隔週で万単位の人が集まり、周辺がにぎわうことは地方再生にも役立つ。臨場感、にぎわいに加え、防災という観点からもスタジアムは高い機能を持つ施設。その点にも着目してほしい」と専用スタジアムの必要性を強調してくれました。

 これに対して横内知事は「専用スタジアムを求める10万人近い署名を、県としても重く受け止めたい。(2020年の)東京五輪を機に、県の競技施設をどう整備するか検討している。その中で議論していかなければならない。村井チェアマンからも説明してもらい、Jリーグの各チームの状況がよく分かった。次の知事が判断しやすいように、造るとしたら財源はどうか、場所はどうかなど事前の検討をしっかりやっておきたい」と応じました。

 今回の署名提出の模様は、地元の新聞、テレビを通じて山梨県内に広く報道され、総合球技場(フットボール専用スタジアム)建設に向けた関係団体の熱意、署名に応じてくれた一人ひとりの熱い思いが、山梨県内に知れ渡りました。ご協力に心から感謝申し上げます。われわれの夢が結実することを信じて、今後の推移を見守りたいと思います。

2014年9月12日
ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ
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